知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

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『日本語は優れた言語‼)』 『「変な英語 世にはばかる」,多言語対応は自治体にとって急務』

2023-01-16 06:25:19 | 語学・言語

               『日本語は優れた言語‼

『「変な英語 世にはばかる」多言語対応は自治体にとって急務』

 

昔、お世話になった会社の事務所に外国人(チェッカー)が常駐しており、「商業英文や英文マニュアル」の原稿内容のチェック・相談ができました。

 

日本語は世界にも稀な言語で、表意文字(漢字)と表音文字(ひらがな・カタカナ・ローマ字と三種類!)の混合で豊かな表現ができます。 昔、漢字文化圏であった東アジアの国々、韓国・マレーシア・タイ・インドネシア等は、漢字を一部残しているところもありますが、漢字は、ほとんど廃止され、表音文字に戻っています。 

 

ある中国のメディアが、漢字文化圏の縁にいた日本は、なぜ漢字を捨てなかったのかなんて言っていたような記憶があります。 表題のことについては、『頑張れ! 関係者の皆様』とエールを送りたいです。 

 

この『頑張れですが、漢字元祖の中国では一つ『加油(たまたま繁体語も簡体語も同じで、初めてこの言葉に接したとき、なるほど「アクセレーション」か、と思いましたが、当時エンジンはありませんので、これ単純に「火に油を…」のようです。 日本語では、頑張れ・がんばれ、・ガンバレ、GANBAREと、四つもあり、類語を数えたら何個に増えるやら。 IT後進国では、この複雑な言語の専用字引自体の作成も、ソフトへの組み込みも結構な力仕事になりそうです。

 

ひらがな英語が急増する中で『言語は進化する』とは言われますが、今回の『変な英語 世にはばかる』の切り抜き記事の内容は、英語に弱い傘寿爺の身には、ずんと重い課題です。

 

過日(2021/04/22)、新聞の神奈川・首都圏経済欄の『点描』の切り抜き記事『変な英語 世にはばかる』抜粋・引用です。

      

『日本に住む外国人が増え、多言語対応は自治体にとっては急務だ。 しかし、行政のウェブサイトや街角の案内・看板などでは実にお粗末な英語が野放しになっている。 国際化を掲げながら、翻訳を軽視している実情がある。 改善の動きも出てきた。 

 

千葉県浦安市のJR浦安駅前。 市営の駐車場近くの看板。

市営の駐輪場近くの看板に「自転車進入禁止」という漢字のほか、「No Entrance Bicycles」英語が併記されている。 直訳すると「入口自転車なし」、「No Bicycles Allowed」などが自然だ。

 

これも市の公園の授乳室。 英語で「Suckle Room」とあるが誤解されかねず「Nursing Mothers Room」がふさわしい。 市のホームページで採用する機械翻訳では「医療機関」の機関はengineとなる例など不具合が見つかった。 同市に住み、市国際交流協会の前会長を務めた白木聖代さんの指導を受け、市は2020年11月、有識者や市職員をメンバーに「浦安市多言語表記委員会」を発足。 2021年に報告書をまとめた。 

 

それによると、市のホームページで救急医療や新型コロナウイルス対策といった重要部分の英語の訳文53件のうち修正不要は2件、 21件が文章として成り立たず、17件で日本語と意味が変わり、13件がより正しい表記が必要、と散々だった。 機械翻訳頼みが元凶だ。 奇妙な訳語ミス、主語を無理に補って変な意味の文章もあった(*)

 

公共サインを中心に看板や刊行物、ホームページ、アプリの計382件で、同市は多言語に対応する。 しかし多文化共生を担当する地域振興課を通じて翻訳を確認するのはその半数。 部署によっては担当職員が独自に託したものがまかり通っているという(**)。 

 

委員会は機械翻訳について正しく外国語に置き換えられるような名刺登録機能を活用するほか、翻訳全般のチェック体制整備が望ましいと提言。 更に日本語自体の誤訳を招かぬよう、誰にでもわかる表現にすべきと訴える。 市は順次表記を改めていく(***)

