67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

花街道~浦戸大橋

2009-01-19 15:34:20 | Volkswagen

 今日,こんな時間は当然仕事場に居るのですが少しのんびりしています。昨日の事でもアップしましょう。長男の模擬試験に送って行ったついでに,暇つぶしに桂浜花街道~浦戸大橋を走ってみました。あいにくの雨の日曜日です。昼過ぎの迎えまでの時間つぶしとはいえ,こうやって車で走る事が出来るのは『高知のガソリンが安いから』なんですよ!

 画像は浦戸湾の入り口にかかる桂浜から種崎にかかる浦戸大橋の桂浜側からのワンショットです。交通量が少ない時間ですので、こうやって撮影する事が出来ました。この橋,下を高知港に入る船が通過するため海面からかなり高い(40m前後)し、本四連絡橋と異なり幅員がせまく通行は緊張します。出来た当初は,ここから飛び降り自殺をする人もいたりで,金網フェンスが出来,眺望は悪くなりましたが,奥深い浦戸湾反対側に広大な土佐湾が望め県外の方は一度は通過してみては?と思います。

フランク・フォスターの実力を示した希少なリーダー盤

2009-01-19 04:57:20 | jazz & vocal
Basie Is Our Boss/Frank Foster
(Argo LPS717)


 カウントベイシーのビッグバンドには、多くの優れたプレイヤーが在籍し、どの時代にも優れた演奏を聴かせてくれますよね。本日アップのフランク・フォスターもマルチリードプレイヤーとして、またアレンジャー、音楽監督として活躍し全盛期のベイシーを支えた重要なジャズメンですよね。シャイニー・ストッキングスなどは彼の実力を示したジャズスタンダードの一曲としてファンにも広く知られていますよね。フォスターのベイシーバンドでのアピアランスはとても多い気がするのですが、コンボ、それもリーダー作となると「これぞ決定盤」と言われるアルバムにはなかなか恵まれていないように思います。本日アップのこのアーゴ盤などは出来がいい方で、個人的に愛聴している一枚でもあります。

 ベイシーアイツのプレイヤーを中心にしたセッションで、パーソネルはFrank Foster(ts), Eric Dixon(ts, fl), Al Aarons(tp)の3人がフロント、小気味いいスウィング感がすばらしいJohn Young(p), Al&Zootなどのアルバムで活躍したBuddy Catlett(b), Youngの盟友Phil Thomas(ds)のセクステットです。A面冒頭のフォスターのブルース"Vested Interest"はとてもファンキーで、逞しいフォスターのテナーは音色的にはコルトレーン的でもありますね。Dixonは主にフルートでの活躍が目立ち、B面の"Samba Blues"やケリーの名曲"Kelly Blue"での切れの良い演奏は圧巻です。特に"Kelly Blue"は作者自身の決定的名演がありますが、フォスターのアレンジによりオリジナルに迫るようなブルージーな仕上がりになっています。また、ピアノのヤングはStitt&Zootの"Interaction"でノリノリのピアノを聴かせてくれて以来のファンですが、ここでもケリー顔負けのグルービーなピアノを聴かせてくれて、彼の凄さを再認識した次第です。

 所有盤はアーゴのステレオ、ブルーラベルです。センターにパンチホールがあるのですが、サウンドは厚いですよ。逞しいフォスターのテナー、ノリノリのヤングのピアノ、バッチリ録音されてます。地味ですが、いい盤ですね。