小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

教務主任をしてから上達した地味なこと2

2014-07-08 06:42:28 | 教師の仕事術の攻略法
教務主任をしてから上達したなと思うことの二つ目。
「電話や来客の対応」
これまた職員室の地味なお仕事なのですが。
前はこれ苦手でした。
電話も来客も。
たまに職員室にいて「当たっちゃう」と、ドギマギしていました。
電話で訳のわからない日本語をしゃべったり、来客に失礼な対応をしたりしていたように思います。
私だけでしょうか、学校の先生の弱点のひとつじゃないかと思います。
そういった社会人として必要なマナーのようなものを学ぶ機会がないんですよね。
見よう見まねでやるしかない。

しかし、教務主任をしはじめて、職員室にいる時間が長くなり、電話や来客の対応をする機会がぐんと増えました。
すると、自然と慣れるものですね。
電話で
「校長は所用のため不在ですが、伝言を承りましょうか。」
なんてスラスラと自分の口から出てきたときには、
(うわっ)
ってびっくりします。(笑)
繰り返し経験していると、こういうのはいくつかのパターンがあることに気付きました。
電話の用件とその対応
来客の用件とその対応
しかも学校という場ですので、そのパターンはそんなに多くはない。
あとは、そのいくつかのパターンを覚えてしまえば、それに適した言葉と態度を当てはめて対応するだけです。
それに、教務主任という立場になり、学校の全体像がより把握できるようになったことが、外部の人の要求を理解できるようになったことにつながっていると思います。
どんな人が、学校の誰に対して、どんな用件があるということが、理解できるわけです。
それができていると、対応するときに慌てません。
加えて、電話や来客への対応が上手な人の真似をすることも私の上達法のひとつです。
電話や来客の対応がスムーズで、見てて心地いい人っていますよね。
職員室に長くいると、そういうのを見ることもできて、勉強になります。

電話や来客の対応をしているとき、自分は外部と学校をつなぐ窓口になっているわけですから、相手にいい印象をもってもらうためにも、上手な対応をしたいものだという、そんな意識も芽生えました。
以前にはなかったものだと思います。