 

「不正確な翻訳は恥ずかしい」と語る白木さんは正しい英語の普及を目指す研究者らでつくる「日本の英語を考える会」の理事でもある。 同会は他の自治体でも誤訳を指摘し、浦安市をモデルに促したい考えだ。

 

(*)日本語の複雑さは表意文字(漢字)と表音文字(ひらがな・カタカナ・ローマ字と三種類!)の混合と文法が原因ではないでしょうか。

 

(**)日本語は優れた言語ですが、多言語対応が難しいそうですので、まずは英語に、英語(表音文字)からその他の外国語(表音文字)に訳すのも一手かと思います。

 

(***)昔、お世話になった会社の海外事業部門には「チェッカー」が、居りました。

 

言語は進化するとはいえ、優れた言語ですが、複雑な日本語は、とにかく表現や、ニュアンスが豊かですので、微妙な言葉・用語は、『カタカナ英語』や和製英語にしてしまう傾向がります。

 

『カタカナ英語 (カタカナえいご)は、日本人の話す「日本語訛りの英語の発音」のことである 。 英語の発音をカタカナで書かれた表記をそのまま読んでいるため、カタカナ英語の発音になってしまう 。 カタカナ表記に併せることによる発音の束縛が、 母語 のそれとかけ離れていることを懸念する声もある。』

 

進化・複雑化する日本語は、AIの発達する中で、ウエラブル通訳機・翻訳機で、対応ができるだろうと期待する反面、これらの機器のデータ「多言語辞書」の作成・力仕事が大きな課題になりそうです。 デジタル化の遅れも、IT後進国の背景には、世界でもまれな表現豊かな、日本語ですが、その複雑さと難しさを考えてしまいます。    (記事投稿日:2021/04/24、最終更新日:2023/01/16、#320)

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『日本語は優れた言語‼ 4(ギグワーカー と フリーランス)』 『カタカナ英語と和製英語も影響し,どんどん進化する日本語』

2022-08-27 09:42:42 | 語学・言語

『日本語は優れた言語‼ 4(ギグワーカー と フリーランス)』

『カタカナ英語と和製英語も影響し、どんどん進化する日本語』

 

過日(20210511)の日経の経済教室欄『ギグワーカーの未来 ㊤』の記事に、日進月歩する日本語がありました。 いよいよ『自分専用の用語・語彙集』が必要です。 後期高齢者から、一気に傘寿真っただ中に入った自分には『ボケテいる暇などないよ』と背中を押されているような感じです。 早速備忘録にして、自分用辞書作りの準備です。

 

『ギグワーカーの未来 ㊤』の抜粋

高い裁量性、経済的自立の鍵 ポイントは

  • 本来は事業者なのに一部に労働者性存在
  • スキル高めればサービスの値決めも可能
  • 多様な働き方に中立的な安全網の整備を

 

グラデーション化する働き方の類型

労働者---------------------------------------------------------------------------------------------------事業者

                       雇用による働き方               雇用によらない働き方 

            一部にフリーター    I  一部に労働者性を伴う      

                        I  働き方を含む

正規雇用      非正規雇用         I                                フリーランス

正社員   派遣社員・ パート   日雇い   I    偽装フリー  常駐   ギガ    請負   自営 

      契約社員  アルバイト 非常勤   I  ランス     フリー   ワーカー   委託

   

契約     雇用契約                   I    業務委託契約    プラット   業務     業務

                                                フォーム      委託     内容

                                                                                  I                                            利用契約    契約による

指揮命令            あり           I                あり~なし                        なし 

時間・場所    あり(テレワークあり)         I                あり~なし                        なし

社会保障      企業で加入              I                                                個人で加入

 

ギグワーカー

ウキペデイアから引用

ギグワーカーのギグ(Gig)とは、音楽用語で『ライブハウスなどで行われる短いセッションや演奏』のこと。 そこから派生して生まれたのが、単発もしくは短期の仕事をするギグワーカーという言葉です。

