パパとりの雑記帳

酉年生まれの後期高齢者。健康不安を抱えながら、新聞、TV等からの情報を元に、好奇心に駆られて、近郊の社寺を中心に散策。

大和松尾寺修験道まつり

2023年09月05日 | 日記
「厄除け観音」として知られている松尾寺に行ってきました。
9月1日から10日まで修験道まつりが開催され、厄除け祈祷が厳修されます。
寺宝の特別公開も行われ、秘仏「役行者像」が拝観できるとのことで楽しみに行きました。

松尾寺
* 山号 松尾山
* 宗派 真言宗
* 寺格 別格大本山
* 本尊 千手千眼観世音菩薩
* 創建 伝 養老2年 (718)
* 開基 伝 舎人親王

行者堂
 役行者 (日本最大の役行者木造秘仏)
 像高130.3cm約6大ぶりな像
頭巾を被り、肩に蓑をかけ、高下駄を履き、
 錫杖を持って岩座に腰掛けるという典型的なもの
 比較的頭部が大きいためか親しみ深い感じを受ける。
杉材かとみられる木目の粗い材の寄木造りで、
胡粉地の彩色を施しています。
作風から室町時代中頃の作品と考えられています。

役行者は本名を役小角<えんのおずぬ>といい、
7~8世紀に実在した人物だと考えられています。
修験道<しゅげんどう>の開祖に位置づけられる。

「神変大菩薩」
   光格天皇が、寛政十一年(1799)、役行者に贈った諡号(しごう)

 左右に前鬼<ぜんき>、後鬼<ごき>を従える。
  後鬼の左横には役行者の母親の像





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