小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

得意技は「学年会の盗み聞き」

2015-10-19 22:05:48 | 教師の仕事術の攻略法
私は教務主任として学校の現状を把握する必要があり、そのための情報収集に努めています。

そんな私がよくするのが
「学年会の盗み聞き」
です。

本校でも週一回、放課後に学年会の時間があって、私はこの時間になると職員室内を徘徊しだします。
不自然な感じに。笑

学年会では、それぞれの学年の
・授業の進み具合
・今後のスケジュール
・学習指導面での課題
・生徒指導上の課題
・学年経営の今後の方針、重点
・各担任の悩み
・保護者との関わり
・やり残している仕事
などが話し合われますが、これはまさしく私の知りたい情報です。

こんな情報をいちいち先生たちに聞いて回るなんてことはできないので(よほどのことがなければ)、これを「盗み聞き」するんです。
学年主任の先生に、こういった情報の報告を求めたり、学年会で使った資料の提出を求めたりするという方法もあるのでしょうが、私としては、それは少しやり過ぎな気がするし、先生たちの手間を一つ増やすことになるので、やっていません。

とある学年の学年会で、こういう声が聞こえてきました。
「校区文化祭に出品する作品を準備しなくちゃね

そのための広幅用紙は、毎年事務室からもらえてたけど、今年ももらえるのかな。

作品の提出締め切りは○日って教頭が言ってたけど、もう少し延ばしてくれると、△日にする図工の作品が出せるんだけどね。

他の学年の作品と内容がかぶらないかな。」

私はこの声を受けて、事務室、教頭、他学年主任に働きかけることができます。
そして、必要な調整が先回りしてできるようになるわけです。

私が動かなければ、それぞれの学年の先生が個々に動くことになるのですが、その手間を少しでも省くことが私の役割だと思ってます。