 

ギグワーカー と フリーランスの定義

ギグワーカー(独立業務請負人・インデペンデントコントラクター)は、ネットを介して単発で仕事を受けますが、報酬は働いた時間に対して発生するもので、ノルマや納品義務もありません。 自分の都合の良い時に働き、いつでも辞めることができるのが最大の特徴といえます。 「ネット単純労働者」という意味で、主に『インターネットを通じて単発の業務を請負』、報酬を得ている労働者のことで、その代表例は『Uber Eats(ウーバーイーツ)』の配達員です。

 

対して、フリーランス(自由契約者)とは、企業と雇用契約を結ばずに、単発に発生する仕事をプロジェクト単位で受けるもので、専門知識や技術を提供して報酬を得る働き方です。 『クライアントからの指名発注、直(じか)取引であるか否か』がギグワーカーとの違いです。

 

今回は、短い漢字では表現し難いようです。 言語は表意文字(漢字)、表音文字(ひらがな・カタカナ・ローマ字)の区別には関係なく、世の中の複雑な進歩を反映しているようです。

    (記事投稿日:2021/05/11、最新更新日:2021/12/06、#329)

 

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『先日(20210328)日本経済新聞から 2(日本語は優れた言語?)』 ―霞が関官庁街のプロジェクト部屋が、内閣法制局に苦労する―

2021-04-07 09:50:44 | 語学・言語

          『先日(20210328)日本経済新聞から 2(日本語は優れた言語?)』

   ―霞が関官庁街のプロジェクト部屋が、内閣法制局に苦労する―

 霞が関官庁街

ウエブ情報から引用

 

日経新聞一面『春秋』の記事ですが、予てから気になっていました日本語の優れた半面からの、難しさが解りました。 IT後進国とも関連しそうですので、引用させていただきます。

 

「次に掲げる」をどう読むか? 霞が関の官庁街では「ジにケイげる」正解である。 法案作成で誤字は許されない。 そこで送り仮名や同音異義語のミスをなくすため音読みや訓読みを工夫する。 規定はキサダで、規程はキホド。 奇妙な日本語での読み合わせが延々と続く。

 

各課から優秀な人材を集め、プロジェクト部屋にこもり、内閣法制局とのやり取りを繰り返す。 取材で長年、そんな法案作りの過程を間近に見てきただけに、とても信じられない。 今の国会に政府が提出した法案・条約24本の条文や関連資料から、誤記載や脱字が見つかった。 プロジェクトチームを設けて原因を探ると言う。

 

政権肝煎りのデジタル改革関連法案では関連資料に45カ所の誤記があり、それを修正した正誤表も間違っていた。 新型コロナ対策に追われた結果、で済む問題ではない。 正午過すぎ、電気を消した暗い部屋で作業する職員たちの姿を思い出す。 「休み時間に仕事をしていたとなるといろいろややこしいので」と、笑っていた。(筆者の挿入部:頑張れ霞が関の皆様! この「頑張れ」は漢字元祖の中国では一つ「加油(たまたま繁体語も簡体語も同じ)」ですが、日本語では「頑張れ、がんばれ、ガンバレ、GANBARE」と、四つもあります。 IT後進国では専用字引の作成は結構な力仕事になりそうです。)

 

役所が様々な問題を抱えていることは事実だが、誤表記の山から悲鳴が聞こえてくるような気がする。 人事で翻弄され、不本意な国会答弁を迫られ,激しい批判を浴びる。 「政治主導」が官僚に無理難題を押して受け、やる気や志を損ねるにつながっているとしたら・・・・・。 私たちはやがて大切なものを失うではないか。』

 

プロジェクト部屋専用の『微妙な字句のファジー検索・表示・選択できる辞書』を専用システム内に持てば、とズブ素人の傘寿爺は思います。

 

いつものことですが国会では「検討する」で、どこかが具体的に入らず、更にいつまでが入らない、小さい頃に教わった「5W1H」を思い出して、できるだけ定量的(いつもの定性的ばっかりでなく)にやってほしいと思いました。

