知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『新建材CLTは、日本の林業と住宅事情を変えられるか 1』―林業大国、ロシア、ブラジル、カナダ、アメリカ、中国等との競合準備をー

2021-01-30 22:48:41 | 技術

              『新建材CLTは、日本の林業と住宅事情を変えられるか 1』

―林業大国、ロシア、ブラジル、カナダ、アメリカ、中国等との競合準備をー

ウエブ情報から引用

 

  数年前に、画期的な新建材CLT(Cross Laminated Timber)が、開発・実用化されたことが発表されました。 この時、久々のヒット製品だと感激したのが下記ウェブ情報です。 

 

ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。 厚みのある大きな板であり、建築の構造材の他、土木用材、家具などにも使用されています。 

 

その強度は『鉄筋コンクリートに匹敵』する。 オーストリアで最も進み、すでに9階建てまで許可され、ロンドンでも9階建てが実現している。 この新建材CLTはベニヤ板とは区別されている。

 

この新建材CLTは、救世主のように思われますが、日本の林業の弱点である;

 

『森林所有が小規模で、土地が急峻である。 伐採搬出が旧態依然でコストが高すぎる。 外材のように大量安定供給ができない。 木材の流通ルートが複雑すぎる。 乾燥させた木材が少ない。 品質がバラバラで使いづらい。』 

 

これをカバーできるか疑問が多く、更に単層人工林・人手不足・山林の地主不明問題まである中で、林業大国のロシア・ブラジル・カナダ・アメリカ・中国等が、新建材CLTの生産、輸出を始めたら、原木輸出より輸送効率も良く、新建材CLTの国際競争力は日本には、分が無いように思われます

 

前置きが長くなりました。 先日(20180725)テレビ民放某局がワイドショーで、新建材CLTの超高層ビルの紹介がされました。 その概要はウェブにありました。 早速ウェブ情報からです。

 

住友林業は、28日、2041年までに木造を主部材とした超高層ビルを都内に建設する構想「W350」を発表した。高さ350m、地上70階建ての複合施設で、総工費は約6000億円。 同社が日建設計の協力を得て計画をまとめた。  実現すれば、現在三菱地所が東京駅北側の常盤橋街区で建設を進める高さ約390メートルの超高層ビルに次ぐ高さとなる。 

因みに、

あべのハルカスの総工費は、1,300億円(高さ300ⅿ、60階)、

横浜のランドマークは、総工費は、2,700億円(高さ296ⅿ、70階)です。

 

 テレビ電波塔の高さは別ですが、ビルの『高さ競争』は如何なものかと思います。 アラブ首長国連邦ドバイにある、世界一高い超高層ビルはブルジ・ハリーファ、828です。 なお、ジッダ・タワー、1,008は、サウジアラビアのジッダで建設中のハイパービルディングです。 このビルの、英訳別称のキングダム・タワーは2019に完成予定でしたが、現在は2018年の完成が予定されています。 当初は高さ1,600mで計画され、その高さにちなみマイル=ハイ・タワー」(Mile-High Towerという名称であった

 

ドバイやクウェートなどペルシャ湾岸では2008年ごろ、高さは1キロ(マイルではなく)を超えるビルの計画が相次いで発表されたが、世界的な金融危機の影響で『高さ競争』は一時落ち着いている。 『高さ競争』は人類にとって、どのようなメリットがあるのか、考えさせられます。

 

さて、この新建材CLT工法の優位性;

①  建築期間の短縮、工場で製造・加工できる。

②  断熱性が高く、省エネ効果、木材は多孔質材料で断熱性大。

③  優れた耐震性、PCコンクリートに対して、四分の一の重量。

 

この新建材CLTCO2削減について;

一部は、先の備忘録『木を植えよう』に重複します。 森林は、言わばCO₂の一時貯蔵庫で、樹木がすべて枯れ、完全に分解してしまえば、樹木が吸収したCO₂がすべて放出される。 しかし実際には、枯れ死した樹木の全てがすぐ分解されるわけではありません。 その多くは、有機物として土壌中に長く蓄えられます。

 

