サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

衰えを受け止めて

2019年09月11日 22時02分42秒 | 私の日記
今日は水曜日。
サキさんの食事介助の日です。

直前まで、行く気満々で、5時の会社のチャイムを心待ちにしていたのですが、直前になって、明日の準備が出来ていないことが判明。(完全に終わっていると思い込んでいました。)

慌てて、サキさんの特養さんに電話で「行けない」ことを伝え、メールを確認すると、お姉さんも仕事で間に合わないと連絡してくれていたので、そのまま仕事を続けました。

最近多い、思い込み
勘違い
数字の間違い

以前なら考えられないようなミスも。

また、仕事の上のミスだけでなく、いろんな力が落ちているような気がします。

土曜日、家族の会主催の上田先生の講演会で、いろんな方と久しぶりに会い、挨拶をしましたが、完全に別の方と思い込んで話し掛けたり、最後まで「誰だったか」思い出せなかったり。

また、日曜日にも家電量販店で、同じ町内の方と出会ったのですが、これまた「別の方」と思い込んで話していました。それでは、と別れてから、「あ、別の人だった」と思い出したから、まだましかもしれませんが。

もっと、科学が進んで、メガネに視覚情報として、「~~さん、~~の関係の人」というようなガイドメッセージが出てくれるといいのに。年に数回しか会わない人だと、とっさに名前と顔が一致しないことが本当によくあります。

これも、衰えの一つなんでしょうか。

昔と違い、衰えていることを、きちんと受け入れ、受け止め、ていかなくてはいけませんね。

若いころとは、能力も判断力も落ちていることを自覚して、余裕をもって生きていけるといいですね。

落ち込んでばかりもいられないので、笑顔で生きていけるように、たまには失敗も笑い飛ばせる余裕を持って、明日もまた、がんばりましょう

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2 コメント

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Unknown (B男)
2019-09-12 05:17:51
サキ夫さん,大丈夫ですか?
一度,物忘れ外来で診てもらった方がよいかもです。

という私も時々,自分も認知症になったんじゃないか,と,ふと思う瞬間があります。
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Unknown (サキさんの夫)
2019-09-12 22:15:43
ぼつぼつ、本当に気をつけないといけない年齢なのかもしれませんね。

まだ、会話の途中で、「おかしいな」と思ったり、後できちんと思い出せるので、まだ大丈夫だとは思いますが。ぽっかり記憶が抜け落ちるようなことがあったら、その時は速攻で受信しようと思います。

B男さんは、まだまだ大丈夫だと思いますけど。
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