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『COVID-19との長期戦に備え手 2(感染者増加率・PPM推移 6)』 ―中国・台湾・日本・韓国と日本の一部の都道府県と比較―

2021-01-15 21:43:26 | 政治・経済

『COVID-19との長期戦に備え手 2(感染者増加率・PPM推移 6)』

         ―中国・台湾・日本・韓国と日本の一部の都道府県と比較―

このブログの表現は随分抑え込まれています。 なぜなら、投稿前に、表現の程度をチェックしているのは、我が家の『山の神』です。 書いているアラ傘寿の爺は、この新型コロナウイルス『SARS-CoV-2』の変異種の影響をこれから大きく受けるのは日本かもしれないと怯え、かつ憤っています。

 

20210114(アジア4ヶ国)、20210111(一部の都道府県)のデータで更新

世界中でCOVID-19が大変な事態になっていますので、20210131 の予測データで中国・台湾・日本・韓国と日本の一部の都道府県と比較を更新しました。

 

数値は、「日本全国の都道府県別と国別の人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推移」のデータを引用しました。 東アジアでは『日本』が、日本では、神奈川・千葉・埼玉・東京が酷い状態です。 マスコミも、傾向(グラフ)と定量的(100万人あたりとか10万人あたり等)を示して欲しいです。

  中国 台湾 日本 韓国 東京都 沖縄県 大阪府 北海道 愛知県 神奈川県 埼玉県 千葉県
2002 55 1 2 57                
2003 57 13 15 191 38 6 32 34 23 17 13 26
2004 58 18 111 210 307 98 186 150 65 111 116 129
2005 58 19 133 224 377 98 202 207 67 148 136 145
2006 59 19 147 250 447 98 208 241 69 163 154 153
2007 61 20 267 279 912 272 482 275 273 276 315 265
2008 62 20 537 389 1,495 1,472 970 339 603 545 535 487
2009 62.91 21.58 656 464 1,848 1,711 1,211 401 710 758 633 622
2010 63.48 23.26 794 517 2,233 2,296 1,448 610 825 954 793 804
2011 64.55 28.34 1,178 676 2,941 2,977 2,301 1,689 1,339 1,365 1,147 1,120
2012 66.67 33.55 1,864 1,205 4,323 3,701 3,405 2,560 2,192 2,312 1,945 1,770
2101 68.95 37.54 3,177 1,615 7,276 4,759 4,916 3,372 3,242 4,627 3,346 3,357

 

       10月末   11月末  12月末       1月末予測値

               前月末比 前月末比  前月末比    前月末日

中国   100%  103%   103%   103%   

台湾   108%  122%   121%   112%

日本   121%  148%   158%   170%

韓国   111%  131%   178%   134%

 

東京都  121%  132%   147%   168%

沖縄県  134%  130%   124%   129%

大阪府  120%  159%   148%   144%

北海道  152%  277%   152%   132%

愛知県  116%  162%   164%   148%

神奈川県 126%  143%   169%   200%

埼玉県  125%  144%   170%   172%

千葉県  129%  139%   158%   190%

 

東アジアでは、日本だけが急増傾向です。 優等国台湾は、まだ抑えこんでいます。増加も気になりますが、中国の抑え込みは、日本で適用できるかはわかりませんが、研究すべきと思います。 

 

特に日本の場合は、実態を定量的な解析、特に傾向を示して、正確に国民に理解していただきワクチンが間に合うまでは、繰り返しですが、『三密回避』、『マスク着用と、うがいの徹底』です。 すでに爆発感染の様相を示しています。

 

『指定感染症のCOVID-19のクラスター感染と爆発感染』を防ぐには、PCR検査拡大と陽性者には率先自主隔離と、お願い隔離の徹底が急務です。

 

とにかく、後手後手のモグラたたきは、先に行って、大変な出費と経済損失になります。 直近の事態は、日本が特に酷い状態ですので、見やすいグラフを多用し、定量的なデータ(急増傾向)を国民に、正直に提示して備えの重要性を理解してもらう。 年末年始の休み明けのデータが、目詰まりで実態を反映できなかった可能性があり心配です。  

 

いよいよ、ヒト(医療関係者不足)・モノ(医療関係機器・設備不足)・カネ(国は借金調達できても、『縦割り組織・IT後進国』で末端まで、なかなか届かない)が、『どこかの目詰まり』よりは、『広範囲での目詰まり』です。

 

休業支援金(給付金)の制度設計は『もう少し、公平性について工夫がほしかった』の一語に尽きます。 IT後進国で『データ』の管理が下手で、上手く使えないのが理由でしょうか。

 

