小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

先生ごとの職員室滞在時間の違いが意味するもの

2015-03-03 22:26:40 | 教師の仕事術の攻略法
年度末ですね。
担任の先生たちも忙しそうにしています。

教務主任である私は、自然と職員室にいる時間が長くなります。
だいたい、一日の半分は授業をして、あと半分は職員室にいるような感じです。
慌ただしい日は、学校中のあちこちをウロチョロしていますが。
そんな日の方が多いかな。
さて
職員室に長くいる私の目には、他の先生たちが職員室で過ごす姿もよく見えるものです。
おもしろいもので、先生によって、職員室での過ごし方に大きな違いがあります。
まずは滞在時間。
職員室にいる時間の長い先生と、短い先生がいます。
長い先生はよく私と顔を合わせるし、短い先生はあまり顔を合わせません。
極端に短い先生は、定例の会で顔を合わせること以外には、まったく出会わない先生もいます。
これはそれぞれの先生の仕事のスタイルの違いから来るのでしょうか。
職員室にいる時間が長い先生は…
学級を離れるゆとりがある
学級を離れたい理由がある
息抜きを必要としている
職員室で仕事を進めるスタイルにしている
他の職員との関わりを求めている
…そういった感じでしょうか?

逆に、職員室にいる時間の短い先生は
学級を離れるゆとりがない
職員室よりも学級の方が居心地がいい
学級で仕事を進めるスタイルにしている
他の職員との関わりを避けている
…でしょうか?

どちらが望ましいとか、そういう話になると難しいですね。
でも、学級にこもってばかりいるのはちょっと問題かとも思います。
実際、私、教務主任の立場からすると、しょっちゅう職員室に来る先生の方がありがたいです。
必要な連絡がすぐにできるし、その先生の様子から、仕事の充実ぶりとか悩みとかを推し量ることができます。
雑談もして仲良くなれます。
逆に、なかなか職員室に現れない先生は、困り者です。
連絡したいことがあっても伝えられない。
様子が見えない不安もあります。
やっぱり組織で仕事をしていることを考えると、みんなが集う場所には、ある程度のペースで顔を出すようにはしたいものですね。
忙しくて、なかなか職員室にいく暇もない状況ももちろん理解できるのですが、そこはなんとかうまくやりくりして。

ちなみに自分がどっちのタイプだったかというと…
職員室には行かないタイプでした。笑
困り者です。笑
いや、行かなかったのは駆け出しの頃ですね。
理由は、
「職員室に行く暇があるなら、もっと子どもたちと過ごしたい!!」
「職員室に行く暇があるなら、教室で仕事の1つでも2つでも片付けたい!!」
若き熱血教師でしたから。笑
まぁ今思えば、担任の他にたいした校務もなく、学級に張り付いていられる立場だったんですね。
それが年を重ねるごとに、少しずつ他の校務が多くなり、重要になり、他の先生との関わりが必要になってきました。
そこで、必然的に職員室に足を運ぶようになりましたね。
その中で、子どもがいない場での息抜きも覚えたような気がします。