今日も仕事はつらかった。家に帰ってきたのは9時半近くでした。
朝8時から、夜9時まで。結構きつい。会社と家が近いのが救いか。
以前は、帰る時にサキさんに電話をしていた。
帰るコールだ。
2回電話を鳴らしてから切る。それが私からサキさんへの帰るコールの決まりだった。
ところが、サキさん、でなくてもいい電話に何度か出てしまうようになった。
サキさんが仕事を辞めてから、デイを利用するようになるまでの数年間の事だ。
初めはうまく帰るコールも機能していたのだが。
「もしもし、あ、お父さん。何やっとったの?遅いがね。早く帰ってきてね」
サキさん、出なくてもいい電話に出ては、そんなことを言っていたな。
一人で私の帰りを待つのが、だんだん不安になってきていたんでしょうね。
朝8時から、夜9時まで。結構きつい。会社と家が近いのが救いか。
以前は、帰る時にサキさんに電話をしていた。
帰るコールだ。
2回電話を鳴らしてから切る。それが私からサキさんへの帰るコールの決まりだった。
ところが、サキさん、でなくてもいい電話に何度か出てしまうようになった。
サキさんが仕事を辞めてから、デイを利用するようになるまでの数年間の事だ。
初めはうまく帰るコールも機能していたのだが。
「もしもし、あ、お父さん。何やっとったの?遅いがね。早く帰ってきてね」
サキさん、出なくてもいい電話に出ては、そんなことを言っていたな。
一人で私の帰りを待つのが、だんだん不安になってきていたんでしょうね。
今は 私が 帰るコールを 主人に
そして 家に着くと
玄関の前で 手をあげて「お疲れさん」と
言って 主人が迎えてくれます
サキさんは 不安だったのでしょうか…
夫さんに 早く会いたい気持ちの方が 大きかったのでは ないでしょうか?
私は そう思います(*^^*)
毎日 お仕事 大変そうで
心配です。
お身体に 気をつけて
サキさんを 笑顔に してあげて下さいね!
ご主人様は、優しそうですね。玄関の前で待っていてくれるなんて、すごいですね。
サキさんは、早く私に会いたかったんですかね。不安だったんですかね。寂しかったんでしょうね。
明日も面会に行って、サキさんの笑顔を引き出してみたいです。
うちの場合はとにかく1人で家にいると早く進むので,どこか居場所を見つけるようにと家族の会で強く言われました。
サキさんは、言われるように一人で家にいました。そのころは、まだ家族の会にも入ってなくて、サキさんの事も我流で世話していました。といっても、自分の事はできていましたし、買い物も。そして、やっぱりテレビの時間は増えていたと思います。そしてDVDも。大好きな映画を何度も何度も見ていました。これがサキさんの進行を速めたのでしょうかね。そのころはそんな考えもまったくなかったので・・・。
診断を受けて退職してから,介護サービスを受けるまでの数年間の居場所がないのが若年認知症の最大の問題点だと私は思います。
介護保険を利用するまでの数年、とても充実した夫婦生活だったと思っていましたが、私一人のそれこそ独りよがりだったのかもしれません。でも私と一緒に旅行や、買い物に出かける時のサキさんはとても幸せそう、楽しそうでした。でもひとり家で待っているサキさんの気持ちをあまり考えていなかったのかもしれません。
B男さん、私はこれからもいろんな場面で後悔をするでしょう。その後悔の思いをしっかり記憶して、記録して、後に続く方のために残していきたいと思っています。
B男さん、ありがとうございました。