パパとりの雑記帳

酉年生まれの後期高齢者。健康不安を抱えながら、新聞、TV等からの情報を元に、好奇心に駆られて、近郊の社寺を中心に散策。

「世界三大花木」

2018年06月25日 | 日記
今年は何となく「ジャカランダ」に執心?したのですが、
世界三大花木と言われている他の花木が見たくて…
宇治市植物園に行くと揃い踏みしてました。
先ず、件の「ジャカランダ」
「ジャカランダだけは、温室の外に植えられていました。
花は綺麗に落ちてしまっていましたが、
交配種の鉢植えのみ花を見ることができました。

 



交配種の種類を調べたのですがよく判りませんでした。49とも50種類とも言われています…。
名表板に書かれたものは、
ジャカランダ・カロバ 【①小型(鉢植えできます) ②花が大きい ③花色は濃紫色】
ジャカランダ・フィリシフォリア(タイ名;シートラン)
           【①葉が大きい ②花色が地味で小さい花数は少ない?…(詳しい表記がない…)】

             ジャカランダ・フィリシフォリアとジャカランダ(Jacaranda minosifolia)との判別            
               *The Plant ListによるとJacaranda obtusifolia (syn)Jacaranda filicifoliaである。
                タイに植樹のジャカランダ属は日本で見られるジャカランダ(Jacaranda minosifolia)は少なく、
                シートラン(Jacaranda obtusifolia=Jacaranda filicifolia)が圧倒的に多い。

           
ここのジャカランダで気が付いたのですが、
長居植物園や一心寺では沢山見ることができた
「蒴果」が一つも見当たらなかった…こと。
雌雄同株でなく、異株もあるのでしょうか…?。
そう言えば八幡谷公園でも気が付かなかった…。


温室に入ると「ホウオウボク」がありました。
 

 


(植物図鑑より)


説明されていた「板根(ばんこん)」(写真転載)
『大木は幹を安定させるために根を広く張ろうとしますが、
熱帯雨林では土壌が少ないために地下に伸長することができ
ず、地表面付近に横方向へ成長させて板根(ばんこん)を形成』



「カエンボク」
ジャカランダと同じノウゼンカズラ科です
 
                               落ちた花が置かれていました
落ちた花の多くはは、木の途中の枝などに引っ掛かっていました。
ノウゼンカズラやジャカランダ、カエンボクは同じように
花が雌蕊を残して抜けたように散るようです。

 
大花木の名の通り高い花木です 

 
温室の天井近くに花が見えました




(植物図鑑より)


おまけの疑問
何故、ジャカランダは、「ホウオウボク」、「カエンボク」のように「シウンボク」と表記されないのでしょうか?

ジャカランダ(紫雲木) 、フランボヤン(鳳凰木)、スパトデア(火焔木)と書かれているものもあります。
これなら表記として納得できます。

(雑記)
ジャカランダを調べた事項の、転載になりますが…
ハカランダ(Jacaranda)の和名は,シウンボク(紫雲木),キリモドキ(桐擬)であるが,
日本でも英語読みしたジャカランダやスペイン語読みしたハカランダの方が一般的かもしれない。
ノウゼンカズラ科(Bignoniaceae)キリモドキ属(またはジャカランダ属Jacaranda )の中南米原産の落葉高木,
花は濾斗状で先端が5弁に裂け,桐の花に似ている(ちなみに,ラパチョもノウゼンカズラ科で花の形が似ている)。
葉は細く羽状複葉でアカシアやネムノキに似て,夏には清涼な日陰を作るので街路樹に利用される。
葉の出る前に満開となると,これはもう桜の風情で美しい。

ハカランダは三大熱帯花樹のうちの一つと言われるが
(他は,アフリカン・チューリップ・ツリーとホウオウボク),然もありなんと思われる。
「Arvores Brasileiras」Harri Lorenzi (Instituto Plantarum de Estudos da Flora LTDA 2000)によれば,
ノウゼンカズラ科の多くはブラジルの一般名で「ipé」と呼ばれ(22種掲載)るが,一部には「jacaranda」と呼ばれるものもある。
また,この本で一般名が「jacaranda」と呼ばれるものの多くはマメ科で,13種が掲載されている(花や実の形が異なる)。
このように,ハカランダと呼ばれるものは植物学上異なる種類を含み混乱している。

