小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

黒板を考える 3 「少なくとも私にはこれが必要です」

2011-09-13 21:09:48 | 授業中の攻略法

一言に「黒板」といっても,結構な種類があるんですね。

緑の濃いもの・薄いもの

チョークで書いた感じが硬いもの・柔らかいもの

黒板消しでチョークの字がきれいに消えるもの・消えにくく残っちゃうもの

そして

使用する先生の身長に合わせて黒板が上下に可動式なもの

なんてものもあります。

理科室なんかでよく見るのは2枚の黒板が上下に並んでいて,スライドして入れ替えることができるタイプ。

他にも,私が見たことないだけで,いろんな黒板があるのかもしれません。

(ホワイトボードや電子黒板は別として…)

長年先生をしていると,「好みの黒板」って出てきますよね。

自分が字を書くのに,書きやすい黒板です。

そんな教室に当たった年はラッキーです。

さて

どんな黒板を使用するにしろ,少なくとも私には必ず必要とするものがあります。

黒板には罫線を引く!

ことです。

子どもの方眼ノートと同じような罫線が黒板にはほしいです。

私の場合「絶対に」かな。

黒板に罫線が引いてあると

○書く字が曲がらずまっすぐ書けます

○グラフや作図がぐんと書きやすくなります

○字のサイズが調節できます

○子どもに黒板を書かせてもある程度きれいに書けます

これらのメリットは授業づくりの強い味方となります。

一般的に黒板とは,何もしない状態だと,まっさらなものだと思います。

そこに上手に字を書き,図を書ける先生はいいですが,なかなか難しいですよね。

自分の体より大きな面に書くわけですから,先生と言えども,何か手掛かりがなければよがんでしまう場合が多いでしょう。

問題は,その先生が「まぁいいか」と思うか「これじゃいかん」と思うかでしょう。

授業に欠かせないアイテムである黒板には,こだわってもいいんじゃないかと私は思います。

この罫線ですが,丁寧に始めから引いてある黒板もあるようです。

これに当たればラッキーですね。

引いていない黒板でも自分で引くことができます。

黒の水性ペンで引けば,見やすく,さらに時間の経過とともに徐々に薄くなっていき,年度交代のころは必要なら消すこともできます。

とりあえずならえんぴつで引くこともできます。

どんな方法で引くにしろ,まっさらな黒板にするのであれば,一言管理職に断りを入れることをおすすめします。

無断でやったら叱るような人も,たまーにいるかもしれません。。。


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