七技会のひろば

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近況・陶芸のこと

2013年06月27日 | お話サロン
        「近況・陶芸のこと」

                                友野

陶芸を始めて10数年になります。
初めは日本伝統工芸に所属する先生について8年くらい上野の教室に通いましたが、
近年膝を痛めて急な立ち居振る舞いが思うようにできず、
窯入れや窯出しの時に悪さをしてほかの人に迷惑をかけることにならないかと危惧しながらやっていました。
ちょうどその頃先生の補助をている人から”気楽に陶芸を楽しんでいるグループを紹介するけどどうか”との紹介を受け、
今はその会に入って陶芸を続けています。

その教室がチョッとユニークなところなので紹介いたします。

場所は大井町です。

会員  男3名  女4名
先生  なし
月謝  なし
費用  月2.000円(そのほか作品の重量に比例した窯の使用料)
教室  毎週金曜日(AM&PM)

当然のことながら会は自主運営です。
朝、陶芸の準備。これは教室に近いご夫妻が早めに来てやってくれます。
窯入れや窯出しもご主人が主体でやってくれます。
年間のスケジュールを立てそれに基づいて月の予定を立て、釉をかける日をいつにするとか、
どんな材料をどれだけ購入するとかなども自分たちで決めてやる大変自由気ままな会です。
反面会員それぞれの気持ちの溶け合い相互の協調とか和とかが非常に重要なことになります。

これを見事にやってのけるのが女性群です。
それができるわけは”お喋り”にあるようです。
教室の初めから終わりまでしゃべりづくめ、陶芸に来るのかおしゃべりに来るのか、
どう考えてもおしゃべりに来ているようです。
”家にいてもつまらない、ああ今日はすっとした”なんて言いながら帰って行きます。
話題は亭主の棚卸、姑の棚卸、その他もろもろの棚卸で話題が尽きることがありません。
男はたまに求められて相槌を打つ程度です。

どうゆうふうに作っていいかわからなくなったときには
”ねえねえこれどうするの”と寄ってきて応援を求める。
それが済めばすぐさまお喋り。
亭主のことでは相当辛辣なことをズケズケ話しています。
どんなことかって、具体的なことはまた別の機会といたしましょう。
こんなお喋りの渦の中にいますが、でも聞いていてなかなか参考になることがあります。
介護士をやっている人の話などは”いつかわが身”と思うことが沢山ありとても参考になります。
話を聞いていて改めて男と女の違いを感じます。
女性の話題は自分が体験したこととか今の自分の周りで起きていることが中心で実例、実体験に基ずく話なので説得力がありそれなりの効用があります。
男はというと、やれ政治が悪いの、世の中が悪いのと、いくら息巻いてもどうにもならないことを酒の勢いなどを借りて喋りまくる。
役に立たない生産性のない話をしているわけですから、こりゃどうみても女性群のほうが分がいいように思います。

そのグループが四国旅行をするというので家内も引き込んで参加することにしました。
先にお話しした”先生の補助”をしている人が松山で個展(油&水彩)を開くというので押しかけようというわけです。
きっと楽しい旅行になると思います。

もちろん以上内容はこのメンバーだけの話ですが世の中これに近いようなことではないだろうかと思っております。




2013.06.27 友野書き込み

Tさんの奥さま、おめでとうございます。

2013年06月24日 | お話サロン
Tさんの奥さま、おめでとうございます。

会員の「Tさん」からメールをもらいました。
奥さまが全国屈指の画壇の絵画展で「理事長賞を受賞した」とのお披露目でした。
追い掛けて郵便でその絵画展の「招待状」もいただきました。

絵画展は「日本自由画壇」の「公募展」、場所は「国立新美術館」。
やや梅雨空ではありましたがさっそく見に行きました。

東京・六本木の一角を占めるやさしい曲線美の「国立新美術館」
初めてです。
立派な建物でした。





ストレートにお目当ての会場に向かいました。
日頃ローカルな地方自治体の公設ギャラリーにしか馴染みのない身には、
天井の高さ、照明の明るさ・均一度、全く違う世界が広がっています。

さて、お目当ての作品展、2階展示場の大きな一角を占め、
500点に近い大型作品が整然と並んでいました。

主催団体は超一流の
「水墨画の精神・伝統を踏まえた現代水墨・墨彩画の探求を標榜する画壇」であり、
集うは「和紙に墨を主として描き、彩色を従とした自由作品」
言い換えれば、老練・新鋭の作家が新しい日本画を競う場と言えましょう。

私自身は絵心に乏しく日常絵を見ることの少ない生活故、
国立新美術館の優美な建物を見る興味 1/4、
招待状への義理 1/4、
どんな絵を描くとグランプリになれるのかな? の興味 1/4、
日本画とはなんだろう? 1/4、
で出掛けて来たのが本心。

ところがどっこい!
会場はとてつもなく広く、14のブロックに区画され、
大は畳二枚大、小さくても新聞紙大の作品が整然と並び、迫力に圧倒されました。
大いに勉強になりました。

初めは目指す作品を求めて歩き出したが、
所々で作品の放射に足止めを喰らい魅入り、結構な時間を費やしました。
作品の中味は幅広く、
これぞ水墨画! あれーこれ日本画?
仏様あり 子供あり、
広大な風景あり、さらには劇画風、・・・ 
要するになんでもありでした。

次から次へといろいろな作品を眺めながらの末に目的の作品を見付けました。
Tさんの奥さまの作品は「フランスの街の散歩の思い出(これは私の感想です)」
を画いた秀作でした。

