知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『花の世界 17(アサガオがこんなに美しいとは?(昔のこと、花芯をピンに撮ったつもりが、花脈にピンで撮れた結果に愕然と!)』

2024-03-21 18:24:32 | 写真
『花の世界 17(アサガオがこんなに美しいとは?(昔のこと、花芯をピンに撮ったつもりが、花脈にピンで撮れた結果に愕然と!)』
『アサガオの歴史、奈良時代に遣唐使が、種子を持ち帰った外来種』
『アサガオの種類、江戸時代の変化朝顔ブームあり、約1200種に』

アサガオ(ヘブンリーブルー)の花芯と花脈
スカイブルーの花が楽しめるアサガオで、葉の形はハート型としているかわいらしい種類。 ヘブンリーブルーの開花時期は他の種類よりも遅く、8~11月頃です。 よく散歩する近くの三ツ池公園で、よく見るこの花、撮りました『ドアップ』。


何でもランキングが好きな日本人ですが、アサガオは、夏の花人気ランキングでは7位に入っておりました。 因みにアサガオの上に、1位から6種が、
1位  月下美人  
2位  ポーチュラカ
3位  アメリカノリノキアナベル 
4位  ジニア
5位  アガパンサス
6位  デュランタ
アサガオ贔屓の傘寿爺は本当に驚きました。 その6種は月下美人(外来種)とカタカナ英語名の、同じく外来種でしたが、何度か見たことがある、1日だけ夜に咲く月下美人だけは、漢字名で、且つ、この1位は、アサガオ派の自分 
も素直に納得です。

アサガオはヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物で、日本で最も発達した園芸植物・古典園芸植物で、江戸時代には、江戸でアサガオブームが起き、観賞用として園芸種がたくさん栽培されるようになり,この花は古来より日本に存在したが、その原産地は日本ではないそうです。

アサガオの種類は約1,600品種以上あるとされ、種類によって雰囲気や特徴なども違います。 主に日本朝顔西洋朝顔に、変化朝顔の3タイプがあり、開花時期などもそれぞれ異なります。 日本朝顔は7月中旬~10月頃に見頃を迎えます。

アサガオの歴史は、知れば知るほど夢があります。
当該植物アサガオが「朝顔」と呼ばれるようになったのは平安時代からで、日本への伝来は、奈良時代末期に遣唐使がその種子を薬として持ち帰ったものが初めとされる。 アサガオの種の芽になる部分には下剤の作用がある成分がたくさん含まれており、漢名では「牽牛子(けにごし、けんごし)」と呼ばれ、奈良時代や平安時代には薬用植物として扱われていた。和漢三才図会には4品種が紹介されている。 
なお、遣唐使が初めてその種を持ち帰ったのは、奈良時代末期ではなく、平安時代であるとする説もある。 この場合、古く万葉集などで「朝顔」と呼ばれているものは、本種でなく、キキョウあるいはムクゲを指しているとされる

このアサガオを持ち帰ったのは遣隋使(飛鳥時代)・遣明使(室町時代)でもなく遣唐使(奈良時代)であったことも分かりました。 渡来した花と歴史のこと、興味は尽きません。
(記事投稿日:2024/03/21、#735)
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『写真は「一期一会」とか言うけれど! 昔、横浜山下公園で撮った貴重な一枚「ハマ」のコンテナーオブジェが凄い』

2024-03-20 14:45:55 | 写真
『写真は「一期一会」とか言うけれど! 昔、横浜山下公園で撮った貴重な
   一枚「ハマ」のコンテナーオブジェが凄い』
『2年余の短命、撮影日(2008/08/24)直後の撤去を、露知らず!』
『最近、ネットでこの傑作写真見かけ、昔の写真でブログ再投稿を』
 
ヨコハマの山下公園内『おまつり広場』に一時設置されていた『ハマ」』のシンボル『コンテナーオブジェ』が小雨に映えるシーンを撮った一枚、まさに一期一会でした。

横浜市山下公園に造られた巨大コンテナーオブジェ

2008/08/24撮影

夏、小雨の降る日、横浜にある山下公園を歩いていると、良く分からないデカイ物体を見つけました。 ここ横浜は、海外との貿易が歴史的にも盛んです。 このコンテナを積み重ねたオブジェは、何を意味するのでしょう? 凄すぎて、つい写真を撮りました。  これほどチャンスに恵まれ、二つのコンテナ―の前に、コーモリ傘を差した歩行者二人と、後方にも雨の中に、ギャラリーに入った機会でした。 

この一様は、ウエブ情報から拝引用しました。


コンテナ―オブジェは、2005年9月28日~12月18日『横浜トリエンナーレ2005』が隣接する山下埠頭で開催された。 一部のオブジェクトが公園内にも設置されたものです。

