サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

サキさんの肘に垢が

2019年09月14日 23時20分51秒 | 今日のサキさん
今日は、サキさんの食事介助に行ってきました。

今日もサキさんは目を閉じたまま。結局、今日は一度も目を開けてはくれませんでした。


食事中のサキさんです。

今日も、あまり食事ははかどりません。口を尖らせ、スプーンが入らない様にブロックをします。メインは焼肉だったのですが、食べたのは、ほんの数口。ご飯(お粥ですが)も、2口、3口しか食べていません。ナスの和え物? と、サツマイモの煮ものはすべて食べてくれました。大好きなおイモを残さず食べてくれただけで、今日は良しとします。

途中、少し気になり、サキさんの肘の内側を確認してみました。いつも鋭角に曲がったままのサキさんの肘。伸びることがないので目につきませんが、無理やり伸ばして、内側をのぞいてみると、黒いカスのような、垢のようなものがたまっていました。ウェットティッシュで拭き取りましたが、サキさんの肘はちょっと赤くなってしまいました。

もちろん、お風呂には入れてもらっているのですが、そこまで、確認はされていなかったみたいです。ふき取っている時に、一人のスタッフの方が来られて声をかけてくれました。
「ごめんなさいね、お風呂には入っているはずなのに・・。赤くなっちゃって、ごめんなさいね」このスタッフさんのせいではないのに、気にかけて声をかけて頂きありがとうございます。もうちょっとだけ、お風呂の時に観察してもらえると、ありがたいですね。そんな時しか、皮膚の状態をチェックできないですもんね。ましてや、食事介助だけの私にはわからないので。


食後の歯磨きを終えたところのサキさん。いつも少し悲しそうな表情になります。

帰り際に、悲しそうな顔をするなら、来た時や食べてる時に、ちゃんと目を開けて、もう少しうれしそうな顔をしてくれてもいいのにな・・・って、思ってしまいます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