67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

念願叶う!「山の上ホテル」

2009-07-05 23:08:46 | Weblog
 この週末は、取引業者さんの粋な計らいで一泊二日の東京詣でとなりました。7/4夕方のちょっとした会合に出席する用事だったのですが、無事終わり、後はプライベートを楽しもうということで週末を満喫させていただきました。

 皆さん、神田駿河台には知る人ぞ知る有名ホテルがあるのをごぞんじですか?文化人の方は皆さんよくご存知でしょうが、管理人がかねてから宿泊したいと思っていた小さなホテルがあるのです。お茶の水駅から神保町に向かって歩いていくと明治大学の裏に古い一軒のホテルがあります。そうです「山の上ホテル」(Hilltop Hotel)。池波正太郎さん、三島由紀夫さんなど数々の文人が常宿とした古いホテルです。元米軍が撤収していた建物は重厚なアメリカンな雰囲気の建物です。古いですが創業者の吉田氏のホテルに対する考え、一言でいえば“ホスピタリティ”が今も脈々と生き続ける由緒正しいホテルです。いつも出張してもビジネスライクな宿にしか泊まれない(らない)管理人ですが、今回の東京遠征は「山の上ホテルに宿泊する」という念願が叶ったいい旅でした。



 本館502号室。美しいツインルームでした。重厚オーク色に塗装されたドアを開けて入った室内は、中間照明で趣味の良い簡素な家具がおかれたとても素敵な部屋でした。壁は、恐らく漆喰?でしょうか幅木はやはりオーク色に塗装され重厚な雰囲気です。全ての備品に「山の上ホテル(Hilltop Hotel)」のロゴが入った備品はどれも美しく素晴らしい雰囲気を醸し出していました。お部屋の鍵の重厚さやロゴ入りティーカップの美しさもすばらしいですね。







 この灰皿は、よく盗まれるらしく、フロントで支配人(代行かもしれませんが)に一個譲ってもらえないか故障したのですが無理でした(涙)。彼の話しでは「盗まれてオークションに出たことがある。」なんて逸話を話していただきました。この夜は、このホテルでゆっくりするのが目標でしたので、有名な天ぷらの『山の上』で食事をして休みました。



 このホテルについての詳しいことは、上の常盤新平氏の「山の上ホテル物語」を一読されると、概要がつかめるかと思います興味があればどうぞ!