パパとりの雑記帳

酉年生まれの後期高齢者。健康不安を抱えながら、新聞、TV等からの情報を元に、好奇心に駆られて、近郊の社寺を中心に散策。

大阪松竹座・七月大歌舞伎「船乗り込み」

2017年06月30日 | 日記
夏の浪速の風物詩として定着している「船乗り込み」を観に行ってきました。
天満橋八軒家浜を出港して、高麗橋から東横堀川を通って道頓堀川戎橋まで。
水都に相応しい恒例行事です。
八軒家浜と戎橋、松竹座前で口上などあり、戎橋では五色の紙吹雪が舞い最高潮。
劇場前で、役者衆の手拭撒き。
締めは片岡仁左衛門丈による「大阪締め」
天満橋から戎橋まで追っかけしてきました。
今年は、大阪松竹座新築開場20周年とのことで盛り上っていたそうです。
観衆はどちらか言えば老若女性が多かった…平日ですから…。
囃子船を先頭に、大阪の重鎮・片岡仁左衛門丈、中村鴈治郎丈、中村時蔵丈の
大御所が先頭の船。
市川染五郎、片岡孝太郎、尾上松也等の中堅、若手の人気役者が二船です。
染五郎さん挨拶で「染五郎として最後の大阪…」と、来年は「松本幸四郎」を襲名。
岸からの声も、「松島屋!(仁左衛門)」「成駒屋!(鴈治郎)」「萬屋!(時蔵)」の掛け声。
「高麗屋!(染五郎)」ではなく「染五郎さ〜ん」「松ちゃ〜ん」「孝太郎さ〜ん」など中堅、若手向けも…。

 
船乗り込みの乗船地・天満橋八軒家浜

 
頭取による口上  片岡仁左衛門丈による「大阪締め」

  
乗船が始まる     左方天神橋中洲に噴水が噴き出ています

 
船乗り込みの出航   先頭は、頭取と太鼓、鉦、笛のお囃子衆

 
役者第一船の前列は中村鴈次郎、片岡仁左衛門、中村時蔵さん

 
役者第二船の前列は尾上松也、片岡孝太郎、市川染五郎さん


役者衆総勢15名が三船に分乗

 
船乗り込みの到着を待ち受ける、戎橋、道頓堀川の両岸風景

 
間もなく道頓堀船着場に着岸






到着後の口上、演目、役者紹介


中村時蔵丈

 
中村鴈治郎丈


片岡仁左衛門丈



手拭撒きの手拭を袂から取り出し…


松竹座正面に出演歌舞伎役者が勢揃い


片岡仁左衛門丈による「大阪締め」

 
松竹座正面に掲げられた、七月大歌舞伎の錦絵招き

役者さんの顔をアップしたらピンボケ続出露見…






公演チラシ



一言…
次回戎橋周辺で船折り込みを見る時は…
宗衛門町側の戎橋を降りた辺りだと、大看板の役者さんの視線をより見ることができます。
下船する道頓堀船着き場側はより近くで役者さんを見ることができますが人で溢れてます。
着岸式典は見ないで、松竹座前の式典を前の方で待つていると、「手拭撒き」でGETできるかも…。

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