一方、伐採した樹木すべてが、すぐに燃やされて、 CO₂になるわけでなく木材として住宅や家具になります。 長く使うほどCO₂が長く固定されます。 ここで新建材CLTの出番です。 因みに、昔の木造の神社仏閣・城郭は数百年の寿命(これは鉄筋コンクリートより長寿命)です。 名古屋城の完成1612年、1945年空襲で焼失から判るように、優に300年以上持ちます。

 

然しながら、現在の戸建て木造住宅の平均耐用年数ですが、日本では約30-40年、米国約40-50、英国約50-70と言われます。 田舎には今でも築後100年以上の木造民家が多々あります。 『エコの本質』を、昔の人は感覚的に知っていたが、現代人は、『安価最優先』でした。

 

高度成長時代に創られた『鉄筋コンクリート製構築物』の寿命が、比較的好条件のもとで100年程度、海岸部・トンネル等悪条件下では50年程度す。 建造当時には、寿命も、維持補修も考えない『安く・早くの追求』でした。

因みに、建材CLTの耐用年数は、5070年で、再生・再利用も可能です。

 

日本は森林大国で、狭い国土にすでに沢山の森があるので、大規模植林の余地はあまりないと言われます。 然し課題は沢山あります。 傷んだ森を、高木、亜高木、低木、下草、そして土の中のカビやバクテリヤで構成される『本物の森』に戻さなければなりません。 『本物の森』でない、単層人工造林(杉、

松、カラマツ等)では最近の異常な豪雨や津波には耐えられません。 今では、開発で激減、細々と残っている、日本の『鎮守の森』が将に『本物の森』です。

 

この度の豪雨土砂災害は『単層人工造林』での発生が多いように見えます

 

偏見ではありますが、『鎮守の森・本物の森』は、多神教(自然の造物、何にでも神は宿る)の賜物です。 余談ですが、今の三大宗教(一神教)は奇しくも、森ではなく砂漠で生まれています。

 

『京都議定書』には、先進国が発展途上国に援助して植林などのCO₂削減策を行った場合、その先進国の削減として認めようとする『グリーン開発メカニズム」があります。 『森が泣いている』先進国日本は、日本の木材大量輸入に起因する森林伐採跡地のある国の植林支援は元より、足元の日本の森林回復も必須です。

 

『本物の森』には、必ず直根性・深根性の照葉樹、楠、シイ、椿があります。

楠は、葉が全部焼けても再生しますし、シイ・椿は潮風や津波に強いです。

松は、横根性で、津波に弱く、油分が多く火にも弱いことは、東日本大震災でもよく判りました。

新建材CLTの利用・活用をベースに、日本の林業と住宅事情が改善されることを期待しています。

                (20180729纏め、20191224改 #137)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『希望と期待より、既にそこにある問題・課題群 (土地のこと)』―「ああ、こういう問題もあったのかというふうに感じているだけ』ではだめ―

2021-01-30 22:12:24 | 政治・経済

 『希望と期待より、既にそこにある問題・課題群 (土地のこと)』

  ―「所有者不明土地(宅地と山林)問題」に見る土地制度の課題―

―「ああ、こういう問題もあったのかというふうに感じているだけ』ではだめ―

表題については、悲観的に思い込まず、常々、人々の叡智で解決できると信じています。 最近は、老若男女を問わず、特に広義(物心両面か、精神面だけの場合も)の『弱者』には現状の閉塞感と将来への不安感があります。 問題・課題群を、識っている場合と、感じている場合がありそうですが、どちらも『我がこと、とはせず、無関心でいる常態が』最も心配な点です。

 

 最近読んだ本に、『土地はだれのものか』研究会著の『土地はだれのものか-人口減少時代に問う』ありました。 ここでも問題・課題群がありますが、何故、手が打てないのか、考えてしまいます。

 

 この本の目次だけでも、問題・課題群の深刻さが解ります。

 

第1章 世界最速で深刻化する日本のマンション老朽化問題

    644万戸のストックの行方

    最大の背景は、戦後の大都市の人口激増と、その受け皿がマンション

    今後は大都市で高齢化が本格化する 

 現代は江戸時代の『五人組』などの制度もなく『コミュニティー』造りも、維持も下手

 老朽化マンションの大修復も建て替えも大変

 

第2章 土地が見捨てられる?

