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67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

夏休み初日は雷雨となりました(涙)

2009-07-21 05:52:57 | Weblog


 子供達にとっては待ってましたの夏休み。親にとっては「ついに来たか!」って感じです。7/20やっと休みが取れて,朝からひどい曇天です。ソワソワする子供達を連れて,四万十川天満宮キャンプ場にデイキャンプに出かけたのですが、大野見村に入るや否や雨がポツポツ,キャンプ場に付いた頃には土砂降り,空は真っ暗。さすがに諦めて帰って来ました。買える道すがら,次男坊のKは涙が止まりません。須崎市内に帰ってくると雷がゴロゴロとなってました。

 昼飯を自宅で食べてから,どうしても川に入りたいという次男坊Kの要請に負けて新荘川(かわうそ公園)に行きました。天気は小雨~曇り。川の中には靄(もや)が立ちこめています。気温も低く,ちょっと入ってるとすぐ寒くなって来ます。それでも1時間も泳いで満足したのか帰って来ました。



 朝から足は66bug、信頼性は抜群です。雨のワーゲンと芝生がいい感じでしょ!

鍵盤ジャケットの代表的一枚

2009-07-20 04:36:15 | jazz & vocal
Monk In Italy/Thelonious Monk
(Riverside 9443)


 ピアノはジャズを代表する楽器であり、数々の名盤のジャケットを彩って来た物です。ホレスシルバーの10インチ盤のように,直接的に鍵盤を撮影したものもありますし,ソニークラークトリオのようにイラストになってカバーを飾ったモノもありますね。本日は,セロニアス・モンクの鍵盤ジャケの一枚,"Monk In Italy"をアップいたします。何と言っても,ピアノに向かうモンクのサングラスに映った鍵盤を使うアイデアは奇抜で素晴らしいですね。

 録音は1961年,7週間にも及ぶヨーロピアンツアーの最中にミラノで録音されたものです。メンバーは当時のレギュラーカルテット,Thelonious Monk(p), Charlie Rouse(ts), John Ore(b), Frankie Dunlop(ds)です。ライブであり決していい録音とは言えないメンバー紹介,イタリア語のせいか音が遠い感じです。サイドAの"Jackieing"、"Epistrophy"、"Straight, No Cahser", サイドBの"Bemsha Swing", "Rhythm-a-ning"等のオリジナルで聴けるクネクネとうねりながらフレーズを重ねて行くラウズのテナー、強烈でタイトなビートを繰り出すダンロップのドラムが印象的ですね。モンクの不協和音と思われるスタイル,絶妙なタイム感覚はここでも言うことなしです。A-3"Body And Soul"におけるソロ演奏もモンクならではでこのアルバムの白眉と言えるトラックですね。

 所有盤はリバーサイドのステレオ,オルフェウム盤です。眼鏡を使った鍵盤ジャケの代表ですが,以前にアップしたアレックス・カラオのライブ盤にもみられます。果たしてどっちが先なんでしょうね?

こういう魔法瓶もいい感じだ!

2009-07-19 21:31:21 | キャンプ
 Thermosというとアメリカでは魔法瓶、水筒のことをさすようですが元々は商標名なのですよね。1904年、ドイツで生まれた二重構造の魔法瓶の原型は後に商標名をそのまま魔法瓶の英訳にしてしまうほど画期的な物でした。美しいタータンチェックの外観の物が知られていると思いますが、こういったソリッドカラーの物も味があり、アメリカらしさを更に引き立たせるタグがいい感じです。



 このThermos Bottleのタグは少しはがれていてコンプリートな物じゃないですが、このタグのバタ臭さには脱帽ですね。ビンテージなキャンプにも最適ですね。

新宿東口「びざーる」の思い出

2009-07-18 05:19:13 | jazz & vocal
 

 先日、職場の方が「これ。」といって靴箱のような箱を差し出してくれました。中には、若い頃に訪問したジャズ喫茶のマッチが残っていました。今は経費削減なのかマッチを作る飲食店など少なくなってしまいましたよね~。ジャズ批評社が出した『ジャズ日本列島』なる小冊子をカバンに忍ばせて、別便で訪れた知らない土地でお店を探しよく訪問したモノですね。

