分子栄養学講師の気ままなブログ

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食品添加物について考える

2016年04月19日 | 身体・健康

食品添加物について分かりやすく、また説得力のある説明でおすすめなのが、安部司さんのみんな大好きな食品添加物でしょう

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
安部 司
東洋経済新報社



食品会社に勤め、食品添加物のトップ営業マンとして、また食品添加物の神様とも呼ばれ、様々なヒット商品を世に送り出してきた経歴を持つお方です

食品添加物の会社で忙しく働いていたある時、せめて娘の誕生日くらいは一緒に祝いたいと早めに帰宅をしました

綺麗に盛り付けられた奥様お手製の料理に加え、娘さんの大好物などが食卓に並べられていたようです

娘さんが口に運ぼうとしたある食品に目が留まり、慌てて安部さんは娘の手からその食品を奪ったといいます

その食品とは、安部さん自身が手掛け、大ヒットさせた"粉まみれ"の格安ミートボールだったようです

自分の開発した食品を自分の娘に食べさせられない

この事がきっかけで安部さんは会社を退職したと言います

昔は安全と言われ普通に使われていた添加物が、数十年後に発癌性物質があると分かり禁止になった!なんてこともあるのです

今安全と言われていても、果たしてこれから先どう変わるのか…、今後禁止になる可能性も充分考えられる訳です

食品添加物が禁止になったら、多くの食品業界は大打撃なのは言うまでもなく、食品添加物の危険性について騒がれたくないといった食品業界の思惑もあったりなかったり?

では、だからといって食品添加物に発癌性物質があったり、まだまだ研究データが確立されていないからという理由で、全ての添加物が使えなくなってしまったらどうなんでしょうか…きっと現代の私達の"食"は成り立たないとも思います

コメント
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