COVID-19の感染拡大が、年末年始のヒト・モノ不足による目詰まりで、この程度で済んでいるのかと心配です。

(20210112纏め #277)

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『COVID-19との長期戦に備えて 1(参考にすべき国々と比較 21)』 ―PCR検査で陽性者の把握拡大と、『率先自主隔離とお願い隔離』の徹底を―

2021-01-15 20:12:33 | 政治・経済

  『COVID-19との長期戦に備えて 1(参考にすべき国々と比較 21)』

―PCR検査で陽性者の把握拡大と、『率先自主隔離とお願い隔離』の徹底を―

 

1月14日のデータで更新しました。

 

人口100万人あたりのCOVID-19の感染者増加率(11ヶ国と世界)

英国・日本・南アを除き世界中が頂上傾向、維持できるか。 コロナ変異種『SARS-CoV-2』の影響か英国・日本・南アが増加が止まりません。1月末の予測値ですが、日本は南ア以上になり、英国に次いでいます。(1月末の予測値の精度の問題がありますので1月のデータが増える、1月下旬に再計算

  中国 台湾 日本 韓国 インド スウェーデン ドイツ 英国 米国 ブラジル 南ア 世界
2002 55 1 2 57 0 1 2 1 0 0 0 11
2003 57 13 15 191 0 399 739 571 497 22 23 104
2004 58 18 111 210 24 2,010 1,899 2,633 3,142 368 95 403
2005 58 19 133 224 132 3,675 2,166 3,794 5,349 2,188 551 771
2006 59 19 147 250 411 6,700 2,319 4,201 7,826 6,437 2,550 1,314
2007 61 20 267 279 1,188 8,931 2,491 4,490 13,579 12,279 8,316 2,219
2008 62 20 537 389 2,624 8,341 3,184 4,980 18,171 18,171 10,573 3,243
2009 63 22 656 464 4,511 9,223 3,452 6,715 21,725 22,476 11,370 4,333
2010 63 23 794 517 5,896 12,779 6,192 14,948 27,333 25,953 12,232 5,866
2011 65 28 1,178 676 6,857 24,074 12,770 24,066 40,910 29,808 13,320 8,118
2012 67 34 1,864 1,205 7,440 43,308 21,013 36,771 60,326 36,112 17,825 10,703
2101 69 38 3,177 1,615 7,832 61,155 27,744 62,001 82,664 42,866 26,771 13,447

                     10月度  11月度  12月度   1月度予測値

                     前月末比 前月末比 前月末比 前月末比

ドイツ    179%   206%  165%   132%

スウェーデン 139%   188%  180%   141%

英国     223%   161%  153%   169%

米国     126%   150%  147%   137%

ブラジル   115%   115%  121%   119%

台湾     105%   122%  121%   112%

中国     100%   103%  103%   103%

韓国     111%   131%  178%   134%

日本     121%   148%  158%   170%

インド      131%   116%  109%   105% 

南ア       108%   109%      134%   150%

世界     135%   138%  132%   126%

 

人口100万人あたりのCOVID-19の感染者数推移(東アジアの4カ国)

日本が頂上傾向、安心はできない、韓国は抑えこみ始めている。 中国の奇跡に近い抑え込みは研究に値する。

  中国 台湾 日本 韓国
2002 55 1 2 57
2003 57 13 15 191
2004 58 18 111 210
2005 58 19 133 224
2006 59 19 147 250
2007 61 20 267 279
2008 62 20 537 389
2009 63 22 656 464
2010 63 23 794 517
2011 65 28 1,178 676
2012 67 34 1,864 1,205
2101 69 38 3,177 1,615

 

人口100万人あたりのCOVID-19の死者数推移(11ヶ国と世界)

世界中が頭打ち傾向の中でも『SARS-CoV-2』変異種の影響か南ア・英国・スウェーデン・ブラジルが増加中。 医療環境・行政共に優等国のドイツの状況は高止まりですが、良いニュースです。 1月末の予測値の精度の問題がありますので、1月のデータが増える、1月下旬に再計算

