小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

頼まれる前に、こっちから向かっていっちゃえ

2014-07-16 22:20:26 | 教師の仕事術の攻略法
学期末になり、自分が受け持つ算数の授業も一応計画通り済みました。
すると、授業のために教室へ出向く足も必要なくなり、職員室で過ごす自間が多くなってきました。
もちろん、そこでやらなきゃいけない仕事はたくさんたまっているので、ここぞとばかりに机に向かいます。
が、教務という立場上、同僚から何か頼まれたり、校長教頭から呼び出されたり、電話や来客の対応をしたりで、なかなかどっぷりとデスクワークに浸ることができません。
そうなると、なおさら、誰にも声をかけられない時間には机に張り付いて集中力を高めて仕事を進めようとしてしまいます。
となると、気がつけば、自分は、誰かの相手をしているか、デスクワークで自分の仕事をしているか、そのどちらかで時間を過ごす毎日になっていました。
これって、楽しくないんですねぇ
なんというか、仕事の仕方が消極的な気がしたんです。
仕事は自分から追いかけていくべきものなのに、すごく受け身になってしまっていました。
自分はデスクワークがしたい。
しかしそれを妨げるいろんなものがある。
それらに時間をとられることが惜しく思えて、なおさらデスクワークに熱が入る。
そんな自分の姿を客観的に想像すると、嫌な教務主任だと思えました。
今日はスタイルを変えようと思いました。
なかなか人の仕事まで先を読むことは難しいですが、まずはそれをやってみることです。
人に声をかけられる前に、自分から人に声をかけることです。
この時期、人手を必要としていそうな先生に、仕事を進める上で困っていることがありそうな先生に、片っ端から声をかけました。
「何か手伝いましょうか」
「先生の~の仕事、どうですか。進んでますか」
こんな急なおせっかいに、多くの先生は
「あぁ大丈夫ですよ。ありがとう」
でしたが、中には
「あ~ 実は、手伝ってほしいことがあるんですよ。いいですか、お願いして」
の返事もありました。
私も、自分の仕事を遮られてやる仕事ではなく、自分からつかまえた仕事なので、やる気ががぜん違います。
「はいはいなんでもやりますよ~」
ぐらいの感じになれます。
私に頼みたい仕事っていうのは、力仕事かパソコン関係が多いようで、今日は何人かの先生のその手の仕事をいっしょにやりました。
「助かりました~ありがとうございます」
感謝してもらって、こちらも嬉しい限りです。
うん、やっぱりこういう仕事の仕方がいいなと思いました。
こういう教務主任でいたいなと思いました。
不思議と、こんな風に自分から仕事を追いかけていると、たまっているデスクワークも、合間に調子よく進むものです。
仕事もリズムですね、やっぱり。


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