 中でも懐かしいのが新宿東口にあった「ビザール」です。自分にとっては、東京は単なる中継地でここに居を構えたことはなかったですが、JRの駅に近かったことも有りよく訪問したモノです。通りの喧噪から、地下に入る細い階段を下りて行くと大音量のジャズ空間がそこにはありました。ブルーノートやプレステッジが大音量でかかっていたお店でした。音は、話が出来るレベルじゃないし、ウェイトレスはコーヒーを運んできて「ミルクがいるか?」という質問をジェスチュアで聞いてくる方式には田舎者の管理人は驚いたものでした。このタイミングを逸すると煮詰めたような珈琲をブラックで飲まなくてはならず、緊張の一瞬だったことを思い出します。椅子はバネが壊れている感じで身体は深く沈み込んで行きます。この状態でハードバップジャズに耳を傾ける訳です。新潟までの電車の時間とにらめっこしながらファンキージャズを全身で味わっていた物です。画像がそのマッチです。ここについてはいろんな思い出を持っておられる方も多いでしょうね。

 今はショットバーになているらしく、下戸の自分にはほとんど縁のないお店になっているらしいです。あの時代にタイムスリップしてもう一回あの洞窟のような店のソファに身体を沈めてジャズを聴いてみたい物ですね。



 職場の方から回収したその箱には他にもいくつかジャズ喫茶のマッチが入ってました。京都ブルーノート、渋谷道玄坂ジニアス、熊本ソワレ、高知の老舗アルテック、ごじら等・・・。どれも懐かしい思い出ですね。

夏はマドラスだ!

2009-07-17 00:15:56 | ファッション
 関東甲信越が南四国よりも早く梅雨明けしてしまいましたね。こちらはまた今晩から雨模様の予報です。今日は少しインディアマドラスの話です。夏の定番ですよね。BDシャツ、バミューダショーツ、レインハットなどマドラスチェックはいろんな所に使われていますよね。管理人も、たくさんのマドラスを着用して来ましたが、初夏と晩夏しか着用できないジャケットも大好きなアイテムです。ポロシャツや短パンを合わせてもいいし、コットンパンツに合わせてネクタイを着用してもグッドです。

 昨年、高知大丸のJ-Pressで見かけて衝動買いしたインディアマドラスのジャケットを今日はアップしますね。ブルー系の涼しげなチェックがお気に入りの一品です。高知大丸には小さいサイズしか売っておらず、ショップのAさんにお願いして鳥取大丸から取り寄せていただきました。このジャケットはJ-Press製なので段返りの3つボタン、センターフックベント、パッチポケット、ナチュラルショルダーとオーセンティックなトラッドモデルを踏襲しています。



 とはいうものの何故か、袖口のボタンが3つになっていました。これも気にいらなかったのでAさんにお願いしてオーセンティックな2ボタンに改造していただきました。いつも、このニットタイを合わせるのが定番です。こういうアイテムは流行に左右されず持ってて邪魔になりません。ちょっとカジュアルに行けるようなシチュエーションならベストマッチのアイテムです。さすがに、昨今の盛夏にはきついモノがあるんですけどね・・・。

大御所クインシー・ジョーンズの世界紀行

2009-07-16 06:56:15 | jazz & vocal
Around The World/Quincy Jones
(Mercury PPS2014)


 アメリカのレコード出版業の常套手段の企画が、この"Around The World"ものです。すなわち、各国の代表的な楽曲を取り上げ、あるいはその国の音からインスピアされたオリジナルを交えながら、40分前後の世界旅行を楽しんでしまおうという企画です。最も有名なのは、フランク・シナトラの”カムフライウィズミー”でしょうが、当ブログでは既にトランペットのルビー・ブラフの物ローズマリー・クルーニーとビング・クロスビーのデュオものをアップしています。今回は、作編曲に優れた才能をみせ独自のビッグバンドを率いたクインシージョーンズの世界紀行を聴いてみましょう!