  中国 台湾 日本 韓国 インド スウェーデン ドイツ 英国 米国 ブラジル 南ア 世界
2002 1.97 0.04                   0.37
2003 2.31 0.04 0.44 3.18   14.46   36.19 9.58 0.75   4.96
2004 3.22 0.25 3.28 4.84 0.78 243.78 75.05 394.1 184.19 25.72 1.74 29.23
2005 3.22 0.29 7.04 5.29 3.74 435.18 101.45 552.79 313.54 135.65 11.52 47.41
2006 3.22 0.29 7.69 5.51 12.61 525.78 107.11 596.28 381.08 274.34 44.81 64.42
2007 3.24 0.29 7.93 5.87 25.91 568.26 109.11 607.99 459.42 429.35 134.97 85.74
2008 3.28 0.29 10.11 6.32 46.72 577.86 110.98 612.63 553.07 568.44 238.57 108.66
2009 3.29 0.29 12.37 8.06 70.65 580.14 113.24 622.12 580.14 672.38 282.15 129.46
2010 3.29 0.29 13.88 9.05 88.15 590.34 127.45 687.11 693.98 750.27 325.01 151.74
2011 3.30 0.29 16.41 10.26 99.72 661.53 199.25 862.40 809.80 814.45 363.11 188.39
2012 3.32 0.29 26.03 17.89 107.78 864.12 403.31 1,084.49 1,044.51 917.15 480.01 233.25
2101 3.34 0.29 40.51 30.84 112.59 1,183.80 705.03 1,493.56 1,330.82 1,043.67 755.67 283.12

      10月度  11月度      12月度   1月度予測値

                    前月末比 前月末比   前月末比  前月末比       

ドイツ    110%  156%   202%     175%

スウェーデン 102%  112%   131%   137%

英国     110%  126%   126%     138%

米国     112%  117%   129%   127% 

ブラジル   112%  109%         113%     114%

台湾     100%  100%   100%   100%

中国     100%  100%   101%   101%

韓国     112%  113%   174%   172%

日本     112%    118%   159%       156%

インド            125%  113%         108%   104%

南ア     115%  112%   132%   157%

世界     118%    124%         124%   121%

 

死者数増加率推移からは、データの精度・収集方法等異なるので、一喜一憂はできません。

 

人口100万人あたりのCOVID-19の死者数推移(東アジアの4カ国)

台湾・中国は抑えこんでいますが、韓国・日本が感染者数の増加傾向と同様で心配で、特に日本は、年末年始の目詰まりがどう出てくるか心配です

  中国 台湾 日本 韓国
2002 1.97 0.04    
2003 2.31 0.04 0.44 3.18
2004 3.22 0.25 3.28 4.84
2005 3.22 0.29 7.04 5.29
2006 3.22 0.29 7.69 5.51
2007 3.24 0.29 7.93 5.87
2008 3.28 0.29 10.11 6.32
2009 3.29 0.29 12.37 8.06
2010 3.29 0.29 13.88 9.05
2011 3.30 0.29 16.41 10.26
2101 3.34 0.29 40.51 30.84

新型コロナウイルス感染症『COVID-19』と、新型コロナウイルス『SARS-CoV-2』は、想像以上に複雑でタフです。 まさに有事の長期戦です。 ワクチンが安心して、後遺症・副作用が極少なく、皆が適用できるまでは、平凡ですが、『三密回避』、『マスク着用と、うがいの徹底』、『PCR検査拡大と陽性者の隔離(クラスター感染と爆発感染を防ぐには)』の徹底です。 

 

100万人あたりの感染者数増加率と、死者数推移の地域差はなくなりアジアが米州を超えて欧州のドイツに迫っています。 各種データも、同じ条件で集計されてはいないと思いますが、とにかくスペイン風邪以上の難敵です。 

 

特に日本の場合は、実態を定量的な解析、特に傾向を示して、正確に国民に理解していただきワクチンが間に合うまでは、繰り返しですが、『三密回避』、『マスク着用と、うがいの徹底』です。 すでに爆発感染の様相を示しています。

 

『指定感染症のCOVID-19のクラスター感染と爆発感染』を防ぐには、PCR検査拡大と陽性者には率先自主隔離と、お願い隔離の徹底が急務です。

 

とにかく、後手後手のモグラたたきは、先に行って、大変な出費と経済損失になります。 直近の事態は、日本が特に酷い状態ですので、見やすいグラフを多用し、定量的なデータ(急増傾向)を国民に、正直に提示して備えの重要性を理解してもらう。 年末年始の休み明けのデータが、目詰まりで実態を反映できなかった可能性があり心配です。  

 

いよいよ、ヒト(医療関係者不足)・モノ(医療関係機器・設備不足)・カネ(国は借金調達できても、『縦割り組織・IT後進国』で末端まで、なかなか届かない)が、『どこかの目詰まり』よりは、『広範囲での目詰まり』です。

 

休業支援金(給付金)の制度設計は『もう少し、公平性について工夫がほしかった』の一語に尽きます。 IT後進国で『データ』の管理が下手で、上手く使えないのが理由でしょうか。

 

COVID-19の感染拡大が、年末年始のヒト・モノ不足による目詰まりで、この程度で済んでいるのかと心配です。

(20210115纏め #276)

 

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