パパとりの雑記帳

酉年生まれの後期高齢者。健康不安を抱えながら、新聞、TV等からの情報を元に、好奇心に駆られて、近郊の社寺を中心に散策。

サボテンの開花

2016年08月17日 | 日記
時期ははっきりしませんが、子供の小さい頃から植えて
今では約210cm。サンルームの屋根に当たりそうです。
昔は背比べしていましたが、最近は家族全員が見降ろされています。
柱サボテンで、上に向かう一本立ですが正式の種類,名前は判りません。
花は、夜22時前後だったと思いますが少しずつ開花していきました。
本体から20cmの枝のような「花序」が数日前から急に伸びていました。
その先に直径15cm程の微かにピンクのかかった白い花、一夜限りです。
あたかも、蝶の羽化を見ているような…ゆっくりと、少しずつ開花します。
匂いは、妖艶な少し甘いような感じがしました。必ずしも「いい匂い」では…。
陽光に照らされて咲くのではなく、サボテンには夜に咲くのもあるのですね。
かって、お隣で夜に咲く「月下美人」の花を見せてもらったことがありした。
以前にも蕾をつけたことがありましたが、開花する前に落ちてしまいました。
開花を観察した動画のブログがありましたので、次回は挑戦してみます。








  

 



(参考)

お隣で見せて頂いた「月下美人」(2005.10.5撮影)



網越神社「おんぱら祭」 Ⅱ

2016年08月10日 | 日記
大神神社の摂社の綱越神社のご祭神は、
「祓戸大神」でありそこで行われるのが「大祓祭」(「おんぱら祭」)
祓戸大神は、大神大社の末社「祓戸神社」と同じということです。

「祓戸の大神四神
「瀬織津姫神」(川の神、滝の神)
 大祓詞「高山の末短山の末より、さくなだりに落ちたぎつ速川の瀬に坐す瀬織津比売という神、
     大海原に持ち出でなむ」
     勢いよく流れ下る川の力によって人々や社会の罪穢れを大海原に押し流す

「速開津姫神」(海の神)       
 大祓詞「荒潮の潮の八百道の八潮道の八百会に坐す速開都比売(速秋津姫)と云う神持ちかか呑みてむ」
     大海に流れ出た罪穣れを勢いよく呑み込んでくれる

「気吹戸主神」(風・息吹の神)    
 大祓詞「かくかか呑みては、気吹戸に坐す気吹戸主、という神根の国底の国に気吹き放ちてむ」
     速開津姫神が海に呑み込んだ罪穢れを風の神である気吹戸主神が根の国底の国(地底)に吹き放つ

「速佐須良姫神」(地底の神)      
 大祓詞「かく気吹き放ちては、根の国底の国に坐す速佐須良比売という神持ちさすらい失いてむ」
     気吹戸主神によって気吹き放たれた罪穢れが根の国底の国に住む速佐須良姫神により浄化され消滅

 大祓詞の最後にある「罪という罪はあらじ」という状態になります。

(祓戸の大神のうち三神が女神)

どなたかの説明を使わさせていただくと
1.瀬織津姫(せおりつ)が罪穢れを御祓川⇒大和川⇒大阪湾へ流します。
2.大和川河口にいる速秋津姫(はやあきつ)が罪穢れを飲みこみます。
3.気吹戸主(いぶきど)は罪穢れを根国・底国に息で吹き飛ばします。
4.速佐須良姫(はやさすら)が持ちさすらい消してしまいます。
                       解りやすい説明です。

綱越神社例大祭「おんぱら祭」 Ⅰ

2016年08月10日 | 日記
大祓、夏越の神事、茅の輪くぐりは、多くの神社では六月晦日に行われています。
一部の神社では、旧暦六月晦日(新暦の七月晦日)に行われるところもあります。
大神神社(三輪大社)では六月晦日に大祓が行われましたが、
大神神社の参道の傍、同摂社である綱越神社は旧歴六月晦日に行われています。
各神社と異なるのは、「神馬」が加わる珍しい「神馬曳き」があることです。

  (クリックすると拡大)


金幣を背に乗せた神馬

  
社務所前             綱越神社の木立


東の茅の輪


神職が祭場に入場

  
本殿

  
御神楽奉納

  
「神馬曳き」
大祓詞奏上中に、御祓所の周囲を三度廻ります。
神職が先導しますが、茅の輪をくぐるのは神職のみ。
神馬はくぐりませんが、背の金幣が当たるから…?
いえいえ、金幣は神様の依り代と言われています。
ですから罪、穢れはありません。
茅の輪をくぐって祓い清める必要はないからでは?

  
式が終わると、神職を先頭に、参拝の方々が東の茅の輪から西の茅の輪へと
「水無月の夏越の祓いする人は…」と古歌を唱えながらお社を三度廻ります。



多くの神社では、1つの茅の輪を左廻、右廻に最後は直進で三度くぐっています。



 
東の鳥居の茅の輪          古歌

 
西の鳥居の茅の輪


西の鳥居の茅の輪は、「大鳥居」の横辺りです。
高さ22mの「大鳥居」は、昭和59年の昭和天皇ご親拝を
記念し大通りに面して建てられたものです。
しかしこれは一ノ鳥居ではなく、
本物は南側の綱越神社の横の細い参道を進むと
木造の一ノ鳥居がひっそり建っています。
                 


大神大社一の鳥居



お守り


穢れを祓い飛ばす団扇?