花を愛で街路樹としてアメリカ,ヨーロッパ,アフリカ,大洋州などに広まっているハカランダは,
ノウゼンカズラ科キリモドキ属の種類で,雌蕊の数でJacaranda(18種,アルゼンチンや中米原産)と
Dilobos(31種,ブラジル原産)に下位分類される。
中でも,特に花が華やかなブルージャカランダ(Jacaranda mimosifolia)が多いようだ。
日本でも人気が出てきて,宮崎県のジャカランダの森には約700本が群生しているし,
熱海の海岸通りに植栽された街路樹も花をつけるようになった。

一方,後者のマメ科に分類されるハカランダに,
ツルサイカチ属のブラジリアン・ローズウッド(Dalbergia nigra)と呼ばれる種がある。
重厚な材質で,十分乾燥すると狂いが起きない。名前のとおり甘い香りがする。
ご存知のようにギター材として有名である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十輪寺「声明と三弦を聴く会」

2018年06月20日 | 日記
6月17日洛西の、十輪寺「声明と三弦を聴く会」に行ってきました。
本来なら、5月28日の「業平忌三弦法要」に行きたかったのですが、
奈良の不退寺の「業平忌」に行ったので、取り敢えず、この催しに行きました。
声明ではしばしば「雅楽」演奏との共演を見ることがありましたが、
「三弦」とはどのようにかかわるのか興味がありました。

先ずは「十輪寺」について。

宗 派 天台宗
山 号 小塩山
寺 号 十輪寺
創 建 嘉祥三年(850年)
     文徳天皇勅願寺
本 尊 秘仏・延命地蔵菩薩(伝教大師御作) 【8月23日御開帳日】
     通称「腹帯地蔵尊」
その他 在原業平の晩年の隠棲地 裏山に墓地
業平に因んで「なりひらてら」とも呼ばれる 


十輪寺のパンフレット

 

 

 
ご朱印


お寺の方の話では、この催しは「声明の文化サロン」的なものとのこと。
本堂では数十人が聴講。
確か、三弦「三味線」が数棹立てかけてありました。

展開が分らないままご住職より声明の歴史からお話が始まり
ご住職は、天台聲明はの第一人者「中山玄雄大僧正」に師事されたとのことでした。
配られた資料には、声明の譜面?もあり珍しいものを手にしました。

驚いたことに、ご住職より、「皆で一緒に発声体験をしてもらいます。」
彼方此方で声明を聴いていますが、「発声」は初めての体験でした。
声を出したのは資料「阿吽の秘曲?」より「あ〜あ〜」息苦しい長さ…。
これはまさしく「文化サロン!」


配布資料



 
諸天賛                    阿吽之秘曲


祈 請                    寂 静


摩訶般若波羅密多心経

譜面の読み方解説は特になかったが珍しい資料を頂いた。


声明演奏が始まりましたが…三弦とどのように絡んでいくのか…興味深々。
表現は的を得ていないかもしれませんが…
「弾き語り」いや声明だから「弾き唱え」です。
頭の中を「琵琶法師…」がよぎりました。
配布された参考資料には「解説者 聲明法師、三弦法師 泉浩洋」とありました。


境内写真
  
参道入口             直進できれば本堂へ              山門

 
本堂と庫裏の渡り廊下    池には黄睡蓮

 
本 堂 正面(鳳輦型) (「寛延2年・1750年応仁の乱後再建)     渡り廊下と庭


本堂屋根の形が鳳輦の形をしている


鐘楼と大樟

  
鐘楼と「不迷鐘(まよわずのかね)」
『自分で決心がつかず迷っている時、鼓の鐘を撞くと決死が付く不思議な鐘』(寛文6年・1666年建立)

 
大樟樹
「樹齢800年、本尊が樟でつくられているのでその分身としている。
伝説によると、地蔵菩薩の神力で一夜にして大樟樹にならしめた 
というので願かけ樟ともよばれ神木としている。     

  
石仏と案内表示

 
在原業平の墓

在原業平は、平城天皇の第一皇子、阿保親王(あぼしんのう)の五男(桓武天皇の曾孫)
伊勢物語の主人公のモデルとも言われている生粋のプレーボーイ?

