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動脈硬化改善法…だけじゃ片手落ち?葉酸活性とホモシステインと動脈硬化リスク

2020年08月27日 | 身体・健康

出産という一大イベントを担う女性にとって

葉酸は奇形を防ぐっていうことで…

 

以前より

葉酸代謝と注意が必要な葉酸サプリについて書いてきましたが

実は危険?婚活妊活女子が飛びつく葉酸サプリのあれこれ。

 

なんだか女性メインな話になってしまったので

今日は男性にも女性にも十分に関係のある

葉酸代謝と動脈硬化リスクについて

 

両親、祖父母、兄弟姉妹、親戚…

動脈硬化がご家系内に多いという方は、

自分の動脈硬化リスクも心配かと思います

 

家系に動脈硬化リスクがあると疑われる方は

特に注意が必要なホモシステイン

 

動脈硬化の要因には生活習慣や遺伝など

様々な理由が挙げられると思いますが

 

ホモシステインは、

ホモシステインがある意味ひとつの単独の動脈硬化リスクとして有名です

 

 

単独の動脈硬化因子ってどういう事か?

と言うと、

 

簡単に言うなら

血液検査でホモシステイン値が高い=イコール、

それだけで動脈硬化の爆弾を抱えているということです

 

そして、このホモシステインの代謝には

葉酸が関係しています

 

ホモシステインを代謝出来ていないと、

ホモシステインが体内にどんどん溜まってしまい

 

ホモシステイン高値になるのですが…

 

 

このホモシステインの代謝には

葉酸が必須なのです

 

もちろん、

活性タイプの葉酸です

 

 

つまり、

以前よりずっと書いていた、

 

葉酸が不足しやすい=葉酸代謝に遺伝子変異がある人は

 

活性葉酸に変換が上手くいかないので

ホモシステインの代謝が滞り、

 

ホモシステイン値が高くなり気味です

 

動脈硬化の改善のために食事指導や、

運動指導が入るかと思いますが

 

その食事には、ホモシステイン代謝に必要な栄養素なんかが

含まれるはずです

(葉酸やビタミン(とくにB6)、ミネラル、活性酸素を除去するビタミンCなどなどが豊富な食材)

 

 

動脈硬化リスクの指標のひとつとして用いられているホモシステインですが

ホモシステイン値が高いということは

ホモシステインの代謝に必要な葉酸が不足している

(可能性がある

 

つまり、葉酸代謝に変異がある可能性があるのです

 

以前の記事で葉酸代謝が分かる遺伝子キットをご紹介しましたが、

 

逆に言えば、

ホモシステイン値が昔から常に高いという人は

葉酸代謝遺伝子変異が上手くいっていないかもしれないとも言えます

(もちろん葉酸だけがホモシステイン高値の因子ではないのであくまで可能性と目安の話ですが)

 

ホモシステイン値を測るか、

葉酸遺伝子変異を調べるか、

 

葉酸代謝に的を絞って調べるならば

もちろん手っ取り早く葉酸代謝遺伝子キットで調べるのがおススメですが

 

ホモシステインが高いということも、

葉酸代謝遺伝子に問題がある…と、ひとつ疑えます

 

 

とくに動脈硬化家系である方は

ホモシステイン値の定期チェック

および葉酸代謝遺伝子変異も合わせて疑うと良いと思います

 

生活習慣の改善ということで食生活に気を付ける指導も大事ですが
たとえば葉酸代謝遺伝子変異がひとつの原因となり、
ホモシステイン値が高くなっている場合などは
 
 
活性タイプの葉酸をサプリメント等で補うことで
的を絞って、且つ効率よくアプローチが出来るので
 
なかなか改善していかなった
ホモシステイン値高値が、
下がっていく可能性もあります
 
 
ホモシステインの代謝に葉酸が大事とはよく叫ばれますが
葉酸代謝遺伝子変異のことはあまり耳にすることがなく
体内で葉酸を、使える形の活性タイプの葉酸に変えられない人もいるということが
ひとつキーワードになるかと思います
 
 
動脈硬化リスクがあり、
ご自身の健康を心配する人が
 
葉酸が良い、大事、必要ってんで…
 
日本のドラックストアなどで買える葉酸を安易に手に取ると、
以前の記事で既に書いてきたように、
これまた問題が出てきてしまうので要注意です
 
 
生活習慣食生活アプローチだけでは片手落ちで、
いまいち効果がないということは
場合によっては葉酸代謝も合わせてチェックするのがおススメです
 
 
 
もちろん、
アルコールをガンガン飲めば
 
葉酸がアルコールの代謝でどんどん使われて
葉酸が体内で枯渇してしまうので
 
生活習慣食生活も重要です
 
 
葉酸がただでさえ枯渇しやすい人は、
 
葉酸を多大に消費するアルコールを🍺
 
飲んでいる場合ではない
 
とも言えます

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