    『所有者不明土地問題』に見る土地制度の課題

    相続後の不動産登記は『義務』でなく『任意』

    『負の資産』を費用と時間をかけて登記するか

 『なんでも先送り』で、将来、手間・暇という多額の税金が必要、対策を決める人の都合で『任意』

  でほっておかれる現実、このような事態は世界のどこにあるか、『所有者不明土地問題』はさらに、

  拡大し続けているし、これが山林も同様で、水源にまでおよぶ、亡国の買い占めに戦々恐々

 

第3章 狭隘道路や私道紛争が無くならないわけ

    元凶の『土地所有権』のメスを

 4m道路規制が遅れたために、4m未満の道路が沢山残り、狭隘道路問題が拡大している、ごく最近も

 ニュースに

 

第4章 今日的課題の底流(1)

    人口動態&都市の構造変化が問題を加速させる

 これはインドネシアのジャカルタでも同様ですが、高齢化問題は、日本に比べ、まだ先

 

第5章 今日的課題の底流(2)

    法曹界内部から見た、日本の法制度の歪みと限界

 マンションの建て替えについての法整備の遅れ、万事が万事先送り

 

第6章 縮減時代の土地所有と都市計画はどうあるべきか

    都市計画の歴史から紐解く

 都市計画は、中国をまねた古代、城を中心の区割り・街づくりの中世、以前の日本列島改造論は幹線だけ、

 で街の道路までは及ばず、為政者には、常に全国を俯瞰して欲しい

 

第7章 近代的土地所有権をつくり上げた明治時代

    その功績と実態

 江戸時代の領主の小作農から、百姓の持地にした大改革は見事、ヨーロッパで、武力や、国家の買い上げ、

 支給等で実現

 

第8章 異次元社会・江戸時代に見るユニークな土地所有 

    持ち主は多元、持ち方は重層

 土地も百姓も、領主のものであった時代は、今よりも確実に保護

 

第9章 ドイツはどうやって秩序ある都市をつくったのか

    その都市計画と建築・開発秩序

 ドイツは何度か行ったことがあるが、建物の高さや壁、屋根の色彩、形状等が統一され、市街地と

 非市街地・田園景観がはっきりと

 

第10章  アメリカの縮減3都市の苦悩と戦略

     デトロイト、ヤングスタウン、フリントの取り組み

 デトロイトの発展とその後の経緯が、これからの日本の都市で

 

対談≫農地再考 農地の所有権問題は、『集落』の存在抜きには語れない

         

 この本のあとがきに言っています。

ちょうど近眼の人間がメガネを外していたらぼんやりしか見えなかった世界が、メガネをかけると隅々までクリアに見えるのと同様に、この本を読まれて、ああ、こういう問題もあったのかというふうに感じていただければ、この本の作成に携わった者としては、うれしく思う。』とありました。

 

 横浜市鶴見区住んでいますが、一部の地域には、救急車も消防車も通れないようなで狭隘道路で、一方通行が多く、引っ越してきた当時は、車の運転で、迷い込むと大変な事態になりました。 自分の遅れの心配ではなく他人様に大変なご迷惑をかけてしまいました。 表題のこと、『希望と期待より、既にそこにある問題・課題群』をさらに調べてみたいと思っています。

                 (20191109 纏め、20210130追補、#132)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『100m走とスプリンター 3(ルイス vs ボルト vs ハキーム vs 桐生)』―ハキームの『トップスピードと、それに達する距離』が現時点では、不明―

2021-01-30 17:34:24 | スポーツ

100mとスプリンター 3(ルイス vs ボルト vs ハキーム vs 桐生)

―ハキームの『トップスピードと、それに達する距離』が現時点では、不明―

 カール・ルイスは、偉大な、長い選手寿命を維持したアスリート、オリンピックの陸上競技100m、200m、4×100mリレーの3冠を3大会連続(北京、ロンドン、リオデジャネイロ)で達成。

 

伝説のスプリンターともいえる、カール・ルイスと最近では、最強のウサイン・ボルトに、日本期待のサニブラウン・アブデル・ハキーム、桐生祥秀の4人のアスリートを比較してみました。 

