![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/12/c94bfccaaf475c5bc33f14ec967501cb.jpg)
- キジ;高度5mも行けば良い方で、飛行距離は最大で70m
- スズメ;大体10m~15mくらいの高さ、一日に飛行できる距離は5㎞程度
- カラス春だと、農家の近くにねぐらを作り、一日に数キロ程度しか飛ばない。しかし、夏から秋にかけては、広い範囲で食料を探すために30~60㎞程飛びます。 冬になるにつれ、食料を安定的に確保できる農家の近くで生活します。
『凄い、鳴き声は文章「鳥語』を発見、鳥は2億年以上も生存!』
『シジュウカラを観察、単語や文法を、世界で始めて証明』
先日(2022/06/30)、日経新聞文化蘭で見つけました。 暗いニュースばかりの昨今ですが、明るいニュース、鈴木俊貴氏の『鳴き声は文章「鳥語』を発見』、『シジュウカラを観察、単語や文法を始めて証明』がありました。
最近は、タイミングよく、シジュウカラは、市街地の住宅地や公園の植栽、山地の林に至るまでいろいろな場所でその姿を見ることができます。 シジュウカラは日本全土に分布する小鳥。 これからは、古希・喜寿・傘寿のお年寄りも、シジュウカラの観察がどこでもできそうです。
記事『鳴き声は文章「鳥語』を発見』の抜粋・引用です。
『シジュウカラという小型の鳥に言葉があることを、世界で初めて証明した。 実はこれまで猿などの霊長類も含めて、人間以外に言葉の存在が証明された例はない。 軽井沢の森で1年の半分以上を過ごし粘り強く観察を続けた僕の論文は、たちまち世界の注目を集めた。
きっかけは生物学を専攻していた大学時代。 シジュウカラが明らかに他の鳥より鳴き声の種類が多いと気づいた。 しかも状況に応じて使い分けている。 動物学や言語学で人間以外は「怖い」「好き」などの感情のみ伝えていて、単語や文法は持たないと考えられてきた。 興味をそそられ「鳥語」を研究すると決めた。
ウエブ情報から引用
先ず取り組んだのが単語の証明だ。 『ジャージャー』。 ヘビが巣に襲いかかると、親鳥が聞いたことのない鳴き声を上げて警戒していた。 『ヘビ』という単語になっているにでは? 証明方法は確立されておらず、手探りで進めるしかなかった。 100個近い巣箱を取り付け、ヘビのはく製を使って実験すると思った通りだった。
とはいえ、『怖い』などの感情を表しているだけの可能性もある。 そこで別の天敵のはく製を見せると、タカなら『ヒヒヒ』と鳴くなど使い分けていることが分かった。 果たしてこの観察だけで言葉を持つといえるだろうか、 用意したのは木の枝だ。 紐を使ってヘビのように動かした。 同時にスピーカ-から『ジャージャー』と聞かせると鳥たちはまるでヘビを見つけたかのように近づいた。
次に証明したのは文章だ。 語順を入れ替える実験で、文法があることまで明らかにした。 天敵のモズがらわれると、『ピーツピ』(警戒しろ)・『ヂヂヂヂ』(集まれ)声を出し、集まってモズを警戒する。
シジュウカラ語の文法
ウエブ情報から引用
「ピーツピ・ヂヂヂヂ」には反応を示したが、
「ヂヂヂヂ・ピーツピ」には無反応だった。
よくここまで、観察・証明できたものです。 ただただ頭が下がります。
(記事投稿日:2022/08/22、最終更新日:2023/09/20、#564)
『ペンギンは南半球だけに生息する海鳥で、飛ぶことが出来ない』
『本当だった、漢字で書くと、「人鳥」「企鵝」という和名も!』
ペンギンの漢字表示ですが、今では使われることは稀『人鳥(じんちょう)』『企鵝(きが、企は爪先立つの意、鵝はガチョウ)』という和名も、あるそうです。 昔、シンガポール動物園で見た一匹でも園内を駆け回る不思議さ・自由さでした。 ペンギンの数え方は羽がないので『羽』ではなく『匹』でも良いようです。
サンダース島のミナミイワトビペンギン (フォークランド諸島)
ウエブ情報から引用
写真に写っているのは、フォークランド諸島に生息する、元気いっぱいに歩き回るミナミイワトビペンギんです。 ペンギンは陸上(とは言っての氷上)を移動する時は、お腹で滑って移動することが一般的です。 しかし、サンダース島も含め、イワトビペンギンが通常生息する場所は岩がちなため、その方法は使えず、段差の多い岩の上を飛び回って移動します。 イワトビペンギンという名前はそこから付けられました。 ペンギンの中で最も数が多いのはイワトビペンギンです。 しかし、環境汚染や魚の乱獲、気候変動から甚大な影響を受け、イワトビペンギンの数はこの 30 年間で約 30% 減少しています。 現在、イワトビペンギンのつがいは 150 万組いると推定されています。 そのうち約100 万組はミナミイワトビペンギンで残りがキタイワトペンギンとヒガシイワトペンギンです。
鳥の写真は『下手の横好き』でよく撮ります。 ブログのモットーは『知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信 (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける「花鳥風月から犬猫太陽」まで)』と花鳥は、月・太陽よりはまだ撮りやすいと思ってます。
今回のミナミイワトビペンギンのユーモラスさ・微笑ましさと比べたく、二点の拙作を貼り付けました。 ご笑覧頂ければ幸いです。
京都の著名なホテルの能舞台にアオサギが舞い降り、対抗してホテルの白鳥が!
