この前の墓参り、6人姉弟のうちの3人(3組)が集まった。6人のうち2人は既に逝ってしまい、神戸の弟は「まん延防止・・で来られず。少し寂しい集まりになった。
お寺の駐車場。車から降りてこちらに近寄ってくる姉(以下、姉ちゃん)の姿が痛々しかった。杖をついている。
「えらい年寄臭くなったね。」
『足の指が2本無いだ。言ってなかったか』
そんな事、何となく連絡を受けた気もするが・・。昔の元気はつらつな姉ちゃんの姿とあまりに違う姿に、時の流れを感じずにいられなかった。
お墓参りの後、みんなで食事をした。(もちろん、マスク会食を心掛けた)
初めは静かに食べすすめていたが、久しぶりの再開なので次第に口も緩んでくる。
「姉ちゃんの指は、糖尿病のせい?」
『そうや』
「豊兄ちゃんは、持病あるの」
『高血圧と糖尿。薬、飲んどるだ』
「母ちゃんも糖尿持っとったっけ?」
『母ちゃんは糖尿、父ちゃんは血管。お前も気い付けなあかんぞ』
父ちゃんは、脳卒中で54歳で亡くなった。夕食後に倒れ、翌日の未明に逝った。私のすぐ上の兄も、前日までは普通だったのに、朝、亡くなっていたそうだ。死因は不明。おそらく心筋梗塞か。兄も54歳だった。長兄もおそらく心筋梗塞。死後数日たっていたので、はっきりした死因は分かっていない。
みんな、それなりの年齢になってしまった。気をつけんといかんな。糖尿病と高血圧には特に気をつけよう。私は今一人暮らしだから、もし倒れたらそれっきりだ。兄ちゃんと一緒になってしまう。手に携帯を握りしめたままの姿で発見された兄ちゃんと同じに。
私は、一人(暮らし)だけど、一人じゃない。守るべき人がいる。恩を返さなきゃいけない大切な人がいる。もう自分の想いや意思を伝えられないから、私が代わりに彼女の意思をくみ取らなければいけない。
私には、守るべき大切な人がいる。
大切な人より先に逝く訳にはいかない。
最後まで、最期の日まで、見守らなければいけない。
次兄夫妻と一緒に行った岡崎城。糖尿病と高血圧の薬を飲んではいても、夫婦二人でいろんなところに揃って出かけられる二人が、少し「うらやましかった」
お寺の駐車場。車から降りてこちらに近寄ってくる姉(以下、姉ちゃん)の姿が痛々しかった。杖をついている。
「えらい年寄臭くなったね。」
『足の指が2本無いだ。言ってなかったか』
そんな事、何となく連絡を受けた気もするが・・。昔の元気はつらつな姉ちゃんの姿とあまりに違う姿に、時の流れを感じずにいられなかった。
お墓参りの後、みんなで食事をした。(もちろん、マスク会食を心掛けた)
初めは静かに食べすすめていたが、久しぶりの再開なので次第に口も緩んでくる。
「姉ちゃんの指は、糖尿病のせい?」
『そうや』
「豊兄ちゃんは、持病あるの」
『高血圧と糖尿。薬、飲んどるだ』
「母ちゃんも糖尿持っとったっけ?」
『母ちゃんは糖尿、父ちゃんは血管。お前も気い付けなあかんぞ』
父ちゃんは、脳卒中で54歳で亡くなった。夕食後に倒れ、翌日の未明に逝った。私のすぐ上の兄も、前日までは普通だったのに、朝、亡くなっていたそうだ。死因は不明。おそらく心筋梗塞か。兄も54歳だった。長兄もおそらく心筋梗塞。死後数日たっていたので、はっきりした死因は分かっていない。
みんな、それなりの年齢になってしまった。気をつけんといかんな。糖尿病と高血圧には特に気をつけよう。私は今一人暮らしだから、もし倒れたらそれっきりだ。兄ちゃんと一緒になってしまう。手に携帯を握りしめたままの姿で発見された兄ちゃんと同じに。
私は、一人(暮らし)だけど、一人じゃない。守るべき人がいる。恩を返さなきゃいけない大切な人がいる。もう自分の想いや意思を伝えられないから、私が代わりに彼女の意思をくみ取らなければいけない。
私には、守るべき大切な人がいる。
大切な人より先に逝く訳にはいかない。
最後まで、最期の日まで、見守らなければいけない。
次兄夫妻と一緒に行った岡崎城。糖尿病と高血圧の薬を飲んではいても、夫婦二人でいろんなところに揃って出かけられる二人が、少し「うらやましかった」