好きな言葉と聞かれたら
「晴耕雨読」と
「日々是好日」をあげます。
前者はブログのタイトルに使っており、
後者は我が家の床の間で年中鎮座しています。
以前は四季のものを掛けていたが、
ものぐさも手伝って落ち着くこの言葉に居てもらうことにしました。
中国唐時代の雲門文偃(ぶんえん)禅師の言葉で、
弟子たちとの禅問答にある。
改まって言うまでもないが意味は?
「どんな状況であれ、精一杯生きたその日は好日」
勿論いい日もあれば悪い日もあるのが人生です。
悪いことが起きれば落ち込むこともあるが、
要はそれを引きずらないことが大切で、
精いっぱい生きたその日を称え悪ければ、
気を取り直して明日にかけるって意味が好きなところか。
書き方や読み方にも多種あり、
「日日是好日」が正式で「日々是好日」は後年書かれるようになったようです。
読み方には
・にちにちこれこうにち:正しい読み方
・ひびこれこうじつ:日常会話
・ひびこれこうにち:他の読み方
・ひびこれよきひ:他の読み方
いろいろとあるもんですね。
若い頃は気にも留めなかった言葉ですが、
人間長くやっていると言葉の一つ一つに重みを感じます。
ブロ友さんも使っており意を強くしています。
< 日々是好日老いても明日にかける >