今年は何となく「ジャカランダ」に執心?したのですが、
世界三大花木と言われている他の花木が見たくて…
宇治市植物園に行くと揃い踏みしてました。
先ず、件の「ジャカランダ」
「ジャカランダだけは、温室の外に植えられていました。
花は綺麗に落ちてしまっていましたが、
交配種の鉢植えのみ花を見ることができました。
交配種の種類を調べたのですがよく判りませんでした。49とも50種類とも言われています…。
名表板に書かれたものは、
ジャカランダ・カロバ 【①小型(鉢植えできます) ②花が大きい ③花色は濃紫色】
ジャカランダ・フィリシフォリア(タイ名;シートラン)
【①葉が大きい ②花色が地味で小さい花数は少ない?…(詳しい表記がない…)】
ジャカランダ・フィリシフォリアとジャカランダ(Jacaranda minosifolia)との判別
*The Plant ListによるとJacaranda obtusifolia (syn)Jacaranda filicifoliaである。
タイに植樹のジャカランダ属は日本で見られるジャカランダ(Jacaranda minosifolia)は少なく、
シートラン(Jacaranda obtusifolia=Jacaranda filicifolia)が圧倒的に多い。
ここのジャカランダで気が付いたのですが、
長居植物園や一心寺では沢山見ることができた
「蒴果」が一つも見当たらなかった…こと。
雌雄同株でなく、異株もあるのでしょうか…?。
そう言えば八幡谷公園でも気が付かなかった…。
温室に入ると「ホウオウボク」がありました。
(植物図鑑より)
説明されていた「板根(ばんこん)」(写真転載)
『大木は幹を安定させるために根を広く張ろうとしますが、
熱帯雨林では土壌が少ないために地下に伸長することができ
ず、地表面付近に横方向へ成長させて板根(ばんこん)を形成』
「カエンボク」
ジャカランダと同じノウゼンカズラ科です
落ちた花が置かれていました
落ちた花の多くはは、木の途中の枝などに引っ掛かっていました。
ノウゼンカズラやジャカランダ、カエンボクは同じように
花が雌蕊を残して抜けたように散るようです。
大花木の名の通り高い花木です
温室の天井近くに花が見えました
(植物図鑑より)
おまけの疑問
何故、ジャカランダは、「ホウオウボク」、「カエンボク」のように「シウンボク」と表記されないのでしょうか?
ジャカランダ(紫雲木) 、フランボヤン(鳳凰木)、スパトデア(火焔木)と書かれているものもあります。
これなら表記として納得できます。
(雑記)
ジャカランダを調べた事項の、転載になりますが…
ハカランダ(Jacaranda)の和名は,シウンボク(紫雲木),キリモドキ(桐擬)であるが,
日本でも英語読みしたジャカランダやスペイン語読みしたハカランダの方が一般的かもしれない。
ノウゼンカズラ科(Bignoniaceae)キリモドキ属(またはジャカランダ属Jacaranda )の中南米原産の落葉高木,
花は濾斗状で先端が5弁に裂け,桐の花に似ている(ちなみに,ラパチョもノウゼンカズラ科で花の形が似ている)。
葉は細く羽状複葉でアカシアやネムノキに似て,夏には清涼な日陰を作るので街路樹に利用される。
葉の出る前に満開となると,これはもう桜の風情で美しい。
ハカランダは三大熱帯花樹のうちの一つと言われるが
(他は,アフリカン・チューリップ・ツリーとホウオウボク),然もありなんと思われる。
「Arvores Brasileiras」Harri Lorenzi (Instituto Plantarum de Estudos da Flora LTDA 2000)によれば,
ノウゼンカズラ科の多くはブラジルの一般名で「ipé」と呼ばれ(22種掲載)るが,一部には「jacaranda」と呼ばれるものもある。
また,この本で一般名が「jacaranda」と呼ばれるものの多くはマメ科で,13種が掲載されている(花や実の形が異なる)。
このように,ハカランダと呼ばれるものは植物学上異なる種類を含み混乱している。
花を愛で街路樹としてアメリカ,ヨーロッパ,アフリカ,大洋州などに広まっているハカランダは,
ノウゼンカズラ科キリモドキ属の種類で,雌蕊の数でJacaranda(18種,アルゼンチンや中米原産)と
Dilobos(31種,ブラジル原産)に下位分類される。
中でも,特に花が華やかなブルージャカランダ(Jacaranda mimosifolia)が多いようだ。
日本でも人気が出てきて,宮崎県のジャカランダの森には約700本が群生しているし,
熱海の海岸通りに植栽された街路樹も花をつけるようになった。
一方,後者のマメ科に分類されるハカランダに,
ツルサイカチ属のブラジリアン・ローズウッド(Dalbergia nigra)と呼ばれる種がある。
重厚な材質で,十分乾燥すると狂いが起きない。名前のとおり甘い香りがする。
