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経済学

2012年08月09日 | お話サロン
経済学

経済学は千種(ちぐさ)義人(よしんど)先生である。

このシリーズを書き始めて気が付いた。
卒業アルバムには講義してくださった先生のフルネームが書いてない。
「名」がなく、科目と「姓+先生or講師」だけである。
だから、心に残った先生はフルネームを覚えているが、そうでない先生は姓しか分からない。
千種先生は名まで覚えていた。




先生は、当時、慶応義塾大学経済学部教授、50歳前後。今いらっしゃれば百歳超え。
ケインズ経済学の権威である。すごい先生である。
しかし、今思い返して、何を聞いたのだろうか? 細部は思い出せない。

リーマンショック
ユーロ危機
ライボー(LIBPR)を巡る経済への信用性のゆらぎ
いずれも経済社会のつい最近の出来事、
否!日常生活に直結した事件である。

講義を受けてから50年を経た現今の社会における経済活動は、
どの国でも、どの企業でも、どの人種でも、どの民族グループでも、またどのような個人でも、
相互にそれぞれの境界を乗り越えて、他へ入り込み、他から入り込まれる、環境である。
大きなおおきな境界のない世界になった。
或る日、世界中が一斉に新大陸へ引っ越し、
「新しい環境に早く馴染み使いこなした者が勝ち」のルールになってしまった。

鵜の目、鷹の目のどん欲は、飛んでもないところへ入り込み利益を貪る。
逆に、ひっそりと暮らしていたつもりが、
全く無関係と思われた事象から
小さな企業やしがない個人が
とてつもない甚大な影響を受けている現実。

もっと経済学の授業に力を入れて学べばよかった、と後悔してももう遅い!

今の経済学の基礎ってどんなことを説いているのだろう。
このクソッ暑い中ではあるが「新・資本論」を読み始めた。



インターネットには千種先生を取り囲む相関図なるモノが出来上がっている。
(URLを末尾に掲載します。参照ください。)
これによると先生と直接直線で結ばれているのが「ケインズ」。
まー、これは別格として
「小泉信三」「中山伊知郎」「加藤寛」「気賀健三」などなどすごい人脈である。
これらを通じて「竹中平蔵」「渡部昇一」などのお馴染みの顔も見える。

                           以上


http://spysee.jp/千種義人/1229041/network/


2012.08.09 米田書き込み

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