 先ず選曲です。A面は"Hot Sake"(Japan), ”Strike Up The Band"(USA), " Africana"(Africa), "Meadowlands"(Russia), "Rico Vacilon"(Cuba), "Under Paris Skies"(France)、B面は"Mack The Knife"(germany), "Manolete De Espana"(Spain), "Baia"(Brazil), "Come Back to Sorrento"(Italy), "Dear Old Stockholm"(Sweden)の全11曲です。メンバーの詳しい記載はないですが、わかっているメンバーではClark Terry(flh), Benny Bailey(tp), Phil Woods(as), Eric Dixon(ts, fl), Sahib Shihab(bs), Jerome Richardsonfl), Curtis Fuller(tb), Julius Watkins(tuba), Don Elliott(vib), Don Arnone(g), Patti Bowen(p), Stu Martin, Jimmy Crawford(ds), Tito Puente, Potato Valdez, Michael Olatunji(perc)らがクレジットされています。クインシーのアレンジで聴ける”Strike Up The Band"、"Under Paris Skies", "Come Back to Sorrento", "Dear Old Stockholm"等が好トラックだと思いますが、何と言っても楽しいのがジャケットデザインです。地球儀はこういった企画には定番ですし、やはり日本は扇子のイメージなんでしょうね?!中国、朝鮮、日本、どれもアメリカからは同じ印象で捉えられていることがよくわかりますよね。

 所有盤はマーキュリー、ブルーラベルのモノラル盤です。コーティングが聴いたゲイトフォールドカバーがエキゾティックですね~。ところで、このPPSというレコードナンバーはどういったシリーズなんでしょうね?情報があったらご教示いただければ幸いです。

こんなサントラはもう生まれない!

2009-07-15 19:51:32 | jazz & vocal
Ascenseur pour l'echafaud/Miles Davis
(Phiips BT-5315, jp.reissue)


 フランスのヌーベルバーグ、ルイ・マルの映画をみながらサウンドトラックを作って行ったと言う「死刑台のエレベーター」は、白黒の映像とあのストーリーに見事にマッチしたマイルスのこの上ない緊張感を醸し出す音楽とが絶妙に融合した傑作であると思います。恐らく今の時代になっても、ジャズと映像がこれほどまでに調和した作品は見当たらないと思っているのは自分だけでしょうか?本日は死刑台のエレベーターをアップいたします。

 50年代も終ろうとする時期、レギュラーグループとは一味違う演奏を聴かせるのマイルスをサポートするフランスのプレイヤーの出来がこれまた素晴らしく、マイルスのミュート、オープンに絶妙な絡みをみせて行きます。このサイドメンはBarney Wilen(ts), Rene Urtgener(p), Pierre Michelot(b), Kenny Clarke(ds)の面々です。ちょっとジャズを齧った方なら、このメンバーのスゴさは容易に理解できる筈ですが、特にWilen, Michelotの両者の出来は彼らのベストパフォーマンスとも言うべき出来でこのアルバムの価値を一層高めていると思います。個人的には急速超のMichelotのピチカートに絡んで行くまいルスを取ら得たA-3の"Sur l'autoroute"とB-1の"Diner au motel"が最高の演奏と信じています。勿論、ゆっくりしたトラックにもマイルス独自のテンションが生きており、通して聴いても全く疲れない。こんなサウンドトラックは他にはないし、もう生まれないでしょうね。

 所有盤は国内盤、それもフォノグラムが1500円で売り出したいわゆる廉価盤です。でも、ずっとこれ。その後も、いろんなカバーで再発されましたが自分的にはこのカバーが愛着ナンバー1ですね。

Coleman Campstove 425F499

2009-07-14 04:53:05 | キャンプ
 最近、コールマン病が再発と言うか、マイブームです。ピーク1のテント購入もあったし、ブログ仲間のkubottchiさんが先日の東京遠征にコールマン松戸アウトレットを案内してくれたことも有ります。更には、ここで氏が購入された現行品の425のツーバーナーに刺激されてしまいました。

