吉田さんから9月15日投稿いただきました。
「月」雑感
長く暑い残暑でしたが、季節は確実に秋、あと一週間で仲秋の名月(9月30日)です。
私は、俳句はあまりやりませんが、「歳時記」は日本が生んだ名著中の名著だと思っています。
月一つとっても、月の出が毎日30分程度づつ遅くなることだけの変化をも
先人たちは みずみずしい感性で受け止めていることがわかります。
・ 十五夜ーーーー 「名月」「望月」「今日の月」「月今宵」「芋名月」などなど
名前が付けられています。
・ 十六夜ーーーー 「いざよい」といい
月の出が 少し遅くなるので
それを いまかいまかと待つ人の気持ちを現した言葉です。
・ 十七夜ーーーー 「立待月」といい
門辺で 逍遥をしつつ待つ人と 月の風情。
・ 十八夜ーーーー 「居待月」といい
月の出は、更に遅くなり縁側に坐って月を待つ風情。
・ 十九夜ーーーー 「寝待月」といい
少し疲れて 横になりながら月の出を待つ。
・ 二十夜ーーーー 「更待月」といい
月の出は、21時頃となり、当時の田園では
寝静まった家が多い時刻となります。
・ 二十三夜ーーー 「真夜中の月」といい
月の出は、23時を 過ぎるので この名で呼ばれました。
秋は もうすぐ 目の前です。
長い暑さの反動 お互いに体調管理に気を付けましょう。
吉田英一
「月」雑感
長く暑い残暑でしたが、季節は確実に秋、あと一週間で仲秋の名月(9月30日)です。
私は、俳句はあまりやりませんが、「歳時記」は日本が生んだ名著中の名著だと思っています。
月一つとっても、月の出が毎日30分程度づつ遅くなることだけの変化をも
先人たちは みずみずしい感性で受け止めていることがわかります。
・ 十五夜ーーーー 「名月」「望月」「今日の月」「月今宵」「芋名月」などなど
名前が付けられています。
・ 十六夜ーーーー 「いざよい」といい
月の出が 少し遅くなるので
それを いまかいまかと待つ人の気持ちを現した言葉です。
・ 十七夜ーーーー 「立待月」といい
門辺で 逍遥をしつつ待つ人と 月の風情。
・ 十八夜ーーーー 「居待月」といい
月の出は、更に遅くなり縁側に坐って月を待つ風情。
・ 十九夜ーーーー 「寝待月」といい
少し疲れて 横になりながら月の出を待つ。
・ 二十夜ーーーー 「更待月」といい
月の出は、21時頃となり、当時の田園では
寝静まった家が多い時刻となります。
・ 二十三夜ーーー 「真夜中の月」といい
月の出は、23時を 過ぎるので この名で呼ばれました。
秋は もうすぐ 目の前です。
長い暑さの反動 お互いに体調管理に気を付けましょう。
吉田英一