 

カール・ルイ

ウサイン・ボルト

サニブラウン・アブデル・ハキーム

桐生 祥秀

生年月日

196171

現在57

1986831

現在32

199936

現在20

19951215

現在23

身長・体重

188cm88kg

196cm94kg

188cm74kg

175cm70kg

足のサイズ 右

28.4cm

31.0cm 

30.0cm

24.5cm

      左

28.7cm

31.0cm

30.0cm

24.5cm

自己ベスト100m

9861991年)

9582009年)

997(2019)

998(2017)

200m

19751983年)

19192009年)

2008(2019)

2041(2012)

トップスピードと

12.05m/s 

12.27m/s 

???? m/s

11.65m/s

それに達する位置

40m附近

60m附近

?? m附近

45m附近

平均ストライド

232cm43stride

244cm41stride

224cm(44stride)

211cm(47stride)

ルイスの、100m自己ベストは30の記録、200m22歳の記録。       

ボルトの、100m自己ベストは23歳の記録、200m23歳の記録。

ハキーム、100m自己ベストは20歳の記録、200m20歳の記録

桐生祥秀100m自己ベストは23歳の記録、200m17歳の記録。

 

ハキームの記録を現時点でルイス、ボルトの記録と比較したいが;

肝心のハキームの『トップスピードと、それに達する距離』が現時点では、解りませんので、今回は比較ができませんでした。 ハキームの『トップスピードと、それに達する距離』現在、改善途上ですので、楽しみに待っています。

                                                                                (20190609纏め、20210130追補、#101)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『九十九里浜は本当に後退している? その理由は』 ―各所に消波堤が造られ、「太東岬」と「屏風ヶ浦」砂の供給がなくなってー

2021-01-30 16:46:52 | 地球・火山・地震・津波

『九十九里浜は本当に後退している? その理由は』

―各所に消波堤が造られ、「太東岬」と「屏風ヶ浦」砂の供給がなくなってー

先日、旭市三川に帰郷しました。 会食の席で、この地で生まれ育った方々、三人が皆同じ意見でした。 『九十九里浜の後退は、利根川河口の堰堤で利根川の土砂が九十九里に廻ってこないのが主因だ』と

 

九十九里浜に拘泥するのは、九十九里浜の内陸の農家に生まれ、育った自分を『海好き』にしてくれたのが九十九里浜でした。 どのくらい『海好き』かですが、のっけから、余談・自慢話で恐縮です。

 

❶小学校高学年の頃は、網本の息子と『澪・離岸流』に乗って1㎞程沖合の蛸釣り船まで泳ぎました。 時速は8㎞位になり、快感でした。

 

❷中学生時代は、銚子漁港の停泊中の船底くぐりの潜りをやりました。 最深の竜骨部に達したら、体を反転させて、水中の船腹に向き合って、手足を使い這い上がり、船腹に張り付くのを避けました。

 

❸高校時代には、大原港から太東岬まで約7㎞の遠泳、半ばで、地元の漁船に乗った監視員に捕まり未遂でした。 上の地図の、最下部のほぼ中央に大原港の突堤、その少し上に太東岬が見えます。 

 

❹香港駐在時代には、深水湾(Deep Water Bay)から浅水湾(Repulse Bay)まで遠泳約4㎞は無事泳ぎ切りました。 当時シーズンオフだったのかサメには遭遇せずに済みました。 とにかく海を見るとプチ遠泳をしたくなります。

 

さて、本題に戻ります。

今まで理解していた、九十九里浜の後退理由は、次のウエブ情報です。

 

東京大学・海岸沿岸環境研究室・佐藤愼司教授は砂浜消滅の原因をこう解説する。『九十九里浜というのは「太東岬」と「屏風ヶ浦」という両側の崖が崩れ、そこの土砂が入ってきてできた浜です。かつては波で両側の崖は年間約70センチ削られ、その砂が九十九里浜に供給されていました』

ところが、各所に消波堤が造られ、砂の供給がなくなってしまったのだ。

 