 うちのキャンプでのメイン2バーナーは、定番413ですが、かなり使い込んでコンディションはミントとは言えません。実用的には全く問題なく信頼できるアイテムです。これを売りに出して、本日アップのNOS425をメインバーナーで使用すれば、個人的なキャンプ道具のコンパクト化につながるのではと思っています。コンパクト化だけならシングルバーナーでしょうが、やはり風対策、火力の問題など実際クッキングには使い物にならないので2バーナーが必須です。

 425自体は古くからの定番モデルで、昔の奴はゴールドのタンクで足がついた奴もありますが、自分のは比較的新しい425F499です。現行品よりやや明るいカラーリングが特徴です。近日中にテストしてキャンプに連れて行こうと思います。2バーナーは動作に問題があると家族に大ヒンシュクをかいますので、テストは必須ですね。

ジミー・フォーレストの枯葉も捨て難い!

2009-07-12 02:51:51 | jazz & vocal
Most Much!/Jimmy Forrest
(Prestige 7218)


 セントルイス出身のJimmy Forrestはコテコテ系テナーとして、愛読するジャズ批評「コテコテデラックス」には記載されていますが、ベイシー、エリントンの両有名楽団でもプレイしたメインストリームよりのプレイでも知られています。本日は61年の録音弟でコンガを配したクインテットのセッションを収録したプレステッジ盤をアップいたします。

 メンバーはJimmy Forrest(ts), Hugh Lawson(p), Tommy Potter(b), Clarence Johnston(ds), Ray Barretto(conga)のクインテットです。ジャケ裏のパーソネル表示欄にはコンガが記載されていないので、チャカポコを毛嫌いする方にはややきついかもしれないですね。当方は、オルガンだろうがチャカポコだろうが何でもOKの体質ですので、バレットのコンガとフォーレストのブローの応酬は却って快感に聞こえます。全体的にフォーレストのおおらかなブローが聴きものですが、サイドAではA-3の“枯葉”がいいですね。ローソンのテーマの提示から前半は淡々とリズムセクションのみで展開し、フォーレストがソロからいきなり絡んでくる展開で結構意表をついたアレンジに驚きます。サイドBではB-1の"soft winds", B-2の“Robbin's Nest"と得意のミディアムテンポの曲でのホーキンス、ウェブスター路線のプレイがなかなかにいいですね。またピアノのローソンがファンキーなフレーズを連発で聴き応えがありますね。



 以前にblog仲間のbassclefさんが、ブラック&シルバーのBergenfield, NJ盤をアップしていましたが、自分のもまさにそれです。ブラック&シルバーのステレオ盤もあまり手持ちがないもので、自分に取っては貴重です。

Coleman Peak 1 Alpha2 Backpack Tent

2009-07-11 08:41:15 | キャンプ
 空冷ワーゲンで行くキャンプは、タイプ2キャンパーで行くのが定番スタイルですが、家でいうなら66bugでも更には69convertibleでもキャンプに行くことは可能です。道具の搭載能力の低いタイプ1では如何に道具を小さくまとめるかが永遠のテーマかも知れません。そんなシチュエーションに役に立つのがコールマンピーク1と呼ばれる一連のシリーズです。ランタン、ストーブなんだってコンパクトに出来ており、バイクツーリングやトレッキング、バッグパッキングなどには最適な道具をラインアップしています。さて今日のアップはこのシリーズのテントです。



 今までタイプ1のキャンプには現行のcoleman touring tent STを使用していたのですが、このPeak1 Alpha2 Backpack Tentも十分そのシーンには使用可能なものです。何と言っても、現行品にないレトロな雰囲気が魅力ですね。今回、アメリカのショップに残っていたNOSを入手しちゃいました。本日朝から難儀しながら立ち上げたので本日アップとなりました。





 NOSだけあって箱、取り説、付属品、全て揃っています。英語のインストラクションと真剣勝負して、パーツ確認、ショックコードの設置を行いくみ上げました。現行品に比べたら、やや大きめで3人でも可能かなという感じの広さです。勿論、本体にはピーク1のデカールが輝いています。ビンテージというにはまだまだかも知れませんが、これを引っさげてタイプ1でキャンプに行くのが待ち遠しいなぁ!