七技会のひろば

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更新:毎月9日と24日が努力目標

年賀状 その2

2014年01月24日 | お話サロン
年賀状 その2


年が明けて年賀状をたくさんいただきました。
そのほとんどが、お年玉くじ付きです。

昔は随分たくさんの種類のお年玉(賞品)が並んでいたように思います。
古くは、ミシン、純毛洋服地、折りたたみ自転車、電気洗濯機、液晶テレビ、
電子辞書、デジカメ、等々。

ずーっと以前からのことを思い起こすと、中央学園の訓練研究室の係長の時、
次席の係員に送った年賀状が1等賞を射止め、賞品はテレビだった。そのお礼
にとウイスキーを1本もらった。(彼はもうこの世にいない。)
また、息子がデジカメを当てたことがあります。
この様に賞品に記憶があるのは、当時はそれなりに結構豪華な賞品が並んでい
たからでしょうか。

話を現在に戻します。
お年玉くじの抽選が1月19日行われました。
1等(現金1万円)     10万本に1本
2等(ふるさと小包)    1万本に1本
3等(お年玉切手シート)  100本に1本
従前に比較するとさみしい賞品の並びです。

それでもテレビの当たりくじ発表をメモに書き留めて、調べてみました。
我が家に届いた年賀状は、213枚。
当たりが4本でした。全部、お年玉切手シート。
4シートで、(50円+80円)×4シート=520円也。

残念ながら、七技会の方々からの年賀状は皆外れでした。
お年玉くじは当たる方がいいのか、当たらない方がいいのか?
同じ当たるなら「ロト6」でお願いしたい。「ノロ」はゴメンです。




2014.01.09  米田書き込み






年賀状(手書き文字への憧れ)

2014年01月09日 | お話サロン
年賀状(手書き文字への憧れ)



 今年もたくさんの年賀状をいただいた。毎月お会いしている人、或いはたぶ
んもうお会いすることがないだろうなーと思う人、それぞれから心をこもった
作品をいただく。
 これを眺めて柄にもなく若干の反省をした。

 手許に残っているかって自分が送った年賀状は、昭和45年以降のものだが、
「お店印刷」に始まり「プリントゴッコ」、「インクジェットプリンター」へ
と作製手段が変遷している。今年はデジカメ+パソコンの機械の力を借りた機
械の文字と写真の組み合わせである。心の見えないこと甚だしい。

 これに比べて、いただいたものには、「全部が手書き」のものから「一行の
手書き文字が添えられた」もの等々、ほんのりと暖かさが滲む。(もちろん全
部機械文字のものの方が多いのは事実である。)

 その手書き文字も、七技会の方々に限って見ると、表も裏も全部を手書きし
てくださった最たる人は、毎年そうである松沢さんと今年一念発起した大久保
さんとである。

 松沢さんは、その体格に似ず飄々とした簡潔な文章をちょっと崩した万年筆
の手慣れた文字の横書き。
 大久保さんは、四苦八苦している様が目に浮かぶやや乱れた縦書き。
 いずれも言わんとするところが明瞭な文章であり文字である。

 それに比べて自分のはあまりにも杓子定規な内容、味も素っ気もない。では
どうするか? 少なくも機械文字を手書きの文字に代えよう。自分の手で書こ
う、通信面だけでも。

 しかしである。最近文字が書けなくなったことを痛感している。大きな字は
ともかく小さな字が書けない。日記やスケジュール帳にそれが如実に表れてい
る。汚い字の行列である。縦棒、横棒、曲がり角、具体的には永字八法のどれ
かが傾いたり震えてびごびごになったりしている。
 要するに、気持ちと手の動きとの不一致や指先の震えに災いされた字になっ
てしまうのである。

 これを克服しようと万年筆を使って字の練習を続けている。方法は、新聞に
毎週掲載される「俳壇」「歌壇」を書き写す。毎週、俳句40句、短歌40首
を選んで掲載されるので、これをノートに書き写す。文字数にして約二千字。
文字数だけ言うと少ないようだが、自分的にはまあまあの量である。

 結論は、「来年の年賀状の通信面は、パソコンの機械文字を使わず自分の書
いた字を使って構成する」ようにしたいなー。手書き文字への憧れ願望である。

 今年の正月の願い事:「いつまでも文字が書ける心身でありますように」




2014.01.09  米田書き込み

追補:
 上記は、書道、絵画、版画、イラスト、写真等々の技術を駆使して作られた年賀状を否定するものでは
ありません。単なる個人的な手書き文字への憧れを述べたものです。