余り華やかとは言えない印象を醸すいかにも外国の裏街、
石壁の建物に挟まれた石畳の街路を散歩するお二人(多分作者とそのご主人Tさん)を、
力強く、渋いながらも色彩豊かに描かれた風景画。
さすがグランプリとも言える栄誉に輝く作品だけに他を圧していました。
(お隣も何かの賞をいただいた作品でしたが大きく凌駕しています。)

一流の日本画の作品群を見る機会を与えてくださったTさんと奥さま
ありがとうございました。
お礼とともにお祝いを申し上げます。

Tさんの奥さま、おめでとうございます。

また、Tさんにもお祝いを申し上げます。
Tさん、さぞや内助の功を発揮なさったことでしょう。
おめでとうございます。



帰り際に出口で作品の絵はがきを販売していたので、
「理事長賞の作品の絵はがき、ありますか?」と聞いたら
「用意していません」とつれない返事。
そのため、このブログに作品を掲載できませんでした。
悪しからずご理解ください。



ここまで書いてふと思いました。
私自身、家内への「内助の功」よりも、
「介護の労」を掛けないように日常生活を過ごす義務が優先する、と。

こう考えたのは、昨日の朝早々に、会員のOさんから電話が掛かってきて
「身体の調子が悪いよ!」
「誰だってそうさ、大なり小なりどこかに不都合不具合があるさ」
「梅雨が明けたら美味しいモノを食べようや」
「冷たいビールもね!」
と話したばかりだったからかも、多分。
ずっと以前からの「成田山へ一緒に行く」約束があります。
梅雨明けの楽しみです。


2013.06.24 米田書き込み

やっぱり静岡だよね

2013年06月09日 | お話サロン
今、「七技懇親会」は静岡県静岡市で開催する準備が進行しています。
(2013.04.09「七技懇親会の予告」参照)

今年を含めて全国大会を開催した都道府県を数えてみると、
静岡県:6回、
神奈川県:4回、
千葉県:2回、
東京都、京都府、愛知県、石川県、和歌山県、岐阜県、群馬県がそれぞれ1回、
計19回となります。

開催の年代により会員の所在に偏りがあるので、
一概に言えないことを承知の上で敢えて数えてみました。

前々回の「何故群れる」で会員の所在を都道府県別にカウントしたが
それを再度並べてみます。

千葉県:9人、
埼玉県、愛知県:各7人、
神奈川県:6人、
大阪府、岐阜県、東京都:各3人、
栃木県、茨城県、熊本県、福岡県、静岡県、北海道:各2人、
石川県、滋賀県、愛媛県、岡山県、三重県:各1人。

さて、こんな分布ではどこで全国大会を開催するのがいいのでしょうか?

やはりみんなが集まりやすい土地でやるのが一番。
となると会員の誰にとってもアクセスがいい場所。

この「誰からもアクセスがいい場所」の「いい」とは「何がいい」のでしょうか?

ずーっと以前は「足腰がしっかりしていた上に交通費は割り勘」
となればその場所までの所要時間の合計の最小化が合理的な課題でした。

さて、今は?

会員の住まいは各々が自分の責任で選んで住んでいるのだからとの暴論の下で
いっそのこと「日本のど真ん中」としたらどうなるかと考えてみました。

「日本のど真ん中」を調べてみました。

「距離」的には「北海道、本州、四国、九州」を囲い込む円の中心点、
それは群馬県渋川市。
ここには坂上田村麻呂が東征の帰途に
「日本の臍石(へそいし)」と定めたと伝えられる「臍石」があるそうです。

「国土の重心」は、国土地理院によれば石川県珠洲市の禄剛崎(能登半島の最北端)
だそうである。

「人口の重心」では、岐阜県関市と言われています。

その他、自称他称では、

「日本のへそ公園」のある兵庫県西脇市。

「日本まんなか共和国」を唱えるの福井県、滋賀県、三重県、岐阜県の4県連合。

「日本ど真ん中祭り」を催す愛知県。

また、普通に「日本の真ん中は?」と質問するともっとも多い答えが
長野県なのだそうです(ただしこれの出典、真偽の程は不明です。)。

今、列挙した「日本のど真ん中」の所在する府県在住の会員を確認してみました。

群馬県:0
石川県:中本さん
岐阜県:岡本さん 小川さん 奥村さん、
福井県:0
滋賀県:永野さん
三重県:畔柳さん
愛知県:小関さん 近藤(隆)さん 松原さん 丸山さん 八木さん 横井さん 渡辺(勝)さん
長野県:0

それでは、後期昭和の電電的地理感覚の日本のど真ん中はどこでしょうか?
やっぱり、なんとな~く東名阪ルートのどこかに落ち着くんだろうなー。
余程の冒険をしない限りは・・・。

だから今年11月の「静岡」はいい線いってんだー。そうだよね!

でも、今年の次の「七技懇親会」は「日本のど真ん中」に拘らないで
最北端、最西端、最南端、或いはいっそのこと遠く沖縄などと
冒険的な企画をやってくださる勇気ある幹事さんが現れることを期待しましょう。

今年11月14日の「静岡」七技懇親会の席で
「地方開催を旗印とする幹事候補」の名乗り上げる会員の出現を期待しましょう。
お願いしますー!

                            以上

            ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
            ~                         ~
            ~ 私設コマーシャル                ~
            ~                         ~
            ~ 11月14、15日は「七技懇親会」の日です。  ~
            ~       吉田さんと柚木さんが準備してまーす ~
            ~                         ~
            ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~



2013.06.09 米田書き込み