塩竈跡

 

 



                                           在原業平朝臣塩竈之由来

                                      業平朝臣晩年当寺に閑居されここに塩竈を築き
                                      難波の海水を運んで塩焼く風情を楽しまれたと云う。
                                      想い人であった二条后(藤原高子)が大原野神社に
                                      参詣される時、ここで紫の煙を立ち上らせて
                                      想いを託したと伝えられている。
                                      中世以降業平信仰が生じて謡曲「かきつばた」には
                                      歌舞の神とされていることから
                                      塩竈を清めて煙を上げそれにあたると良縁成就、
                                      芸事上達とぼけ封じ中風除け等々を願うようになった。
                                      この跡は地形は原型のままであるが塩竈は数十年前に
                                      古事に因んで復元したものである。
                                       毎年11月23日「塩竈清めの祭」が行われる。
                                      法要は当座山古来の秘法、密教加持で紅葉を焚き
                                      塩で封ずる念法である。
                                                           當山執事

解散後、紫陽花、ホタルブクロなど庭の花を見たりして
帰りのバスを待つこと30分。
善峯寺始発のバスが来たのですが…満員で乗れません。
次のバスは1時間後の最終バスになります…。
バス待ちの仲間達と、阪急東向日を目指して歩くことに…。
行かれる方はくれぐれもご注意を。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャカランダⅡ

2018年06月15日 | 日記
八幡屋公園、一心寺の次は大阪「長居植物園」のジャカランダ。
6月14日長居植物園の「ネイチュアーツアー」に参加してきました。
約1時間程かけて園内の植物生態など説明を受けました。
ゴールがジャカランタ!



  

  



コンパクトデジカメでは撮りきれていませんが、
花は濾斗状で先端が5弁に裂け
柱頭の黄色く、長い白く写っているのが雄蕊…
実は、これは「仮雄蕊:かゆうずい(偽雄蕊)」で、基部には葯の付いた雄蕊が4本。
雌蕊は、仮雄蕊の少し下、筒状の花の中にあり、恰も2本の雌蕊があるかようです。
仮雄蕊は虫を呼び寄せるためのものらしい。

花は1日花で朝咲くと夕方には雌蕊だけを残し花は落ちてしまいます。
木の周りに沢山散っているのはこの為でしょうか。

  



アヒルのクチバシ状の平べったい実(朔果)が乾燥して落ちたものを解説員の方が採取されたそうです。
写真では分かり難いですが、中には、毛に包まれた種が詰まっているようです。
ネイチュアーツアー参加者の中には、拾われた方もおられましたが…私は残念ながら。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ジャカランダ(紫雲木)」

2018年06月08日 | 日記
ジャガランダ(紫雲木)は カエンボク(火焔木)、ホウオウボク(鳳凰木)、と共に
「世界の三大花木」の一つです。

シソ目
ノウゼンカズラ科
キリモドキ属

高さは20mから30mほど。
葉は多くが2回羽状複葉で、見かけはアカシアやネムノキに似る(これはブラジリアン・ローズウッドも同様)。
ただし1回羽状複葉または単葉の種もある。
花は円錐花序につく。花冠は5裂し色は青または青紫色、一部に白い種類もある。
雄蕊のほかに長い仮雄蕊を持つ。
果実は偏平で卵形または長円形のさく果で、多数の種子を含む。
原産地では桜のように葉が出る前に花が咲くが、栽培環境によっては葉が出た後に花が咲くこともある。

49種ほどからなり、Jacaranda(中米、カリブ海、南米西部原産)と
Dilobos(ブラジル原産)の2つの節に分類される。
日本で主に育てられているのは、
「Jacaranda mimosifolia(ジャカランダ・ミモシフォリア)」で、
別名、キリモドキ(桐擬き)と呼ばれている種だそうです。
                       (Wikipediaなどを参考にしました。)

