知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『富士山大噴火(兆しは揃いすぎ)杞人天憂であって欲しい』 —ことわざ「水に流す」では済まない。「火山灰は下水道に流せない」有事―

2020-03-22 13:58:04 | 地球・火山・地震・津波

『富士山大噴火(兆しは揃いすぎ)杞人天憂であって欲しい』 

—ことわざ「水に流す」では済まない。「火山灰は下水道に流せない」有事―

 

「噴火!!」ではありません。「青富士に雪煙がなびく」です。

 

 日本という国は、有事には、多方面で本当に脆弱だと思いました。 この度の新コロナウィルス感染症問題でパニック状態になり、マスク、トイレットペーパーの買い占めによる、これらの商品がスーパー、デパート、コンビニ等から消え、何日たってもマスクは店頭に補充がされないことです。 このマスク、ましてや医療関係者にもいきわたらずというテイタラクです。

 マスクにいたっては、8割が海外から輸入で、2割の国内製のマスクの部品、金具・ゴム等もほとんどが輸入品です。 これからは、感染症も有事ととらえた政治を行って欲しいものです。

 我が家ではトイレットペーパーと飲料水は、巨大地震に備えて、備蓄がありましたが、マスクと消毒用アルコールの準備は無く毎日、購入できずに困っています。 これはオールジャパン、否世界中で同様の状況に遭遇しているようです。

 これ以上に恐ろしいのが、富士山大噴火です。 これへの備えは、多少はできても、甚大な被害と社会システムへの影響を考える恐ろしい限りです。

 昔から恐ろしいものは『地震・雷・火事・親父』とよく言われますが、本当に恐ろしいのは火山噴火で、それも超巨大噴火(カルデラ噴火)・破局噴火です。 ただ、大地震は、火山噴火を誘発するという因果関係はありそうです。

 大地震も恐ろしいですが、はるかに恐ろしいのは、火山爆発の噴出物で地球寒冷化まで引き起こす超巨大噴火です。 揃いすぎた富士山大噴火の兆しとは、藤井敏嗣氏著『正しく恐れよ! 富士山大噴火 いつ何が起こるのか どうすればいいのか』からの抜粋です。 

 日常から結構大きな問題まで交渉ごとで『水に流す』という言葉がありました。 このようには簡単にはできない『火山灰が下水道には流せない』という重大事の有事に備えなければなりません。

警鐘❶ 
17世紀以降、日本では大噴火がそれぞれの世紀に4、5回(30-30年に一回)あった。 ところが20世紀に2回しか起こっていない。 しかも最後の噴火はから100年近くたっている。

警鐘❷
いまの日本は、東日本大地震、新潟県中越地震が起こり、南海トラフ地震も数十年以内に高い確率で起こると言われ、9世紀の大地動乱時代の日本に似ているという考え方がある。 

警鐘❸
富士山はこれまでの3,200年に100回噴火(平均30年に1回)があったが、それが300年間も噴火していない

警鐘❹
富士山の大噴火『宝永山噴火』では。 2週間噴煙を噴き上げ成層圏まで達し、火山灰は、偏西風で東京まで2時間で到達する。

警鐘❺
超巨大噴火(カルデラ噴火)は平均6,000年に1回起こっているが、最後の噴火(鬼界カルデラ)は7,300年前。 カルデラ噴火はいつ起こってもおかしくない。

警鐘❻
火山噴火は『噴火警戒レベル』が1から5に順番に上がっていくわけではなく、最初にクライマックスが来ることもある。

警鐘❼
活火山に登る登山者は、火山噴火とはどういうものかきちんと知ってほしい。

警鐘❽
想定している富士山の噴火(宝永噴火)は、桜島で起こっている100年~200年分の火山灰が2週間で積もった災害だ。

警鐘❾
火山噴火というものは、確実に予知できるものではない。

警鐘❿
気象庁には、火山を研究してきた専門家はほとんどいない。 火山の監視にはもっと専門家が必要だ。

 先ず、身近な恐ろしさですが、積もった火山灰が下水道には流せないので、都市の機能は『マヒ』します。 地球規模の恐ろしさは、地球を覆う噴出物で起こす地球規模の寒冷化です。

 昨年の、台風15号、19号の被害で、大変であったのは、泥の被害でした。 これは、今後の大きな課題でありますが泥は下水に流せます。 火山噴火の場合は『火山灰が下水道には流せない』という身近で大きな問題があります。 急峻は脊梁山脈から流れる清涼な水に育まれた『瑞穂の国』ですから『日常から結構大きな問題まで交渉ごとで『水に流す』という言葉がありました。 このようには簡単にはできない『火山灰が下水道には流せない』という重大事の有事に備えなければなりません』。

 富士山の江戸時代中期の宝永噴火は、火砕流も、溶岩流も出ず、ただひたすら火山灰、火瓦礫を噴き上げる爆発的噴火が約2週間続きましたが、死者は出ませんでした。 このような噴火が現代に起こったら、様々な発達した仕組み上に成り立っている現代都市が、その対応は困難を極めるでしょう。
① 新幹線運行停止
② 東名高速道路・首都高速道路不通
③ 首都圏空港の離発着不可
④ 送電線の断線、
⑤ ガスタービン火力発電の停止
現代都市とは異なり、江戸時代には、このような被害はありませんでした。 

 さて、この度の新コロナウィルス感染症問題への政府の関係部門・関係者の対応を見て、富士山噴火にも政府の関係部門・関係者の対応策は『国民の皆様が一人ひとりで、それぞれで頑張ってください』と、『国家は、国民の税金を、前借して金を配る』でしょうか。 金では物が買えない事態を想定して対策を考え、準備して頂きたいものです。                                   (20200322纏め、#497

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『古代の日本は・日本人は凄い 4(酒船石 1』—丘の頂上に有ったものか。引き上げたものか、何のため使われたか—

2020-03-03 18:22:05 | 歴史・日本

『古代の日本は凄い・日本人は凄い 4(酒船石 1)』

—丘の頂上に有ったものか。引き上げたものか、何のため使われたか—

(ウキペディアから引用)

 この酒船石は、麓から標高差、約30mの丘の上にある。 両サイドは、欠かれており、30-40%が欠損している。 片側は京都の野村邸に現存。今までも、今でも、酒造り、薬作りに使われたかとの「説」、 松本清張氏の拝火教の儀式用「説」がある。 この麓には、平成12年2月発見された、湧水から繋がった、小判亀形石遺跡がある。 この遺跡は、浄水機能はなく、小規模で宗教的な目的と推察される。 この発見の前に。この酒船石は酒造り、薬作りではなく、宗教目的と推察した、松本清張氏に感服。

 酒船石は、推定重量約30トン、これが酒造り、薬作り目的であれば、標高差30ⅿを持ち上げず、麓の湧水の場所で使うはず、従って、最近の説「天を象った占星台の未完成「説」有力。
この丘の周囲は10km余離れた場所で切り出された石で、造られた石垣になっている。この運搬のために運河まで作っている。
 

 これも占星台「説」の裏付けか、『日本は凄い・日本人は凄い 3 (石舞台)』で触れる、石舞台の天井石、77トンや60トンをコロと麻縄で丘に、上りこう配を引き上げるのは、関西大学の実験で、かなり困難というより不可能ではと言われる。世界中で、墓、神殿除いた巨石遺跡は、雨乞いと宗教儀式の関連が多い。200303

課題① 酒船石は、丘の頂上に有ったものか。引き上げたものか
課題② 酒船石は何のため使われたか
                  (20170402纏め、20200303改 #147)

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