私,テレビに出ちゃいました!
・・・って,テレビ局に社会科見学で訪問したからですが。
(行ったら必ず出れます 笑)
地元のローカル局で,「今日の見学の皆さん」みたいな感じで撮影してくれます。
その日の夕方のニュースの中で,数秒紹介してくれる,あれです。
もちろん,子どもたちは大喜びでしたね。
地元の新聞社にも行ったので,地元紙にも写真が掲載されます。
どちらでも,丁寧に対応してくださって,それぞれのお仕事の様子を分かりやすく教えてくださいました。
完全なボランティアなのに,本当に感謝です。
同時に,やっぱりプロの仕事に,大人の私も驚き,感心させられました。
どちらも情報を正しく,早く届けるための努力がいっぱいでした。
さて
社会科見学などの校外学習,子どもたちは大好きですね。
学校から離れるというだけで,気分が昂るものでしょう。
先生は,浮ついた気持ちでトラブルなど起こさないように,いろんな指導をします。
バスでの決まり
見学中のマナー
昼食場所での過ごし方
などなど。
こんなときに,どれだけ子どもたちが普段から指導されているかが出るような気もしますね。
普段気の抜けている学級が,急に社会科見学でピシッとできるわけありません。
特別な日,その日一回の指導も大事ですが,やはり当たり前の毎日が大事だということです。
校外学習では,そういった生徒指導面が心配になり,それが第一に頭に浮かぶものですが,ここでは
今回の学習の目的を徹底して頭に叩き込ませる!
ことのほうが,第一にくるべきでしょう。
「何のために今日社会科見学に行くのか」
ということです。
朝の,出発式,先生が最初のする話は,見学中のマナーなどの生徒指導的な話ではなく,ぜひ「学習の目的」の話をしましょう。
それが今日一日の柱になり,子どもたちの意識になるからです。
では,その目的とは。
職員会議資料的に言えば「現場で体験的な学習をする」なんて言い方になりますが,子ども向けに変える必要があります。
これは,子どもたちの関心の度合いや,学年段階によっても言い方は変わってきますが,子どもたちに分かりやすく,到達が明確になるものがいいと思います。
「放送局で働く人の努力を5個見つけてみよう」
「新聞社がいい新聞をつくるための秘密を10個見つけられたら合格です」
「情報を届けるお仕事をする人の願いってなんでしょう。あなたなりの答えを帰りに発表してもらいます。」
「今日の発見を来週の授業参観でポスターにして紹介します。」
そういったものが,子どもたちに分かりやすい,学習の目的となるのではないかと思います。
その目的があるから,マナーも必要になる。
そういう順序で話ができるといいですね。
× 1.注意事項 → 2.学習の目的
◎ 1,学習の目的 → 2.注意事項
ですね。