 

以下は以前にブログに投稿済みですので、すでにご覧の方はご放念ください。

『今朝(20210405)日本経済新聞から 1(日本語は優れた言語!)』

漢字表現の方が外国語より分かり易いので必要に応じて併記をー

 

 『女性欄』にあった衝撃的な見出し『ジェンダー・ギャップ120位の波紋』です。 因みに韓国102位、中国105位で、儒教の影響か、などとは言って居られません。 『ジェンダー・ギャップ』よりは、日本語の『男女格差』の方が、日本では、厳しくかつ適切な表現です。 国別女性国会議員比率ランキング129位、日本の場合は特に、クオータ制の導入が必須です。 最近、国会で取り上げられたが立ち消え、この国では、日常茶飯事で、情けないです。

 

まだあった『企業欄』の太陽光大型発電(の売電は)電力会社通さずの記事の中の、『FIT』、これは、『固定価格買取制度(FIT)』(FIT=Feed in Tariff)と併記して頂きたいものです。 FITの採用国数は、特に2005年以降に急増し、2009年時点では少なくとも50以上の国々と25以上の州・地域で採用されており、現在では再生可能エネルギーの普及政策として、最も一般的な手法となっていると言われております。 

 

太陽光・風力には不利な国・日本で再生可能エネルギー後進国としては、中小規模水力発電(重厚長大は昔のこと)に期待をしています。 また『中小規模水力発電』は、再エネで発電された電気を一定価格で電力会社が買い取る『固定価格買取制度(FIT)』の対象にもなっていて、2012年のFIT導入後は順調に認定量が増えてきました。 

 

認定後、建設に着手してから運転開始までには時間がかかりますが、最近は運転開始量も増加傾向にあります。 2017年3月末時点で、112万kW(598件)の中小水力発電設備がFIT認定を取得し、そのうちの24万kW(285件)が運転を開始しています(リプレース含む)。 運転開始済量は、認定された容量のうちの約21.4%に相当します。

ウエブ情報から引用

 

新型コロナウイルス感染防止対策の『まん延防止等重点措置』を『まん防』と略すことに慎重になってほしいと要望する文書が、魚のマンボウになじみの深い宮城県気仙沼市から出されました。 

 

日本語は、表意文字(漢字)と、表音文字(ひらがな、カタカナ、ローマ字)の混合の言語の難しさは、外国人だけではないなく、日本人にさえも難しいと、最近、思えるようになりました。 その上にデジタルの情報化時代ではありますが、新聞記事に使われるカタカナ英語の頻度と種類は踊り置くばかりです。 

このような状況下では 『新型コロナウイルス感染防止対策 レベル1、レベル2,レベル3…』のように傘寿の爺にも分かり易くできないものか考えてしまいます。

 

以下は以前にブログに投稿済みですので、すでにご覧の方はご放念ください。

 『カタカナ語急増、日経新聞文化欄に「日本語で言え」、全く同感!』

―日本語は、表音と表意を混ぜて使う、世界でも稀な言語だが、心配だ―

 

 以前(20201010)付け日経新聞文化欄に、作家町田康氏の記事『日本語で言え』が載っていました。 まったく同感ですので再度抜粋引用させて頂きます。 

 

『最近、日常の中に、いわゆるカタカナ語というのが急に増え、また、標語や宣伝文句などにも英語が使われることが多くなって、そのことに違和感を覚えている。 というのは、でもけっこう前からあって、それがこの5年くらいで急に増えたように感じるのである。』 

 

ここで一言、こんな状況をどうしたら改善できるか。 日本という国は、複合要因・原因で短期間に変わってきています。 抜粋引用を続けます。

 

 『なぜそう思うかと言うと、自分は英語を知らないからで、『俺に分からんことを言うな。 もっと解りやすく言え」という自分の無知を棚に上げての暴言で、それを防止するには自分が学んで、英語で言われても即座に理解できるようなかしこになるべきなのだが、一寸虫にも五分の魂、ちょっとの言い分これはある。 

