サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

分析してみました

2017年02月06日 21時43分13秒 | 介護日記
つい先日のブログ、『風邪引きサキさん』で、B男さんから、コメントを頂きました。

「普段より良い感じですね。何が違うのか分析されればよろしいかと思います。」

そこで、私なりの分析(そんなにたいそうなものは出来ませんが)してみようと思います。

1.サキさんは、微熱(37.6℃)があり、皆さんと同じホールではなくサキさんの部屋での食事となりました。
 これがまず普段との大きな違いだったと思います。他の利用者さんに影響されることなく、食事を採ることが出来ました。さらにCDで聞きなれた7・80年代の洋楽を聞きながらの食事。この音楽の力も大きかったのではないかと思っています。

2.お姉さんによる食事介助。
 いつもの私の介助ではなく、久々のお姉さんの食事介助でした。介助の仕方自体はさほど変わりません。でも、お姉さんの顔をじっと見つめていました。安心感が違うのでしょうか。

3.熱で少しぼ~~っとして、おとなしかったのかな。
 以前の入院の時にも、微熱が出た時がありました。その時は娘に面会に行ってもらったのですが、その時の写真もとても穏やかで、ほのぼのする写真でした。


 自分の部屋で食事をしたというのが、一番大きな理由だったのかもしれません。が、週に2回もしくは3回の面会だけでは違いやその理由まではなかなかつかめません。
 毎日サキさんの事を見ていただいているスタッフの皆さんとのつながりを密にして、普段のサキさんの様子をもっともっと聞いていこうと思います。もっともっとスタッフさんに話しかけ、親しくなって、何でも話せる、何でも聞ける関係になっていこうと思います。

 人見知りで、口下手な私ですが、サキさんのために勇気を出して、皆さんに話しかけ、他の利用者さんにも声掛けをしていこうと思います。
 でも、サキさんの(病気の)おかげで、ずいぶんしゃべれるようにはなってきました。人間、必要になれば、自然と力はでてくるものなんですね。恥ずかしい、とか言ってる場合じゃないですもんね。