傘 寿
前回(2015.03.09)、80歳の大台が目前に迫ることにマイナスな気持ちが働くこ
とを書いた。
「もうすぐ八十・・・」を意識することが多くなったと。
そんな思いの時に、新聞の投書に次の一文を見付けた。
投書氏は40歳の主婦、我々から見れば眩しいほどに若い子育て中の主婦。
現代っ子らしく友人とメールで40歳の大台に乗る心境を交信している様子が紹介
されていた。
投書氏曰く
「ひな祭り 四十歳まで あと七日」
ご本人は憂いの句と自称している。
これに対する返信(返句)が愉快である。
後輩氏曰く「すぐ追い付きます」
神戸の友人曰く「まだまだいけるで~」
東京の友人曰く「大丈夫! なってしまえば 変わりません!」
この句を受けて40歳のラインの向こうが春色に代わり「同級生よりものんびり
と誕生日を迎えられる3月に産んでくれた母に感謝しつつ40歳になった。笑っ
て。」と結んであった。
2015.03.14朝日新聞朝刊から引用
七技会の会員諸氏は傘寿を祝う年頃である。
振り返れば大台との取り組みは、20歳の成人式に始まった。厄年と言われて年
齢を意識し、古希を「koki」と書いて誤魔化し、喜寿は「まだまだ」と乗り越
えた。
さて次の大台は「傘寿」、数え年でやるらしいから今年である。
上記に習って次の句を用意することにした。
「七夕や 八十歳まで あと十日」
傘寿を迎えても変わらず元気に前向きに頑張りましょう。
だけど今は平成、年齢は満年齢の時代。本当は現時点「未だ78歳」です。
2015.03.24 米田書き込み
次回更新は4月9日の予定です。
以下は、七技会の意思とは無関係に入って来るコマーシャルです。