1. 6月7日、昨夜来の雨が止み晴れてきたので地下鉄中央線朝潮橋駅前にある「八幡屋公園」へ
出掛けてきました。



地下鉄から出ると、右手に大阪プール、左手に大阪市中央体育館
実はこの体育館は、盛り土で覆われていて外観すると丘のようです。


  

公園の花マップ  ジャカランタは丘の中腹のグリーンロードの一部に並木として植えられています


 


                『海外旅行でジャカランダの紫色の並木道をご覧になった方も多いことでしょう。
                 和名でもその様子から「紫雲木」と呼ばれています。
                 また、世界三大花木(カエンボク・ホウオウボク・ジャカランダ)のひとつで、
                 八幡屋スポーツパークセンターでも、開花の問い合わせが多い花木です。
                 ジャカランダの原産地は南米で、木の高さは15メートル程になります。
                 亜熱帯各地で街路樹や庭木として用いられています。
                 大阪市内では、八幡屋公園のほか花博記念公園鶴見緑地の咲くやこの花館や、
                 天王寺の一心寺で見ることができます。』


  

 

       雨に打たれ花がたくさん落ちていましたので、集めて石の上に並べて写真も撮りました。

 

花は円錐花序につく。花冠は5裂し色は青または青紫色


全体的には、木がまだ若いようで、樹高も未だ高木の感じがしません…。
その代わりに花を近くでよく見ることもできました。

ジャカランダは、「花が頭に落ちるとしあわせが訪れる」といわれるそうですが、残念ながら…



2. 6月8日は雨を気にしながら天王寺の一心寺のジャカランダ

一心寺は、何時行っても線香の煙絶ゆることなく参拝者が多いお寺です。
何度も訪れていますが「ジャカランダ」で有名とは知りませんでした。
地下鉄谷町線で天王寺下車。
上町筋、堀越神社の傍を曲がり、三千佛堂の通りの向かい、塀越しに咲いているのが見えます。
八幡屋公園とは違い、高い大きなジャカランダの木を見ることが出来ました。



一心寺境内図とジャカランダの咲いているところ
(赤く囲ってあいます)







「紫雲木」と呼ばれる理由がよく分かります





ここで気が付いたのがクリスマスツリーの飾りのようにぶら下がっている半円球のような「もの」
これが「果実は偏平で卵形または長円形の朔果(さくか)」と言われるもののようです。早く言えば「種」
乾燥した果実はアヒル口のように実を開き中の羽がついた種子を風にのせて飛ばすそうです。
清掃されていた人に尋ねると、「拾って帰って発芽した」方もあるとか。

 



散っていた花を拾い上げ


 

アートな仁王様の立つ山門

  

境内からの山門と扉の彫刻




三枡紋八代目市川団十郎の墓、本多忠朝の墓の後方のジャカランダの花

現在の市川海老蔵のお父さんは12代目でした。いずれ13代目を襲名されるでしょう。
本多出雲守忠朝は、徳川四天王の本多家の二男で勇猛な武士であったが
酒の飲み過ぎで夏の陣で戦死、断酒の誓から多くの参拝者が訪れている。



  

アベノ「ハルカス」とジャカランダの花





ジャカランダの花とは関係がありませんが…
 

三つ葉葵紋の「明治戊辰 伏見之役 東軍戦死者招魂碑」
「明治31年6月在阪舊幕臣建」とあります


                           歴史の授業では、
                           「戊辰戦争、鳥羽伏見の戦い」
                           「錦の御旗の新政府軍(官軍)と旧幕府勢力」との戦いと習った…
                           と憶えているのですが、
                           敢えて「東軍」と刻まれているのは…
                           建碑時、30年経過しても旧幕臣の方々にとっては
                           決して「賊軍」ではないとの思いが込められているのでしょうか… 

