七技会のひろば

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更新:毎月9日と24日が努力目標

薬の名前

2021年06月24日 | お話サロン

                  薬 の 名 前

 

  「忘却とは忘れ去ることなり」なんて優雅な話ではありません。何か一つ物

 忘れやポカをやらかさない日は無い毎日。そろそろ連れ合いから「なーんか最

 近呆けて来たんじゃ無いの?」と言われるんじゃないか、と気にしています。

  典型的な話が手書きの漢字。分かっているんだけれども書いて怪しい時はス

 マホのメモアプリを使って確認しています。その痕跡がこれ!

            

 

  ところで「物忘れ」=「認知症」の等式が成立しないことを知りつつも認知

 症はコワイです。そんなところへテレビや新聞に認知症の治療薬と言うことで、

 アメリカでアルツハイマー病の「認知機能の低下を長期間抑制する効果がある」

 と薬剤管理当局から承認された、とのニュースが流れて来ました(6月9日)。

 根本治療ではないが、それへの第一歩として期待されているらしい。

 

  その薬の名前は「アデュカヌマブ」

 なんとも舌を噛みそうな、舌が回らない、言い難い名前です。

 でも、名前よりも1年間の薬代がなんと約610万円と目玉が飛び出るお値段

 には驚きですやっぱりおちおち物忘れやポカ三昧は出来やしない!と落ち込

 んでいら、元気が出そうな話が目に入りました。大阪府の川上由起さんの川

 柳です。

 

      アデュカヌマブ ソラで言えれば大丈夫 

                       大阪府の川上由起さん

 

  

 

  これで大丈夫ならそんないいことはない!是非そうありたい、との一念で

 命に憶えました。アデュカヌマブ、アデュカヌマブ、アデュカヌマブ、・・・。

 舌を噛まぬように、舌がよく回るように、と呪文の如く何度も何度も何度も繰

 り返ました。さぁーもう大丈夫です。

 

 では、テストです。

  Q:認知症の新しい薬の名前は?

  A:ハイ!「アデュカヌマブ」でぇーす!」

 

 うぅーん、これで本当に大丈夫かなぁー?

 

                                以上

 

 

 

 2021.06.24 米田書き込み

 

 

 

 

 次回更新は7月9日の予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


波多野さんのエッセイ集第2弾

2021年06月09日 | お話サロン

       波多野さんのエッセイ集第2弾

 

  波多野さんがこの五月、エッセイ集の第2弾を出版なさいました。

  先のは「海外に生く〜海外世界を夢見た電気通信技術者の回想〜」でしたが、

 今回は「記憶の旅路 —電気通信技術者世界を行く— 」です。内容については、

 下手な説明をするより専門家が作った本の帯(通称:腰巻き)を引用した方が

 適切な説明になるのでそうさせていただきます。

 

  曰く「半世紀にわたり世界各国の電気通信インフラの建設のために生きてき

 た著者の記憶 — 日本での幼少期や青春時代、家族の記憶、死生観まで語り尽

 くす74のエピソード」

 

  

  

 

  なお、今回は、友野さんが挿絵を提供なさったと伺っています。

    

           

 

  また、芥川賞作家である「石井遊佳」さんが「解説に代えて」と題して一文

 を寄せていらっしゃいますから内容への期待が伺えます。

 

  既に全国主要書店に配本されていますので、実物を手に取ってご覧になって

 は如何でしょうか。

 

 

                           2021.06.09 米田記す

 

   

   蛇足:  全国の主要書店に配本されているとは言え、皆さんのご近所の本屋さん

       に並ん居ない場合もあり得ます。取り寄せ注文時の利便のため奥付を

       を表示しておきます。ご利用下さい。

          

 

 

 

 

 

 

 

2021.06.09 米田書き込み

 

 

 

 

次回更新は6月24日の予定です。