上野の不忍池で見た『スズメの学校』
とにかく、整列は大っ嫌いです。
(記事投稿日:2022/01/11、 #455)
『地球史上で凄いのは、3億年の昆虫、続いて1億年の恐竜、さらに野鳥も!』
「始祖鳥の誕生から1億5000万年と続き、今では言葉でつながるほど進化を」
先日(20210914)NHKBSプレミアム『ワイルドライフ「小鳥たちの言葉に迫れ、密着4年‼研究最前線』をみました。 一番驚かされたことは、危険・警戒を知らせる叫びだけでなく、『蛇」が、『フクロウ』が、来たことを『言葉・名詞』を使い分けていることでした。
9月20日(月)午前8:00ほか 放送予定へ
『「長野 軽井沢 新発見!言葉でつながる小鳥たち」
いま、鳥たちの鳴き声に人間と同じような言葉の機能が続々と見つかっている。その筆頭がシジュウカラを始めとしたカラ類と呼ばれる小鳥たち。 「彼らの鳴き声には単語や文章があり、種を超えて会話をしていることまで分かってきた。」 気鋭の若手研究者、京都大学の鈴木俊貴博士が軽井沢の森で行うユニークな研究に4年間密着。 「カラ類」の会話や言葉を使った知恵比べ、さらに「ヒナたちの言語教育」まで、博士も驚く大発見の数々を記録した!』
今は、都市部でも見られる、
コジュウカラ(L14cm、W24cm)
ウキペディアから引用
シジュウカラ(L15cm、W22cm)
ウキペディアから引用
ヤマガラ(L14cm、W22cm)
ウキペディアから引用
コガラ(L13cm、W21cm)
ウキペディアから引用
等々、小形の『スズメ目』『コジュウカラ科』のポピュラーな野鳥が主な研究対象であったことにもひき付けられました。
ウエブ情報にあった『鳥』について引用
最も初期の鳥類として知られているのが、 中生代 ジュラ紀後期の 始祖鳥 ( Archaeopteryx) で、およそ 1億5000万年前である。 現在では大部分の 古生物学者が、 鳥類を約6550万年前の K-Pg境界絶滅イベントを生き延びた、恐竜の唯一の 系統群 である と見なしている。 現生鳥類の特徴は、羽毛があり、歯のない くちばし を持つこと、硬い殻を持つ卵を産むこと、高い 代謝率、二心房二心室の心臓、そして軽量ながら強靭な 骨格 を持つことである。
K-Pg境界(Cretaceous-Paleogene boundary)ウキペディア情報から引用
地質年代区分の用語で、約6550万年前の中生代と新生代の境目に相当する。顕生代において5回発生した大量絶滅のうちの最後の事件。
恐竜などの大型爬虫類やアンモナイトが絶滅したことで有名であるが、海洋のプランクトンや植物類にも多数の絶滅種があった。 種のレベルで最大約75%の生物が絶滅した。 また個体の数では99%以上が死滅した。
K-Pg境界では、後述するように、メキシコのユカタン半島付近に直径約10kmの巨大隕石(チクシュループ衝突体))が落下したことが知られている。 この隕石落下が、大量絶滅の引き金になったと推定されている。
貴重な余生を充実したい傘寿には『昆虫・野鳥・恐竜』には、ますます興味がわいてきました。 特に『百舌・モズ・百舌鳥』も。
(記事投稿日:2021/09/14、#381)