七技会のひろば

投稿、ご意見及び情報は米田へどうぞ
更新:毎月9日と24日が努力目標

外部は高等部をどうみていたか

2011年11月24日 | お話サロン

「七技会のひろば」を「逓信同窓会のホームページ(HP)」の中へ移すことを考えながら、
あちこちを拾い読みしていたら、
「逓信講習所・逓信官吏練習所に関する歴史的研究(愛知教育大学:三上敦史准教授)」なる論文があった。
その中に官練等についておもしろい評価の表現があった。
以下に引用してみる。

曰く
(官練等は)「貧者の中等・高等教育」という側面を持っている。
中等学校への進学者は最も多い時期でも三割程度にすぎず、
その三割と残余の七割を分けた決定的な差は、
学力よりも
むしろ家計状況であった。
その七割に属し、学力優秀な者を採用して教育を与え、
事業の中軸に据える意図は明確であり、
官費であることによってそれは実効性を持った。」

我々高等部に当てはめるならば「中等学校」を「高校・大学」と読み替えることになるだろう。

奇しくも「七技会のこれから」を検討するにあたり、我々が高等部をどう評価すべきかを考えた。
それを裏付ける外部からの見方であると言っていいと思う。

しかし、あからさまに貧者の云々と言われるといい気持ちがしないのも事実である。

皆さんはいかが?


2011.11.24 米田書き込み


最新の画像もっと見る

コメントを投稿