おまけ
てんしば(天王寺公園芝生公園)内の掲示


「ネコ人気!」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祇園放生会

2018年06月04日 | 日記
6月の第一日曜日に祇園放生会が奉修されます。
今年は、6月3日でした。

祇園放生会主意書によると

『仏教に言う放生は、「梵網経」放生戒に教示されており、この世に生を受けた生きとし生ける一切の衆生は、
みなこれを六道を輪廻する己自身の姿であり、我が父母兄弟であるが故に、殺生を禁じ放生せよという教えに基づく。
それ故に、我々人間の食膳に供する生類の生命に感謝すると共に、生命を救って放鳥放魚する止悪作善に止まらず、
大乗経律を読誦して、一切の衆生に来世未来の得度結縁の勝縁を結ばしめることを最も重要な課題としている。
しかも放生戒は、その禁殺放生を大乗菩薩の実践行としている。
故に祇園放生会は、遥か中国陳代(557〜589)、今より約1400年以前の天台宗の高祖天台大師智顗の放生池設置の
古事に習い、この古都祇園の地を末永く魚鳥類と人間が憩う共生の場と念じ、放生禁殺の大乗菩薩の慈悲の実践の場と期して、
後援、協賛、推進委員会、参加市民の慈悲と功徳を願う法会として「祇園放生会」として発起したものであります。』
発起は本年4月に遷化された「叡南覚照大僧正」で今年で34回を数えることになるとのこと。

一般的にいえば、
「放生会」とは、仏教の根本思想である「不殺生」、すなわち生命の尊重・慈悲の精神から、
魚・鳥獣などの生き物を放流する行事のこと。
人間はこの世の生き物のお陰で自身が生きながらえている、
そのことに感謝し生き物の霊を弔うのがこの行事の大きな目的です。

  
祇園放生会のポスターとチラシ

  
場所は祇園白川の辰巳大明神の前、巽橋からの放流になります。
巽橋は人人であふれて写真は無理でした。

  
法要の行われる祭壇、お供えと諸法具が準備されています。
読経の対象となる仏様がいらっしゃいません? 

  
「祇園放生会の花」、カメラマンのターゲットの舞妓さんが待機

  
香煎の接待をしていただいていた美しい女性もカメラマンがマーク 

 
法要で読経される大阿闍梨のお迎えに舞妓さんも巽橋の近くに移動


導師は、比叡山大行満大阿闍梨 明王堂釜堀浩元 師
比叡山延暦寺(大津市)の一山善住院住職、釜堀浩元師は、
2017年9月18日、比叡山中などを巡礼し、
地球1周分に当たる約4万キロを踏破する天台宗の荒行
「千日回峰行」を終えられています。
記録が残る信長の比叡山焼き打ち以降51人目で、戦後14人目

千日回峰行を終えると、「大行満大阿闍梨(だいぎょうまんだいあじゃり)」と称され、
「不動明王の化身」と拝まれる対象です。

法要は撮影禁止のため、写真はありません。


   
法要後の諸法具。「放生文」や「独鈷」が置かれていました。



本来なら、「不動明王」像があるのに…の謎が解けました。
法要が始まるまで紅白の幕で囲まれていたのですが、
直前に幕が外されると放流される「稚鮎」の大きな水槽が…。
本日の主役は、2000匹の稚鮎でした。

  
本日のクライマックス放流の準備が始まります。

  
個々に渡される手桶と稚鮎


  
舞妓さん達の放流の写真は、居た所からは人だかりでとても無理でした。
放流後、巽橋の上で、関係者の放流を、僧侶、舞妓さん達が合掌して見守っておられました。
舞妓さんの合掌姿は、とても印象に残るシーンでした。
  
参会の人々が次々と放流していきます。子供さんの姿も。 

  
旅行者の方でしょうか外国の方も。

  
行事が終わって、舞妓さんも「お疲れさんどした!」


大阿闍梨は放生会が終わると、白川に沿って待つ
参拝者に真言を唱えながら「数珠のお加持」を施しながら
多くのサポーター?と鴨川方面に進んで行かれました。
私も「頭と両肩」にお加持を受けました。



目にとまったこと


この法会に中心としてお手伝いされていたのは
「延暦寺 律院」の法被をきておられ、その背には
不動明王の梵字が染められていました。



巽橋の少し下流に朝から待機?していたそうです。
まさしく「放生会」?



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする