パパとりの雑記帳

酉年生まれの後期高齢者。健康不安を抱えながら、新聞、TV等からの情報を元に、好奇心に駆られて、近郊の社寺を中心に散策。

花風鈴小径 正壽院

2021年08月21日 | 日記
徳川家康が本能寺の変の後、三河に逃げ戻った「伊賀越え」経路のうち、木津から信楽へ山の中に、
慈眼山正壽院という寺院が宇治田原町にあります。交通の便はよくありませんが、「風鈴」が話題になっています。
参拝したのは紫陽花最後の日、7月4日日曜日。
広い駐車場がありましたが、ほぼ満車。足の便が悪いのでマイカーでの参拝者が多かったようです。
「花風鈴小径」。
7月4日までが「紫陽花」、7月5日から8月末日までが「向日葵」、9月18日まで「秋桜」と
参道に、2000個の季節の花風鈴のトンネルが飾られます。
 
風鈴まつり

 
拝観案内

  
本尊十一面観音・快慶作不動明王              客殿・天井絵                 四季の猪目窓

「紫陽花の風鈴小径」
 

 

  


紫陽花以外の風鈴

花手水

  
本堂


客殿

  
「除災招福」の猪目窓
SNSなど「映える」スポットとしても人気

  
客殿の庭

 
参拝記念に頂いた煎餅

 
御朱印


正壽院は、高野山真言宗に属し、
創建はおよそ800年前、寺伝によると飯尾山医王教寺(養老元年717年創建、現在は廃寺)の
塔頭寺院として建立されたと伝えられています。
御本尊は十一面観世音(鎌倉時代~後期 町指定文化財)で50年に1度だけご開扉される秘仏です。
(次回の御開帳は2050年)
また当院の不動明王坐像(鎌倉時代 国指定重要文化財)は日本を代表する仏師の一人 快慶の作であります。

夏には、境内に2000個の風鈴が吊られ、涼を感じる風鈴まつりが毎年7月1日~9月18日まで行われることから、
京都の風鈴寺とも云われています。
客殿には、猪目窓(いのめまど)と160枚の天井画があり、
この客殿は、自然に身体を委ねて川や風、鳥のさえずりなどの音を聞いて、
私たち人間も我を忘れ、自然の一部であることに気づける場所であってほしいとの願いから、
「則天去私」の一言から「則天の間」と名付けられています。
                                (正壽院HPより抜粋)




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