分子栄養学講師の気ままなブログ

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HSP。音や人混みに過敏

2017年02月17日 | 発達障害
医師からの診断がつくほどの重度な発達障害の人たちの場合は、必ずといっていいほど視覚や聴覚、感覚、味覚などがひどく過敏であるといった特性・症状があると、前回書きました

 

例えば、発達障害専門のカウンセラーの吉濱さんは、以前ご自身のブログ内で、自宅で窓を閉め切っていたとしても外で雪の降る音が聞こえる… と仰っていました

吉濱ツトムさん公式HP

 

また、アルペルガーであるご自身の体験を赤裸々に語って人気を集める漫画家の沖田✖華さん

講談社さん・ガキのためいき

 

彼女は、外に居ても、よその家のファミコンをつける音が聞こえたと…

著書の中でもご自身の音に対する過敏さをよく書いておられます

(彼女いわくファミコンをつける音は少し違うそうです)

 

他にも、感覚過敏がある人であれば、シャツのボタンが皮膚にあたる感じが嫌だとか、味覚過敏であれば口の中で沢山の味が混ざり合う感じが嫌だとか…

 

人によって様々あるかと思います

 

ちなみに、わたしも”音”に関してはおそらく過敏な方です

 

自分がアスペルガー、HSPと気付くまでは全く意識していませんでしたが、(多分生活に支障をきたすことではないし、みんなもそうだと思っていた

わたしも機械音がよく聞こえるのです

 

たとえば、聞こえるはずはないロゴストロンの周波数が聞こえること(過去記事16/12/7を読んでね)

TVの主電源が消えていない時には必ず分かること

 

よく母親がDVDを見た後に、TVを消したつもりで入力切替のまま放置してしまうことがあったのですが、その時にわたしがリビングにいくと、必ず”ピーッ”という音が聞こえ、気になって仕方ありませんでした

 

「TVついているよ?」と、わたしが言うと、家族みんなが不思議がっていたのをよく覚えています

 

他にも、コンビニの入り口で発せられている、(若者のたむろや虫を避けるためのあれ)高周波がいまだに聞こえたり

 

発達障害と診断されることはないような、比較的症状の軽いグレーゾーン(もしくはHSP)という概念の場合、日常生活の中でそれほど際立って困るような事でもない為に…、こういった音や味覚や感覚に敏感という感覚は、本人からすると”当たりまえ”になります

 

その為に、自分のその感覚が人よりも”過度”であるということを、本人は気付かないんですよね

 

(それは、人の表情や仕草を、他人と比べて過剰に読み取り過ぎている!!その事に気付けていない!!ということも同様に言えます)

 

次に、視覚に関して発達障害目線で捉えて言うならば、発達障害の人は視覚情報に長けていると言われています

 

目に映るものすべてが、普通の人の何倍もの情報量となって協調して脳内に入り込んできている訳です

 

予測不能にやたらと動くものや、整理整頓されていないごちゃごちゃした汚い空間が視界に入ることで、脳は多大なストレスを感じ、処理能力が追い付かなかったりしているとも考えられます

 

しかし、これまた症状の軽いグレーゾーンやHSPの場合、自分の視覚情報が人より優れているということを知りません

 

わたしの友人、Kちゃんの話を過去記事でも何度か書いていますが、彼女も音に敏感です(過去記事16/12/7も読んでね)

 

つい先日もそのKちゃんは、

「わたしはテーブルの上がごちゃごちゃしているのが嫌い、リモコンぐらいしか置きたくないの」

と言っていました

 

しかも、そのリモコンの置く位置や向きまで決まった通りでないと強いストレスを感じるとのこと

 

これも、脳器質が関係しているのでしょう

視覚情報が他の人よりも優れてしまっていることが分かったことで、子供のころの自分の行動や習性の謎に、とても納得がいったようでした

 

このように脳器質に何らかの問題を抱え、他の人に比べて何にでも過度に敏感さを示してしまう発達障害人、HSP人と呼ばれるひとたち

 

そんな彼彼女らが大勢の人が行き交う場所やうるさい音がひっきりなしに流れる場所や空間に晒され続けることで心身ともにヘトヘトになるのは、ある意味当然ではありませんか?

 

人混みのなかでは大勢の人が予測不能に目まぐるしく動き、わたしたちの視界に遠慮なしに入り込んできます

 

人の動きだけではなく、サイレンの音、子供の泣き声、汚い風景、無秩序なそのすべてに脳は普通の人の何倍も過敏に反応してしまいます

 

良くも悪くも、わたしたちの感覚は、それが過剰になり過ぎていたり…、時に鈍感になり過ぎていたりと…、

人それぞれ異なり個人差があります

 

大きく個人差があるということを理解していることが、”自分を知る” ”正しい対処を知る” という意味では大切になってくるのかもしれません

 

高度に敏感は人たちは、ふつうの人の何倍も生きづらさを抱えやすい

 

そして、当人の五感を通して現れるそれらは、必ずしも他人に理解してもらえるものではないのです

 

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