ご存知のようにギター材として有名である。
世界三大花木と言われている他の花木が見たくて…
宇治市植物園に行くと揃い踏みしてました。
先ず、件の「ジャカランダ」
「ジャカランダだけは、温室の外に植えられていました。
花は綺麗に落ちてしまっていましたが、
交配種の鉢植えのみ花を見ることができました。
交配種の種類を調べたのですがよく判りませんでした。49とも50種類とも言われています…。
名表板に書かれたものは、
ジャカランダ・カロバ 【①小型(鉢植えできます) ②花が大きい ③花色は濃紫色】
ジャカランダ・フィリシフォリア(タイ名;シートラン)
【①葉が大きい ②花色が地味で小さい花数は少ない?…(詳しい表記がない…)】
ジャカランダ・フィリシフォリアとジャカランダ(Jacaranda minosifolia)との判別
*The Plant ListによるとJacaranda obtusifolia (syn)Jacaranda filicifoliaである。
タイに植樹のジャカランダ属は日本で見られるジャカランダ(Jacaranda minosifolia)は少なく、
シートラン(Jacaranda obtusifolia=Jacaranda filicifolia)が圧倒的に多い。
ここのジャカランダで気が付いたのですが、
長居植物園や一心寺では沢山見ることができた
「蒴果」が一つも見当たらなかった…こと。
雌雄同株でなく、異株もあるのでしょうか…?。
そう言えば八幡谷公園でも気が付かなかった…。
温室に入ると「ホウオウボク」がありました。
(植物図鑑より)
説明されていた「板根(ばんこん)」(写真転載)
『大木は幹を安定させるために根を広く張ろうとしますが、
熱帯雨林では土壌が少ないために地下に伸長することができ
ず、地表面付近に横方向へ成長させて板根(ばんこん)を形成』
「カエンボク」
ジャカランダと同じノウゼンカズラ科です
落ちた花が置かれていました
落ちた花の多くはは、木の途中の枝などに引っ掛かっていました。
ノウゼンカズラやジャカランダ、カエンボクは同じように
花が雌蕊を残して抜けたように散るようです。
大花木の名の通り高い花木です
温室の天井近くに花が見えました
(植物図鑑より)
おまけの疑問
何故、ジャカランダは、「ホウオウボク」、「カエンボク」のように「シウンボク」と表記されないのでしょうか?
ジャカランダ(紫雲木) 、フランボヤン(鳳凰木)、スパトデア(火焔木)と書かれているものもあります。
これなら表記として納得できます。
(雑記)
ジャカランダを調べた事項の、転載になりますが…
ハカランダ(Jacaranda)の和名は,シウンボク(紫雲木),キリモドキ(桐擬)であるが,
日本でも英語読みしたジャカランダやスペイン語読みしたハカランダの方が一般的かもしれない。
ノウゼンカズラ科(Bignoniaceae)キリモドキ属(またはジャカランダ属Jacaranda )の中南米原産の落葉高木,
花は濾斗状で先端が5弁に裂け,桐の花に似ている(ちなみに,ラパチョもノウゼンカズラ科で花の形が似ている)。
葉は細く羽状複葉でアカシアやネムノキに似て,夏には清涼な日陰を作るので街路樹に利用される。
葉の出る前に満開となると,これはもう桜の風情で美しい。
ハカランダは三大熱帯花樹のうちの一つと言われるが
(他は,アフリカン・チューリップ・ツリーとホウオウボク),然もありなんと思われる。
「Arvores Brasileiras」Harri Lorenzi (Instituto Plantarum de Estudos da Flora LTDA 2000)によれば,
ノウゼンカズラ科の多くはブラジルの一般名で「ipé」と呼ばれ(22種掲載)るが,一部には「jacaranda」と呼ばれるものもある。
また,この本で一般名が「jacaranda」と呼ばれるものの多くはマメ科で,13種が掲載されている(花や実の形が異なる)。
このように,ハカランダと呼ばれるものは植物学上異なる種類を含み混乱している。
花を愛で街路樹としてアメリカ,ヨーロッパ,アフリカ,大洋州などに広まっているハカランダは,
ノウゼンカズラ科キリモドキ属の種類で,雌蕊の数でJacaranda(18種,アルゼンチンや中米原産)と
Dilobos(31種,ブラジル原産)に下位分類される。
中でも,特に花が華やかなブルージャカランダ(Jacaranda mimosifolia)が多いようだ。
日本でも人気が出てきて,宮崎県のジャカランダの森には約700本が群生しているし,
熱海の海岸通りに植栽された街路樹も花をつけるようになった。
一方,後者のマメ科に分類されるハカランダに,
ツルサイカチ属のブラジリアン・ローズウッド(Dalbergia nigra)と呼ばれる種がある。
重厚な材質で,十分乾燥すると狂いが起きない。名前のとおり甘い香りがする。
ご存知のようにギター材として有名である。