小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

夏休みなのに先生たちの首を絞めている犯人は私

2015-07-22 21:19:50 | 教師力UPの攻略法
夏休み、入りましたね~
うれしいかぎりです。
でも、担任をしていたときほどの解放感はない気がします。
担任をしていたころは、終業式の日に
「さようなら!」
で、子どもたちを手放したときのあのスッキリ感がたまりませんでした。笑

さて、夏休みに入って初日の職員室。
先生たちも、多忙だった一学期を終えてゆっくりとした時間を持てるかと思いきや…

みんなパソコンに向かって忙しそうです。
うーん、せっかくの夏休み初日のうれしい日なのに、少し意外で、残念な気もしました。
教務主任の私としては、みんながどんな仕事に取り組んでいるのか気になるところです。
羽を伸ばしたいこの日に、みんなはせっせと何をやっているんだ!?

こそ~っとパソコンをのぞいたり、学年間している話に耳を傾けてみると…

先生たちが作っているのは
・授業時数一覧
・学力向上策の成果と課題
・次回職員会議資料
・1学期部会の反省の集約
・2学期分通知表の内容修正
・学校評価アンケート

…これって、全部、私が先生たちに課したものでした。
教務主任から出された宿題でした。
先生たちが夏休み初日にも関わらず忙しそうにしていた原因は、まぎれもなく、私でした。。。

確かにそうです。
私です。
1学期が終わるこの節目の時期に、してもらいたいことがたくさんあって、
「よろしくお願いします」
と伝えたところでした。

だから、それを先生たちがするのは当然のことなんですけど、なんですけど、夏休み初日にこんな姿を見てしまうと、複雑な気持ちになりました。
正直、申し訳なくも思いましたね~
いや、どれも必要な仕事なので、申し訳なく思う必要はないのでしょうが、それにしても… です。

どの仕事も、締め切りにはずいぶんゆとりを持たせているので、急がなくてはいけないものではないのですが、真面目な先生たちなんですね。
早め早めに取りかかるのがうちの先生たちです。
ある人が取りかかると、横にいる人も刺激を受けて、その横も… という感じで、職員室中が仕事にのめり込む雰囲気が出来上がります。
これは本校のいいところだと思いますが、それにしても夏休み…

自分の教務主任という立場の辛さを感じる一場面になりました。
先生たちの仕事がしやすい環境をつくる役目なのに、同時に先生たちを仕事でがんじがらめにしてしまう自分。
必要な仕事ですが、なんとかならんものかと自問してしまいます。

まぁ、でも、先生たちはこれを済ませてしまえば、今度こそ本当の羽を伸ばせる夏休みに入れるわけでしょう。
同時に、今度は私にそれらを集約・集計する大変な作業が回ってくるわけです。笑