知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

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『気候温暖化から、気候激甚化へ(古代文明マヤはなぜ滅んだか)』

2024-06-02 22:18:42 | 寺院・仏閣・神社・お社
『気候温暖化から、気候激甚化へ(古代文明マヤはなぜ滅んだか)』

『2020年6月、マヤ史上最大の遺跡(紀元前750~100年)を発見、浮かび上がる謎アグアダ・フェニックスの巨大基壇、南北1400m、東西400m』

マヤ文明は、メキシコの南東部、グアテマラ、ベリーズなどいわゆるマヤ地域を中心として栄えた文明。 メソアメリカ文明に数えられる。 また、高度に発達したマヤ文字をもつ文明でもあった。 セノーテという淡水の泉に育まれたため、他の古代文明国とは違い、大河の流域でない地域に発達したという特徴がある。 ここが鬱蒼としたジャングルであったなら200万人の人口は維持できなかったと考えられます。

 ウエブ情報から引用

気候変動による熱帯雨林化でジャングルに埋もれたマヤ遺跡

 ウエブ情報から引用

2020年6月、マヤ史上最大の遺跡を発見、浮かび上がる謎
アグアダ・フェニックスの巨大基壇(暗褐色)の3D画像

 ウエブ情報から引用

中米メキシコで、マヤ文明が栄えた地域としては最古かつ最大の構造物が発見された。南北1400メートル、東西400メートルにわたって広がる土の基壇(上に建物を建てるための基礎部分)で、今から3000年前に造られたものという。6月3日付の学術誌「Nature」に論文が発表された。

マヤ文明の遺跡は、石材運搬のしやすい草原に建造され、その後の気候変動による熱帯雨林気候でジャングルに覆われたと思っていました。 しかし最新の説では。マヤ文明はなぜ滅びたのは、最後は戦乱により200万人が何処かへ消えたようです。 1200年前 マヤ文明に何が起こったのか。

9世紀頃から中部地域のマヤの諸都市国家は次々と連鎖的に衰退していった。原因は、
  1. 遺跡の石碑の図像や土器から、メキシコからの侵入者があった
(外敵侵入説)
  1. 北部地域に交易の利権が移って経済的に干上がった(通商網崩壊説)
  2. 農民反乱説
  3. 内紛説
  4. 疫病説
  5. 気候変動説
  6. 農業生産性低下説
など有力な説だけでも多数ある。しかし、原因は1つでなくいくつもの要因が複合したと考えられている。 また、古典期後期の終わり頃の人骨に栄養失調の傾向があったことが判明している。 焼畑(ミルパ)農法や、漆喰を造るための森林伐採により、地力が減少して食糧不足や疫病の流行が起こり、さらにそれによる支配階層の権威の失墜と、少ない資源を巡って激化した戦争が衰退の主な原因と考えられている。

一方、古典期後期からユカタン半島北部などを含む「北部地域」でウシュマル(Uxmal)、チチェン・イッツァ(Chichien Itza)などにプウク式(Puuc Style)の壁面装飾が美しい建物が多く築かれた遺跡があったことから、文明の重心がマヤ低地南部から北部へと移ったと推測されている

実は、マヤ文明・崩壊に関する説は、この他のもたくさんあり、結局のところ何が本当の原因か、今なお特定できていません。

いつくかの要因が複合しているのではないか、いろいろ考えられておりますが、人類が、古代から今まで地球上で勝手に人間以外の生き物(動物・植物)に対してしてきたことから帰結するところは、
❶森林伐採と焼き畑農業による環境破壊と、
❷より豊かなで便利な生活のために種々の負担を地球に、
❸それらに起因する食料不足からの戦争、
これらの複合原因によるとの説が最有力のようです。

地球上の人類が遭遇している現状と将来の課題に酷似しており『何とかせんといかん』と、考えてしまいます。

人類が、より楽に、より楽しく過ごそうとすれば、いつでも環境に負荷をかけることになります。 この掛替えのない『宇宙船地球号』『水の惑星』『緑の地球』を守っていかなければなりませんので、何とか間に会ってくれと祈りながら、みんなでやれる『節電・節水・節肉食、移動には自転車・バス・電車』と、政界・産業界のリーダーの皆様に頑張って頂きたい、CO2排出削減は、次のビッグ3『発電業・製造業・運輸業』での喫緊対策です。 

みんなでやる『「節電・節水・節肉食、移動には自転車・バス・電車」「プラチック使用減らす(土に還るプラスチックでも製造時はCO2を!)」は、『発電業・製造業・運輸業』の規模縮小にはなりますが、これ以外に80億人の個人で、何かできるでしょうか。 狭い地球で80億人が暮らすには、皆で質素な生活が必須です。
(記事投稿日2024/06/02、#750)
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