 

どういうことかと言うと、英語(又はその他の外国語)で言うその理由に合点のいかない部分、不審の点があるということで、ではその理由は、

 

❶その英語の言葉に相当する日本語がなく、それを無理に日本語にすると、元の意味とは別の意味になってしまう。

❷英語で言った方が、格好がいい感じがするから。

❸母語で言うと、その意味が明らか過ぎて精神的につらいから。

❹英語で言うと意味がぼやけてあまり内実がないことをごまかすことが出来るから。

 

 ❶については、マア仕方ないと思うが、それ以外のものは、軽薄というか、実がないというか、不真面目というか、精神的に怠惰というか、全体的にクズというか、・・・、言うまでもなくそんな愚劣な気持ちになるのは自分が未熟な人間であるからで、そこは反省しなければならないのだが、しかしそれを割り引いても、言葉が人の精神や行動に及ぼす影響はあるだろうし、自分には難しいことは分からないが、社会全体も悪い方向に向かってしまうのではないだろうか。』

 

 ここで、また一言、こんな状況をどうしたら改善できるか。 逼塞感いっぱいの日本という国は、複合要因・原因の排除は簡単に短期間に、改善は難しいようです。 抜粋引用を続けます。

 

 『やはり、SNSとかでこのことを発信して警鐘か何かを鳴らした方がよいではないだろうか、と怒りを通り越して不安な気持ちになってきたので、お世話になっている鹿児島出身の先輩に相談したところ、「お前のような虫同然の人間が社会のことについて心配することはない。 そんなことより生業をまじめにやりなさい。箪笥っ―」と仰ってくださった。 箪笥っ―、というのは、本当は、チェスト―、と言いたかったところ、外国語に悩む私を気遣ってこんな風に仰ってくださった。 優しい人である。』

 

途中は、省略させて頂いて、更に、少し考えてしまった部分の引用です。

 

『しかし、ここにひとつ困難があるというのは、若い頃やって、一時中断、最近になってまた始めたバンド関連の用語で、自分の場合、その殆どが英語、 というか、バンドというのが英語でいちいち楽団・楽隊などと言い直さなければならず、それ以外にライブのことを実演と言ったり書いたり・・・、その言い換えのために才能の9割も使ってしまっている。 ・・・という話をお世話になっている大阪の先輩に話したところ、「けど言うたら漢字も外国ちゃうけ」と言われ反論しようと思ったができず、それ以降は楽団もあまりせず、家に籠って梵語を見つめたり、5日連続でカレーを食べたりしてライフをエンジョイした。』

 

 この方の、このエッセイ読ませていただいて、日本語の漢字・表意文字と、平仮名片仮名・表音文字と、ローマ字の表音文字を混ぜて使えることの便利さと、副作用の大変さをつくづくと思い知りました。 

 

これから整理するために、先般の自分のブログ;

       『言語・言葉」の進化・進歩が加速されている』

     ―大袈裟ですが、タブレットなしでは新聞がスムースによめない― 

を次に再掲しました。 

 

『いままで、ずっと納得がいっていました。 日本語は、表意文字の『漢字』と表音文字の『ひらがな・カタカナ』の組み合わせで、効率よく意志の伝達や勉強・読書ができると。

 

以前(20200925)の日経新聞の全面広告に載っていました『TCFDサミット2020』このTCFDの正式英語名称が『Task Force on Climate-related Financial Disclosures』が全面広告内に載っておりませんでした。

 

 そこでタブレットで調べると『「TCFD」という言葉、ご存知ですか?要チェックですよ。 TCFDを初めて聞く方も少なくないと思いますが、最近かなり注目されています。 最近は、英語の頭文字を取った言葉が本当に多いですが、元の単語を知ったうえで意味を覚えたほうが楽だと思います。 ということで、TCFDの英語の正式名称ですが、「Task Force on Climate-related Financial Disclosures」です。 かえって分かりにくくなったように感じるかもしれませんが、ビジネス用語となったカタカナ語がほとんどです。』とありました。

