晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

朔風払葉

2020-12-01 06:08:28 | 季節のたより
昨夜8時ころ天を仰いだら満月でした。
やや雲がかかって朧月夜気味だったけど、
カメラを向けたら雲がどいてくれました。


いよいよ師走です。
あっという間の十一ヵ月でした。
コロナで始まりいまだ持ってコロナに泣かされています。
締めくくりの月になってくれるだろうか。

季節のカレンダーを見ていたら、
今は七十二候の『朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)』 です。
乾いた風が落葉を散らしていき、
枝だけになった木々が初冬の風情を醸し出しますね。
紅葉の見どころは終わったのかな。 

初時雨 猿も小蓑を 欲しげなり
 松尾芭蕉

斧入れて 香におどろくや 冬木立
 与謝野蕪村

ともかくも あなた任せの 年の暮れ
 小林一茶

私も初冬に拙句
< 朔風でコロナ飛ばしたし満の夜 >

コメント
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