葉室山浄住寺の方丈玄関に「実葛・サネカズラ」が活けられていました。
方丈玄関
サネカズラの赤い実(トリミング)
和名サネカズラは、「さね;実+カズラ+葛」で、「実の目立つ蔓性の植物」。
別名ビナンカズラ(美男葛)とも呼ばれ、かって武士が、樹皮の粘液を整髪油として用いたことによる。
学名は、Kadsura japonica
植物分類;マツブサ科サネカズラ属
雌雄同株。常緑つる性木本
関東地方以西〜沖縄の山野の林縁に生える。
樹皮は古いつるはコルク層が発達して太い。
新枝は赤褐色を帯び、皮をはぐと粘る。
葉は互生。長さ5〜13cm、幅2〜6cmの長楕円形又は卵形。縁にまばらに鋸歯がある。両面とも無毛。
葉柄は長さ約1cm。
雌雄別株または同株。
葉腋に直径約1.5cmの黄白色の花をつける。花被片は8〜17個、すべて花弁状。雄花の雄しべは球状につく。
小さな葯が葯隔の両側につく。雌花の雌しべも球状につき、白っぽい花柱が伸びる。
果実は集合果、直径2〜3cmの球形、11月に赤く熟す。
種子は長さ約5mmの腎臓形。1個の液果に2〜5個入っている。表面はなめらか。
花期は8月。 冬芽は、長さ3〜7mmの長卵形。芽鱗が多い。(樹に咲く花)
サネカズラの花
雌花 雄花
左が雄花・右が雌花
モクレン科の花を思わせますが、かつてはモクレン科に分類されていたそうです。
方丈玄関
サネカズラの赤い実(トリミング)
和名サネカズラは、「さね;実+カズラ+葛」で、「実の目立つ蔓性の植物」。
別名ビナンカズラ(美男葛)とも呼ばれ、かって武士が、樹皮の粘液を整髪油として用いたことによる。
学名は、Kadsura japonica
植物分類;マツブサ科サネカズラ属
雌雄同株。常緑つる性木本
関東地方以西〜沖縄の山野の林縁に生える。
樹皮は古いつるはコルク層が発達して太い。
新枝は赤褐色を帯び、皮をはぐと粘る。
葉は互生。長さ5〜13cm、幅2〜6cmの長楕円形又は卵形。縁にまばらに鋸歯がある。両面とも無毛。
葉柄は長さ約1cm。
雌雄別株または同株。
葉腋に直径約1.5cmの黄白色の花をつける。花被片は8〜17個、すべて花弁状。雄花の雄しべは球状につく。
小さな葯が葯隔の両側につく。雌花の雌しべも球状につき、白っぽい花柱が伸びる。
果実は集合果、直径2〜3cmの球形、11月に赤く熟す。
種子は長さ約5mmの腎臓形。1個の液果に2〜5個入っている。表面はなめらか。
花期は8月。 冬芽は、長さ3〜7mmの長卵形。芽鱗が多い。(樹に咲く花)
サネカズラの花
雌花 雄花
左が雄花・右が雌花
モクレン科の花を思わせますが、かつてはモクレン科に分類されていたそうです。
(CRZ 植物事典など参考に作成)