 

 更に、別の全面広告欄にありました。 6社の全面タイアップ広告(日本語では連携・協力広告?日本語は難しい。)この全広告の3分の1ページを占めたのが『いまさら聞けない ニューノーマル時代の新用語集 新しい働き方や生活様式が生まれる中で普及した言葉が数多くあります。 ここでは、その中でもビジネスシーンで頻出する用語を集めました。 商談やミーティングなどのとっさの時に困らないよう、お役立てください』と。

 

❶インフォデミック

❷オンライン飲み会

❸エッセンシャルワーカー

❹サイドプレイス

❺オフピーク出勤

❻シェアオフィス

❼オーバーシュート

❽ジョブ型人事制度

❾巣ごもり消費

❿地域居住

⓫ソーシャルディタンス12ポストコロナ

⓬ポストコロナ

⓭デジタルトランスフォーマーション(DX)

⓮ローテーション勤務

⓯テレカン

⓰ワーケーション

 

本日の新聞にはまだまだありました『エンティティ―リスト』『リモートキャリア』『グリーンインフラ』『ブルーカーボン』『エンタープライズブロックチェーン』『ビットコインコミュニテイー』『カストディエコシステム』『ブロックチェーン技術』『デジタルアイデンティの社会実装』等々。

 

いよいよ、とりあえず『自分専用』のカタカナ英語、及び、難しい語彙・用語事典が必要かと思い始めました。 昔、アフターサービスの世界にはユニークで判りにくい語彙・用語があったので、語彙・用語解説集を作ったことを思い出しました。 今はオタクっぽい分野でなくても、座右の語彙・用語解説集が必要と思えるほど(タブレット・スマホでも十分カバー可能)、日本語の進歩・進化・複雑化が進んでいます。』

 

この件、もう少し勉強して整理します。

(20210406纏め #307)

 

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『今朝(20210405)日本経済新聞から 1』(日本語は優れた言語!)』 ―漢字表現の方が外国語より分かり易いので必要に応じて併記をー

2021-04-05 15:41:02 | 語学・言語

        『今朝(20210405)日本経済新聞から 1』(日本語は優れた言語!)』

漢字表現の方が外国語より分かり易いので必要に応じて併記をー

 

 『女性欄』にあった衝撃的な見出し『ジェンダー・ギャップ120位の波紋』です。 因みに韓国102   位、中国105位で、儒教の影響か、などとは言って居られません。 ジェンダー・ギャップよりは、日本語の『男女格差』の方が、日本では、厳しくかつ適切な表現です。 国別女性国会議員比率ランキング129位、日本の場合は特に、クオータ制の導入が必須です。 最近、国会で取り上げられたが立ち消え、この国では、日常茶飯事で、情けないです。

 

まだあった『企業欄』の太陽光大型発電(の売電は)電力会社通さずの記事の中の、『FIT』、これは、『固定価格買取制度(FIT)』(FIT=Feed in Tariff)と併記して頂きたいものです。 FITの採用国数は、特に2005年以降に急増し、2009年時点では少なくとも50以上の国々と25以上の州・地域で採用されており、現在では再生可能エネルギーの普及政策として、最も一般的な手法となっていると言われております。 

 

太陽光・風力には不利な国・日本で再生可能エネルギー後進国としては、中小規模水力発電(重厚長大は昔のこと)に期待をしています。 また『中小規模水力発電』は、再エネで発電された電気を一定価格で電力会社が買い取る『固定価格買取制度(FIT)』の対象にもなっていて、2012年のFIT導入後は順調に認定量が増えてきました。 

 

認定後、建設に着手してから運転開始までには時間がかかりますが、最近は運転開始量も増加傾向にあります。 2017年3月末時点で、112万kW(598件)の中小水力発電設備がFIT認定を取得し、そのうちの24万kW(285件)が運転を開始しています(リプレース含む)。 運転開始済量は、認定された容量のうちの約21.4%に相当します。