ベルギーのインスタレーション作家、ルック・デルー氏の新作の巨大コンテナによるゲートが、メイン会場の山下ふ頭に近い、山下公園内「おまつり広場」前に完成するのを記念して『横浜トリエンナーレ2005』のキックオフイベントが開催されました。 2008年にコンテナオブジェクトは撤去された。

ルック・デルー
インスタレーション・アーティストとしての活動。 パブリックな場所で建造物の新しいデザインを行ないつつ、同時に都市空間での建造物のスケール感や材質の本来的な個性を問うインスタレーションを行なう。 横浜トリエンナーレ2005の出品作品は、展示作品第1号として、2005年4月29日より山下公園において公開された。

横浜トリエンナーレ2005
横浜トリエンナーレは、横浜市で3年に一度開催する現代アートの国際展。これまで、国際的に活躍するアーティストの作品を展示するほか、新進のアーティストも広く紹介し、世界最新の現代アートの動向を提示していた。

子供たちとコンテナーオブジェ
この子供たちのほとんどが、既に成人されていると思うと、光陰矢の如しを実感します。

ウエブ情報から引用
もし、コンテナ―オブジェは残して居れば、ハマの名所に!
(記事投稿日:2024/03/20、#734)
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『写真の魅力 (夕景は素晴らしい 3)利根川の支流 小貝川の向こうに沈む夕日を背景に「弧鳥」の帰巣』

2024-03-16 18:49:31 | 写真
『写真の魅力 (夕景は素晴らしい 3)利根川の支流 小貝川の向こうに沈む夕日を背景に「弧鳥」の帰巣』
小貝川 (こかいがわ)は、関東平野を北から南へと流れる 一級河川。 利根川 水系利根川の支流で、全長111.8kmで、利根川の支流中で第2位の長さです、低血圧症でも早起きはできましたが、やはり朝日より、温かく撮れる夕景が好きでした。 この二枚は小貝川の東岸から西岸を狙いました。



 利根川は有名でどなたでもご存じですが、小貝川に纏わるいろいろな話は最近知りました。 江戸時代に利根川の東遷事業が行われ、鬼怒川と小貝川が切り離され、利根川へと合流するようになりました。 江戸湾(現在の東京湾)に流れ込んでいた利根川を現在の流れに人工的に変えたのは江戸時代のことです。 徳川家康が、天正18年(1590)に江戸城に入府すると、江戸湾に流れ込んでいた利根川を太日川、常陸川へと付け替え、千葉県の銚子へと流す現在の利根川水系の体系をつくりました。



ウエブ情報から引用

江戸時代の初め、鬼怒川は下妻付近で糸繰(依)川を介して小貝川とつながり、小貝川とほぼ並行して流れ、水海道から現在の小貝川に再び合流して、常陸川(現在の利根川)に合流していました。 鬼怒川・小貝川の分離は、利根川東遷事業の一環として、慶長13年(1608)から元和年間(1615~1624)初頭にかけて進められました。この事業の目的として以下のことがあげられます。
  • 鬼怒川と小貝川を分離することで広大な湿地であった谷和原領一帯を洪水被害から守るとともに、新田開発を進める
  • 鬼怒川と小貝川の分離によって東北方面の物資を早く江戸へ運ぶため、舟運による水上交通の確保を図る
その結果、広大な流域の開墾が可能となり、鬼怒川では北関東や東北方面との物資流通路として舟運も盛んになり、いくつもの河岸が川沿いに栄えました。
流域の歴史的変遷を示すものとして、鯨やイルカの化石骨が発掘されたことが上げられます。 鯨の背骨の化石は明治40年ごろ真壁郡騰波之江村宇津保谷で小貝川砂利発掘の際、イルカの頭骨の化石は昭和29年8月に竹島村八軒でそれぞれ出土したことが記録されています。 このことは、当時の環境を知る上で貴重な資料といえます。
夕景写真を撮ることが、小貝川の興味ある歴史に結び付けてくれましたし、 これも表題の『写真の魅力 (夕景は素晴らしい 3)利根川の支流 小貝川の向こうに沈む夕日を背景に「弧鳥」の帰巣』に繋がりました。
(記事投稿日:2024/03/16、#733)


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『来た、見た、分かった 7(御宿の月の沙漠、終日最高の被写体)』 『太陽を撮るのは、いつでも夕景を、今後は改め、朝の風景も狙う』

2024-03-05 10:30:03 | 写真
『来た、見た、分かった 7 御宿の月の沙漠、終日最高の被写体』
『太陽を撮るのは、いつでも夕景を、今後は改め、朝の風景も狙う』
『思い出すのは、童謡「月の沙漠」1923年は、佐々木すぐるが作曲し、柳井 はるみ歌唱でレコード化「月の沙漠記念像」は1990年(初代1969年)完成』

