小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

4月に赴任してきた先生たちに何と言わせるか

2014-06-16 22:43:13 | 教師力UPの攻略法
学校の今を評価するものとして、いわゆる「学校評価」というものがあります。
保護者向け
子ども向け
地域向け
そして
職員向け
それぞれの評価があります。
今年も6月中旬になり、そろそろ1学期の節目が見えるようになってきて、それらの評価の準備を進める時期になりました。
これについては、本校では基本的に教頭先生が進めるのですが、教務主任をしている今年、私も自然と学校の評価が気になります。
担任時代は、やはりどちらかというと、自分は学校を評価する立場という側だった気がしますが、今では逆です。
自分は評価される学校側にいます。
学校の評価は、少なからず自分も関わっている学校運営の評価です。
ぜひいい評価がほしい。
そう思います。

今後、質問紙方式でいろんな評価をとっていくわけですが、その前に。
私が気にしているのは、今年度4月に赴任してきた新しい先生たちの反応です。
この先生たちが、本校をどう見ているのか、それが気になります。
これは、かなりリアルで信憑性の高い評価だと思います。
学校の外にいた先生たちが、学校の内に入り、そこで仕事をしている。
子どもたちと過ごしている。
まだこの先生たちは前任校の感覚も残っているでしょうし、本校に対して新鮮な感覚をもっているはずです。
この先生たちが
「いい学校だね」
って言ってくれるなら、これはうれしいことです。
逆に
「この学校、やりにくいね」
って言うなら、残念です。
私のように何年もいる先生は、自然とこの学校が自分の中のスタンダードになってくるから、いいも悪いも見えにくくなります。
同時に、長くいる分、学校への愛着が沸くものです。
どちらかというと、学校をひいきめに見てしまうものでしょう。
だからこそ、より客観的な目、客観的な評価というものが必要になってきます。
新しい先生たちの声は、質問紙でとる正式なものよりも、生の声で聞く非正式なものがいいですね。
そっちのほうが、感情もこもっていて、よりリアルです。
くだけた会話の中にもれてくる、先生たちのそんな声に敏感になろうと思います。