ウエブ情報から 引用

 

新型コロナウイルス感染防止対策の『まん延防止等重点措置』を『まん防』と略すことに慎重になってほしいと要望する文書が、魚のマンボウになじみの深い宮城県気仙沼市から出されました。 

 

日本語は、表意文字(漢字)と、表音文字(ひらがな、カタカナ、ローマ字)の混合の言語の難しさは、外国人だけではないなく、日本人にさえも難しいと、最近、思えるようになりました。 その上にデジタルの情報化時代ではありますが、新聞記事に使われるカタカナ英語の頻度と種類は踊り置くばかりです。 

このような状況下では 『新型コロナウイルス感染防止対策 レベル1、レベル2,レベル3…』のように傘寿の爺にも分かり易くできないものか考えてしまいます。

以下は以前にブログに投稿済みですので、すでにご覧の方はご放念ください。

 

      『カタカナ語急増、日経新聞文化欄に「日本語で言え」、全く同感!』

      ―日本語は、表音と表意を混ぜて使う、世界でも稀な言語だが、心配だ―

 

 以前(20201010)付け日経新聞文化欄に、作家町田康氏の記事『日本語で言え』が載っていました。 まったく同感ですので再度抜粋引用させて頂きます。 

 

『最近、日常の中に、いわゆるカタカナ語というのが急に増え、また、標語や宣伝文句などにも英語が使われることが多くなって、そのことに違和感を覚えている。 というのは、でもけっこう前からあって、それがこの5年くらいで急に増えたように感じるのである。』 

 

ここで一言、こんな状況をどうしたら改善できるか。 日本という国は、複合要因・原因で短期間に変わってきています。 抜粋引用を続けます。

 

 『なぜそう思うかと言うと、自分は英語を知らないからで、『俺に分からんことを言うな。 もっと解りやすく言え」という自分の無知を棚に上げての暴言で、それを防止するには自分が学んで、英語で言われても即座に理解できるようなかしこになるべきなのだが、一寸虫にも五分の魂、ちょっとの言い分これはある。 

 

どういうことかと言うと、英語(又はその他の外国語)で言うその理由に合点のいかない部分、不審の点があるということで、ではその理由は、

 

❶その英語の言葉に相当する日本語がなく、それを無理に日本語にすると、元の意味とは別の意味になってしまう。

❷英語で言った方が、格好がいい感じがするから。

❸母語で言うと、その意味が明らか過ぎて精神的につらいから。

❹英語で言うと意味がぼやけてあまり内実がないことをごまかすことが出来るから。

 

 ❶については、マア仕方ないと思うが、それ以外のものは、軽薄というか、実がないというか、不真面目というか、精神的に怠惰というか、全体的にクズというか、・・・、言うまでもなくそんな愚劣な気持ちになるのは自分が未熟な人間であるからで、そこは反省しなければならないのだが、しかしそれを割り引いても、言葉が人の精神や行動に及ぼす影響はあるだろうし、自分には難しいことは分からないが、社会全体も悪い方向に向かってしまうのではないだろうか。』

 

 ここで、また一言、こんな状況をどうしたら改善できるか。 逼塞感いっぱいの日本という国は、複合要因・原因の排除は簡単に短期間に、改善は難しいようです。 抜粋引用を続けます。

 

 『やはり、SNSとかでこのことを発信して警鐘か何かを鳴らした方がよいではないだろうか、と怒りを通り越して不安な気持ちになってきたので、お世話になっている鹿児島出身の先輩に相談したところ、「お前のような虫同然の人間が社会のことについて心配することはない。 そんなことより生業をまじめにやりなさい。箪笥っ―」と仰ってくださった。 箪笥っ―、というのは、本当は、チェスト―、と言いたかったところ、外国語に悩む私を気遣ってこんな風に仰ってくださった。 優しい人である。』

 

途中は、省略させて頂いて、更に、少し考えてしまった部分の引用です。

 

