七技会のひろば

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更新:毎月9日と24日が努力目標

七技会の熊本大震災

2016年04月24日 | お話サロン

            七技会の熊本大震災

 「震度7の観測は史上5例目、同一地域を震源とする一連の地震で震度7が
複数回観測したのは初めて」と言わしめた「平成28年熊本地震」

 4月14日に最初の震度7が発生してから既に十日が過ぎてもまだ熊本県大
分県は揺れ続けている。
 さすがにテレビは通常の番組の合間合間に地震情報を流すようになったが、
被災地のニュースには気が滅入る。

 今回の地震で七技会の会員諸氏は大丈夫だったのか?と名簿を引っ張り出し
たら、九州地区は、碇さん、桑原さんと田中さんの三人(田崎さんは既にお亡
くなりになった。)。
 住所録では九州に土地勘がないのでそれぞれ被災かどうか見当が付かない。
 電話することを考えたが、日頃の付き合いの程度を思うと躊躇する。被災な
さっているなら多分大忙しの真っ最中、猫の手も借りたい心地のおりに「どう
なさいましたか?」は間の抜けた迷惑な話。
 よって取り敢えずハガキにした(4月16日投函)。



 このハガキに対して4月18日午後、田中さんから「無事ではあるが地震警報
の度にびくびくしている」との返信をいただいた。

 他の方はどうしたのか?
 碇さんについては、田中さんより北の方にお住まいだから田中さんが大丈夫
なのだから大丈夫だろうと勝手に解釈。

 問題は桑原さん。
 合志市にお住まいである。テレビには「合志市」の地名がめったに出て来な
いので「多分たぶん」と思うことにして日を過ごしたが、地図を丹念にみると
「熊本城から北北東に約15キロ」であることに驚いた。
 では、と被害速報をいろいろ探してみると次のことが分かった。
 1 合志市は、14日は震度5強、16日は震度6強、と大きく揺れた。
 2 合志市須屋には避難所が9箇所設けられている。

 ここまで分かったので思い切って電話してみた(23日12時15分)。
 応答してくださったのはご本人。
 お話しの内容は以下のとおり。
 1 家は大丈夫だったのでそのまま居住しているが、家具や仏壇が倒れてガ
  ラスや陶器の破片が床に散乱、危険が一杯。
 2 ご家族はご夫婦の二人住まい。
 3 電気は回復したが、水道は濁った水は出るが飲めない。
 4 揺れる度に家から飛び出ている。
 5 近所のお店にはほとんど品物がない。
 6 今はなんとかやっているしこれからもやってゆかねばならない。
等々を約7分間話が出来ました。

 以上が七技会の九州在住者について現時点分かっている情報です。

 さて、これから何が出来るか!考えよう。
                            以上





2016.04.23 米田書き込み






次回更新は5月9日の予定ですが臨時に何か書くかも知れません。






以下は、七技会の意思とは無関係に入って来るコマーシャルです。





夏みかんの皮のお菓子を作る

2016年04月09日 | お話サロン
     夏みかんの皮のお菓子を作る


 先日、七技会会員のMaさんから夏みかんをどっさりいただいた。




 庭のない我が家にとって夏みかんは貴重品である。昔は酸っぱさに顔を歪
めて食べたが今はそのままでは食べない。にもかかわらず運賃を掛けて送っ
てくださったのは、夏みかんの皮を使ったお菓子「オレンジピール風のお菓
子(以下、単に「オレンジピール風」という)」を作るがためである。
 オレンジピール風を作るについての手ほどきしてくださったのはMaさんの
奥さま。すなわち奥さまは私の先生である。
 話は、2008年の春に始まる。
 七技会会員数人が新橋の居酒屋に集まった時、何かの都合で奥さまがご一
緒下さり、その時の下され物が「夏みかんのマーマレード」だった(ように
思う。)。
 この時、それが手作りと伺って酒の肴に作り方をお尋ねした。後日丁寧な
レシピを書いて下さった。
 早速、近所の八百屋で夏みかんの代わりに甘夏を買ってマーマレードを作
ってみた。我が家は甘い味が好きなので特別に甘いマーマレードが出来た。

 その時はいただいたレシピに「皮を煮詰めて乾燥させるとオレンジピール
風になる」と書かれてはいたが、特段の興味を持つことなく見過ごしていた。

 それがここへ来て急に気になったのは、去年(2015年)の春、前記と同じ
メンバーで「江戸の下町を歩く」と題したお散歩会のおり、Maさんがおやつ
としてオレンジピール風を持参。それが奥さまの手作りと聞いたのが我が家
でオレンジピール風作りが始まるきっかけだった。


 手作りでこの食感この味が出来るならやってみようと材料探しを始めた。
 しかし、その時は既に夏みかんの時期は終わっていて、今年になってしま
ったというわけである。

 話を戻して、送っていただいた夏みかんは、段ボール箱に一杯、20数個
は入っている。取り敢えず4個を取り出し、レシピ通りに作業を進める。皮
をむいて実と分離。実の中の種を取り除いてざくざくと切り刻んで・・・。
レシピ通りに砂糖を加えて煮詰めてマーマレードの出来上がり。




 問題は、オレンジピール風。
 事前に(夏みかんがまだ丸いうちに)ピーラーで皮の表面の黄色い部分を
うすく削り取った皮を短冊状に切り、ゆでこぼす(茹で零す)こと3回。次
に砂糖の溶かした煮汁で煮詰めて水分を飛ばして乾燥させ、グラニュー糖を
まぶして出来上がり。半透明のお菓子「オレンジピール風」の完成である。





 こう書くと難しそうだが、やってみてコツを掴むと後は出来上がりを楽しみ
にしながらの根気仕事。ちょっと気を抜くと焦げる。
 皆さんに賞味していただくことは出来ませんが、せめて写真で想像してくだ
さい。

 以上の様な「お菓子作り」を前の晩から仕込んでの一日仕事で作っていると
横で女房殿がつぶやいた。

「お菓子を作りよりも毎日の食事作りに目覚めてくれればいいのにね!」

 成る程、そう言う考えもあり得るかー。
                           以上


追記:
 MaさんとMaさんの奥さまへ
 先日は、たくさんの夏みかんありがとうございました。
 上記のとおり慣れない台所に入りマーマレードとオレンジピール風を作って
います。
 しかし、まだ、これぞ!我が製品との域に達しませんのでご試食いただく段
階ではありません。もう二三回作ってからの最終ロットをご試食いただくつも
りです。多分20日過ぎになると思います。
 それまで、もうしばらくお待ちください。
                           以上






2016.04.09 米田書き込み





次回更新は24日の予定です。






以下は、七技会の意思とは無関係に入って来るコマーシャルです。