パパとりの雑記帳

酉年生まれの後期高齢者。健康不安を抱えながら、新聞、TV等からの情報を元に、好奇心に駆られて、近郊の社寺を中心に散策。

瑜伽神社

2022年06月24日 | 日記
早速、瑜伽神社に行ってきました。

 

  









境内社

奈良時代の古社「飛鳥神並社」        飛鳥乃御井    一言稲荷社



猿田彦神社        久恵比古社


御祭神が宇迦御魂大神ですから狛犬でなく「狛狐」


寄進燈籠「瑜伽大権現」

扁額や燈籠を見比べると                              
石標「瑜伽神社」➜本殿扁額「瑜伽本宮」➜内陣扁額「瑜伽明神」➜寄進燈籠「瑜伽大権現」
掲げられた場所や寄進者の思いが伝わってきます。 
                  
余りの暑さに城跡見学は断念。はっきりしませんが遠望の写真を掲載します。


左端「奈良ホテル・鬼薗山城跡」道路を挟んで「西方院山城(瑜伽山城)跡」「天神社」


荒池越しに奈良ホテル・鬼薗山城跡を遠望 
築城の際は池はなくお城の南側に大乗院があったらしい


中央に奈良ホテルの屋根が見えます


こちらも荒池から瑜伽山城跡を遠望

 
奈良と言えば「鹿」                鷺池から荒池への水路 左岸側は瑜伽山裾





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奈良公園・天神社

2022年06月16日 | 日記
飛火野から荒池辺りを散策していると「天神社」がありました。
興福寺境内、春日大社参道・・・ここに「天神社」があるとは。
小高い丘?山?の上に建立されているので、
観光で訪れる方には目に触れることが少なそうです。


天神社略縁起

 
正面の鳥居 

  
中門 と玉垣  中門には「天満 天神社」と表記

 
中門の左右の狛犬獅子


狛犬ならぬ「狛牛」?

 

  
拝殿と左右の狛犬獅子

 
拝殿から本殿を参拝

 
本殿横側            神楽殿


境内に住吉社・祓戸社・稲荷社・秋葉社・柿本社などの末社
  
浅間社         秋葉社

  
  柿本社             池          住吉社       

 
稲荷社          総霊社

 
裏参道の鳥居        東門

  
          東西の参道坂道       遠方には「頭塔」が

天神社について
 草 創  承保5年(1078年)
 御祭神  少彦名命    別名「手間天神'(てまのあまつがみ)」
  相殿  菅原道真公

瑜伽神社が近くにあります。飛鳥神奈備が平城奠都とともにこの地に移り、
この周辺を「平城の飛鳥」と呼んだという。
瑜伽神社、もとは元興寺禅定院の鬼門除鎮守の社で、
後に興福寺大乗院が山麓に建ち、その守護神として藤原氏等の崇敬を受けたところ。
ところで、この奈良天神社の後日談となりますが、高台にある神社・・・
実は、この辺りの丘陵に「丘城」が築かれていた場所だと知りました。

気に留めていなかったのですが、「呉座勇一著・応仁の乱」に記述されていました。
奈良ホテルが建っている場所に「鬼薗山城(きおんざんじょう)」
今では道路を挟んで「西方院山城(さいほういんざんじょう)」が築かれていたとのこと。
応仁の乱」の産物だったらしい。
「鬼薗山城」は、現在遺跡としては残されていないが、荒池からホテルの建物をみると
お城が想像できそうです。
(荒池は後年灌水用につくられたもので、当時は崖の上の城)
応仁の乱の大和での戦場となり、興福寺大乗院の境内にあり、城の争奪戦の後、廃城。

他方、「西方院山城」は「鬼薗山城」の東、瑜伽神社の裏山に。
別名「瑜伽山城(ゆうがざんじょう)」とも言われ、曲輪、土塁、堀切、空堀が残っている。
城マニア以外の者には知られていないはずで、存城期間は僅か「3日間」。

瑜伽神社には改めて参拝し、「西方院山城」跡にも足を伸ばしたいと思っています。






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奈良押熊町・常光寺「大聖歓喜天尊」特別公開

2022年06月07日 | 日記
秘仏・「大聖歓喜天尊」特別開扉
毎年6月6日に特別開扉されます。
コロナ禍もやや下火状態なので、小雨のなか拝観してきました。
当然ながら、堂内は「撮影禁止」なので写真で紹介できませんが・・・・・。

宗 派 真言律宗
総本山 勝寶山 西大寺
大本山 生駒山 宝山寺
 塔頭 篠尾山 常光寺 
      (真言律宗単立と紹介しているものもあります。)


先ずは、頂いた拝観案内を
 

 

 

案内書によると本尊・大聖不動明王像、秘仏・大聖歓喜天尊像、弁財天像、鬼子母神像、愛染明王像
画像・不動三尊など「生駒山開山 宝山湛海律師の手によるものが多く見られます。        


御朱印

拝観順路と諸仏説明書                
大聖歓喜天を中央に取り巻くように狭い堂内に満席?
拝観には助かります。              
  

通称「聖天さん」と呼ばれていますが          
「聖天」とは略称であり、               
大聖➪「聖」  歓喜天➪「天」            
正式には「大聖歓喜双身天王」と言います。       
また、大聖歓喜天・大聖歓喜大自在天・象鼻天・天尊とも。

聖天様は男天と女天の双身です。          
男天の起源は、インドはヒンドゥー教のガネーシャ神であり、
女天は仏教の十一面観音(化身)です。           
双身で仏教に帰依された、神様というわけです。      
像のお姿から「愛合、夫婦和合」の神ともいわれています。 
秘仏 人身象頭双身 双身歓喜天
  
秘仏想定・・・記憶を頼りに・・・(ほかのブログ画像より)

  
こちらは秘仏ではありませんので「パチリ!」 
陶器の和合人形と陶器の象の行列 


山門はなく、入山案内のみで参道に続く

  
  参道           正面         振り返ると

 




 

  

  

 
西門

  


西門を出ると「辨天池」


裏参道から回ると

 
  天神社        庫裏の鬼互

  
裏参道の案内       野仏

  
   裏参道付近の「ブラシの木」       色付いた「ウメの実」







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