『しかし、ここにひとつ困難があるというのは、若い頃やって、一時中断、最近になってまた始めたバンド関連の用語で、自分の場合、その殆どが英語、 というか、バンドというのが英語でいちいち楽団・楽隊などと言い直さなければならず、それ以外にライブのことを実演と言ったり書いたり・・・、その言い換えのために才能の9割も使ってしまっている。 ・・・という話をお世話になっている大阪の先輩に話したところ、「けど言うたら漢字も外国ちゃうけ」と言われ反論しようと思ったができず、それ以降は楽団もあまりせず、家に籠って梵語を見つめたり、5日連続でカレーを食べたりしてライフをエンジョイした。』

 

 この方の、このエッセイ読ませていただいて、日本語の漢字・表意文字と、平仮名片仮名・表音文字と、ローマ字の表音文字を混ぜて使えることの便利さと、副作用の大変さをつくづくと思い知りました。 

 

これから整理するために、先般の自分のブログ;

                       『言語・言葉」の進化・進歩が加速されている』

                 ―大袈裟ですが、タブレットなしでは新聞がスムースによめない― 

を次に再掲しました。 

 

『いままで、ずっと納得がいっていました。 日本語は、表意文字の『漢字』と表音文字の『ひらがな・カタカナ』の組み合わせで、効率よく意志の伝達や勉強・読書ができると。

 

以前(20200925)の日経新聞の全面広告に載っていました『TCFDサミット2020』このTCFDの正式英語名称が『Task Force on Climate-related Financial Disclosures』が全面広告内に載っておりませんでした。

 

 そこでタブレットで調べると『「TCFD」という言葉、ご存知ですか?要チェックですよ。 TCFDを初めて聞く方も少なくないと思いますが、最近かなり注目されています。 最近は、英語の頭文字を取った言葉が本当に多いですが、元の単語を知ったうえで意味を覚えたほうが楽だと思います。 ということで、TCFDの英語の正式名称ですが、「Task Force on Climate-related Financial Disclosures」です。 かえって分かりにくくなったように感じるかもしれませんが、ビジネス用語となったカタカナ語がほとんどです。』とありました。

 

 更に、別の全面広告欄にありました。 6社の全面タイアップ広告(日本語では連携・協力広告?日本語は難しい。)この全広告の3分の1ページを占めたのが『いまさら聞けない ニューノーマル時代の新用語集 新しい働き方や生活様式が生まれる中で普及した言葉が数多くあります。 ここでは、その中でもビジネスシーンで頻出する用語を集めました。 商談やミーティングなどのとっさの時に困らないよう、お役立てください』と。

 

❶インフォデミック

❷オンライン飲み会

❸エッセンシャルワーカー

❹サイドプレイス

❺オフピーク出勤

❻シェアオフィス

❼オーバーシュート

❽ジョブ型人事制度

❾巣ごもり消費

❿地域居住

⓫ソーシャルディタンス12ポストコロナ

⓬ポストコロナ

⓭デジタルトランスフォーマーション(DX)

⓮ローテーション勤務

⓯テレカン

⓰ワーケーション

 

本日の新聞にはまだまだありました『エンティティ―リスト』『リモートキャリア』『グリーンインフラ』『ブルーカーボン』『エンタープライズブロックチェーン』『ビットコインコミュニテイー』『カストディエコシステム』『ブロックチェーン技術』『デジタルアイデンティの社会実装』等々。

 

いよいよ、とりあえず『自分専用』のカタカナ英語、及び、難しい語彙・用語事典が必要かと思い始まました。 昔、アフターサービスの世界にはユニークで判りにくい語彙・用語があったので、語彙・用語解説集を作ったことを思い出しました。 今はオタクっぽい分野でなくても、座右の語彙・用語解説集が必要と思えるほど(タブレット・スマホでも十分カバー可能)、日本語の進歩・進化・複雑化が進んでいます。』

 

この件、もう少し勉強して整理します。

(20210405纏め #306)

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