サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

車いすの向きを変えたら

2017年02月25日 22時16分32秒 | 今日のサキさん
薬の事、ネットで見てみました。

クエチアピン錠、チアプリド どちらも抗精神病薬みたいです。夕食時にチアプリドが以前から出ていました。声が出始めたころから、まず抑肝散、それでも治まらずにチアプリドに変わり、さらにクエチアピン錠が追加されたみたいです。朝、昼にクエチアピン錠が以前から処方されていたみたいです。先生と様子を見ながら薬の量を微調整しているようです。

ただ、薬だけでなくサキさんの想いを推測して、薬以外の対応もお願いできたらありがたいのですが。今日の夕食時のサキさんの車いすは、何度も立ち上がり「ご飯はまだか」と叫ばれるおばあさんと向き合っていました。おばあさんの声に反応して、少し機嫌悪そうだったサキさんですが、車いすの向きを90度ずらして、そのおばあさんと目が合わない様にして食事に臨みました。

車いすの向きを変えてからのサキさんが、声をあげることはありませんでした。サキさんの機嫌が悪くなる原因をこれからもいろいろと探ってみたいと思います。帰り際に、看護師さんにも私たちの気持ちを伝えておきました。



久々のお姉さんの食事介助です。お姉さんの食事介助は1回の量が私の倍あります。スプーンにこんもりと盛り、サキさんの口へ。肉じゃがのジャガイモも、大きいままサキさんの口の中へ。私なら同じジャガイモを少なくても4等分していたでしょう。大きいままのほうがサキさんのトレーニングになっていいのかな。

今度の水曜日は大きいままの食材をサキさんに食べてもらいましょう。

薬が増えた?

2017年02月25日 14時46分01秒 | 今日のサキさん
最近は夕食介助ばかりで、昼間のサキさんを見ていないので、11時過ぎにサキさんの特養に行ってきました。

いつものようにホールで昼食を待っているサキさん。車いすのリクライニングを下げ、目は閉じています。

またまた加湿器で白く曇って写っています。左に体を傾けながら固く目を閉ざしたままです。いろいろ話しかけたり耳元で歌を歌ったり。次第にサキさんの表情も柔らかくなってきました。


今日のメインはキツネそばです。芸術的に仕上げてあります。普通に調理したそばをミキサーにかけた後、麵状に仕上げているんでしょう。そんな手間をかけるなら、サキさんにはそのままでいいのにな・・と心の中でブツブツ言いながらサキさんの食事介助をすすめます。


途中、薄目になり、やがてしっかりと目を見開いてくれたサキさん。しかし長くは続きません。再び目から力が抜けていくのが分かります。眠ってしまう前に、薬を飲んでもらうことにしました。
 チアプリド
 クエチアピン

あれ、薬が増えてる。夜は、てんかんの薬のはイーケプラともう1種類、たぶんチアプリドだったような。クエチアピン錠が増えているのかな?夜の食事介助で確認してみよう。薬を変える、増やすときは教えてほしいと伝えてあったはずなんだけど・・。しかも錠剤だったな(小さかったけど)、食事はミキサー食なのに。

ともかく、またすぐに行くでね。
侍ジャパン見たら行くでね。でも中日の選手は平田と岡田投手だけか。寂しいね。