晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

年末のけじめ

2020-12-30 06:18:26 | 人生
今起きたら暗い外はしとしと雨です。
今日あたりから元旦にかけて大寒波襲来と気象予報士が盛んに警告する。
我が家は初詣に出かける風習もないので寝正月となるか。

菩提寺への年末のけじめだけはやらねばと、
お供えを置いてきました。

13年前に父が亡くなった折に寺置き用の位牌も作りました。
以来盆と正月の前にお供えです。

夏は少々のお布施を包むが冬は採れた自然薯を供えます。
檀家に自然薯仲間がいて同じ生ものでは使い切れないと思い、
私は冷凍すりおろしとムカゴです。
もう10年くらいこのスタイルかな。
和尚に直ぐ冷凍庫へ入れてと話して寺を後にしました。

昨日は三河の豊田市からわざわざ自然薯を求めて来られた。
いつもは豊田市内の奥地にある旭町で手に入れているが、
今年はもう無いと言われたので犬山まで探しに来たとのこと。

生産の多さから言えば三河地方が圧倒的だが、
多いがゆえにJAが仕切ってお歳暮メインで売りさばいてしまう。
尾張地方は生産量が少ないが故JAは扱ってくれず、
生産者自ら知恵を絞って売らざるを得ない。
この流れの違いが年末でも在庫が多少なりともあるってことです。

どっちが面白いかって?
そりょあ「小さな農業」の今でしょう。
一気に持ってかれては毎日やることが無くなってしまいます。

< 晦日に薯持ちて参る年けじめ >
コメント
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