その対策に、

県は今後、浸食被害を防ぐため、地元の漁業者や住民らと合意形成を図り、浜全体のバランスを考慮しながら、砂の流出を防ぐための人工岬「ヘッドランド」の設置や外部からの砂を供給する「養浜」といった対策の実施を同会議で検討。自然な海浜を可能な限り残し、実現可能な養浜量で約40メートルの砂浜幅の確保を目指すとしている。

 

利根川の土砂の九十九里浜への影響はなさそうです。 国交省のHPからです。

 

利根川の変遷に関する次の記述がある。「古来、利根川は太平洋ではなく現在の東京湾に注いでいた。現在のような流れになったのは数次にわたる瀬替えの結果で、近世初頭から行われた河川改修工事は利根川東遷事業と呼ばれ、徳川家康によって東京湾から銚子へと流れを替える工事が行われた。東遷事業の目的は、江戸を利根川の水害から守り新田開発を推進すること、舟運を開いて東北との経済交流を図ることに加えて、伊達政宗に対する防備の意味もあったと言われている。工事は徳川家康が伊奈備前守忠次に命令し、1594年の川締め切りを皮切りに60年の歳月をかけて1654年に完了した。」 この記述によれば、まず1654年以前の九十九里浜の海浜形成に対して利根川の流出土砂は寄与することはないことが明らかである.1654年以降の利根川からの土砂供給の有無に関しては、銚子半島周辺の海底地形より考察される。銚子半島北側にある鹿島灘と、南側の九十九里浜における波による地形変化の限界水深は910mとされている。これに対し、銚子半島の東部は岩礁帯であり、前面の海底はほぼ1/10勾配で水深約20mまで落ち込み、海底面には岩礁が露出している。このことは銚子半島を南北に沿岸漂砂が横切って通過することは困難なことを意味する。

 

したがって、『太東岬と屏風ヶ浦という九十九里浜両側の崖が崩れ』供給されるハズの、その土砂が、消波堤に阻まれ、供給されなくなり、九十九里浜の後退になっているという、ある意味で人災であるようです。

                   (20190330纏め、20210130追補、#094

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『合同避難訓練(参加して、解かったこと)』ー❶急病です!➡❷救急車手配を!➡❸AEDを探して!と周囲に呼びかけー

2021-01-30 13:23:41 | 地域活動

合同避難訓練(参加して、解かったこと)』

ー❶急病です!➡❷救急車手配を!➡❸AEDを探して!と周囲に呼びかけ

 

 有難いことに、後期高齢者ですが、自治会の監査役兼班長を務めさせて頂いています。 『班を代表して参加する』とは、聞こえは良いですが、実は、遅ればせながらAEDを使えるようになるのが目的でした。

ウキペデイアから引用

❶AEDとは、 先ずは、ウェブ情報です、

 自動体外式除細動器Automated External Defibrillator, AED)とは、心停止(必ずしも心静止ではない)の際に機器が自動的に心電図の解析を行い、心室細動を検出した際は除細動を行う医療機器除細動器の一つだが、動作が自動化されているので、施術者が一般市民でも使用できるよう設計されている。

 

➋救急車とAEDの手配・準備まで; 図解マニュアルでのAED操作は簡単ですが、次の初度行動がキーになりそうです。 

 

急患者を発見、患者に大声で反応を確認、心肺停止と判断したら

 

ステップ―1

急病です。お手伝いお願いします』、と周囲の人たちに、

 

ステップ―2 集まった人たちの、一人に指さして

救急車手配をお願いします』と、別の人に

AEDを探して来てください』 ここが『大変である』と再確認できました。 

 

❸AEDはどこに

 ウェブ情報では、全国のAED設置情報の網羅率8.052% とありましたので、

自治会には『外部の人でも近づけ、取り出せるAEDの設置場所マップ』の

作成を提案していきます。 咄嗟にパソコンのウェブ情報では間に合いません。

自分は、自分の生活圏最寄りAED設置場所リストを作ろうと思っています。

 

他に重要なのは上水道・下水道被災時の対応ですが、『飲み水の備蓄』と『簡易トイレの準備』が必要です。 特に下水道は『上水道に比較して水圧が低いので、水の用意があっても流せない場合がある』ので簡易トイレ関連グッズの備蓄に尽きるようです。

(20170227纏め、20190312追補、20210130追補、#093)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする