サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

町内の総会で

2016年03月14日 23時05分26秒 | 私の日記
昨夜、町内の総会がありました。
班長をしている私、長かった1年がやっと終わります。

総会では、司会をつとめました。昔は結構ドキドキして声が震えたのが自分でもわかったのですが、最近あまり緊張せずにみなさんの前で話すことができます。これもいろんなところでお話をさせてもらう機会が増えたからでしょうか。度胸がついたのでしょうか。もともと目立ちたがり屋だったのかも(人見知りであり、1対1は今でも苦手ですが)

総会の中で10分ほど時間をもらい話をさせてもらいました。
1.認知症に家族がなっても一人で抱え込まずに、包括や家族の会などがあるので相談し、孤立しないように
2.サキさんのことをもっと早く、町内の皆さんにお伝えしておけばよかったという思い。そうすれば皆さんに温かく見守っていただけたのではないか。
3.認知症について理解を。むやみに怖がらずに

限られた時間なので(早く乾杯を・・というプレッシャーを受けながら)かいつまんでの話になりましたが、本当にもっと早くサキさんの状態を町内の方に知っていただいていたら、サキさんも住み慣れた町で、もっともっと楽しく暮らせたのではと思います。
できればもっと時間をもらってお話をしたかったですが、これがきっかけになって、町内の皆さんが認知症について関心を持ってもらえたらうれしいです。