表題に、名言『来た、見た、勝った』(古典ラテン語:Veni, vidi, vici)を真似させて頂きました。 共和制ローマの将軍・政治家のユリウス・カエサルが、ゼラの戦いの勝利を、ローマにいるガイウス・マティウスに知らせた有名な言葉です。 今回は『来た、見た、分かった 7(御宿の月の沙漠、終日最高の被写体)』です。

二十年も昔のことですが、友人から頂いた定年退職の挨拶状の写真が、この『月の沙漠記念像』の風景でした。 その強烈な印象を忘れずに今日まで覚えていましたが、今日まで十数回、一泊旅行で勝浦の保養所に行っておりましたが、もったいないことに、ここ『月の沙漠記念像』撮影には往かず仕舞いでした。
これからは勝浦に泊まる機会があったら、ぜひ『御宿の月の沙漠、終日最高の被写体)、太陽を撮るのは、いつでも夕景でしたが、今後は改め、朝の風景も狙う』ことを徹底したいと思いました。

月の沙漠記念像にカイト凧が舞う
カイト凧を操縦する方が最高のチャンス数分間与えてくれました。 結果的には2~3分間でしたが、撮影中は、その時間を全く想像できず、夢中になって目まぐるしく回転するカイト凧を撮りました。



20240303撮影  

月の沙漠記念館は1990年7月8日にオープン。 1階は企画展示室と売店、2階に「加藤まさを」展示室です。 展示室には御宿の海岸がモデルとなっている童謡『月の沙漠』をはじめとする加藤まさをのさまざまな作品、遺品が展示されています。

今もなお、歌い継がれている「月の沙漠」
童謡「月の沙漠」は、佐々木すぐるが作曲し、柳井はるみ歌唱でレコード化され、今もなお、多くの歌い手に歌い継がれています。 また、「加藤まさを」は岩和田小学校(2007年3月閉校し御宿小学校と統合)の校歌も作詞・作曲しているそうです。

1階の企画展示室では、企画展やイベントが開催
御宿にゆかりを持つ画家や文人たちの企画展や「おんじゅくまちかどつるし雛めぐり」等のイベントが企画、開催されています。 

月の沙漠記念館の目の前には月の沙漠記念像
月の沙漠記念館の目の前には月の沙漠記念公園があり、そこには月の沙漠記念像もあります。

御宿町観光協会公式サイトより引用

朝焼け


砂紋


夕焼け

このメルヘンティックな砂漠の風景は、十数年間、脳裏にやきつぃていたもので、『感激もひとしお(一入・一塩)』でした。
(記事投稿日:2024/03/05、#732)
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『来た、見た、分かった 6(勝浦のひな祭り・日本文化は凄い)』 『圧巻は、遠見岬神社の石段60段に並ぶ約1,800体のひな人形だ!』

2024-03-04 23:08:13 | 写真
『来た、見た、分かった 6(勝浦のひな祭り・日本文化は凄い)』
『圧巻は、遠見岬神社の石段60段に並ぶ約1,800体のひな人形だ!』

表題に、名言『来た、見た、勝った』(古典ラテン語:Veni, vidi, vici)を真似させて頂きました。 共和制ローマの将軍・政治家のユリウス・カエサルが、ゼラの戦いの勝利を、ローマにいるガイウス・マティウスに知らせた有名な言葉です。 今回は『来た、見た、分かった 6(勝浦のひな祭り・日本文化は凄い)』です。

傘寿プラスが、はじめて見ました凄いスケールの雛さま飾りの、『かつうらビッグひな祭り』ですが、全国から寄贈されたひな人形が勝浦市内に飾られる、ひな祭りシーズンの盛大なイベントです。 かなり想像を超えた難しい寄贈もあるようで、ご苦労も多いと察します。 

勝浦中央商店街をはじめ墨名交差点に約1,000体、覚翁寺(かくおうじ)に約600体など、随所に飾られた沢山のひな人形が町じゅうを春の雰囲気に彩ります。
 
 20240303撮影
なかでも圧巻の光景は、遠見岬(とみさき)神社の石段60段に並ぶ約1,800体のひな人形。 一つひとつは可憐ながら、その数は迫力満点!ここまでたくさんのひな人形を一度に見られる機会は、そうそうないでしょう。 夕暮れ時からはライトアップも行われ、昼とは違った幻想的な雰囲気が楽しめます。

20240303撮影

日本最大級の「享保風雛(きょうほふうびな )」や東西での違いなど、ひな人形文化の奥深さに感銘を受ける展示が勢揃い。 中には「三歌人付き」や「鶴亀雛」など、あまり出回らない貴重なものもあります。 それぞれの家庭で子どもの健やかな成長を見守ってきたひな人形。今は勝浦の春の風物詩として、多くの人々の目を楽しませています。

この度は、維持され続ける日本の文化のすばらしさを再認識しました。
(記事投稿日:2024/03/04、#731)
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