小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

学校の外に味方をつくる

2014-06-12 20:12:06 | 教師力UPの攻略法
教務主任としての仕事を、とりあえず把握できてきたかな?という感じのこのごろです。
でも、その仕事の進め方にはまだまだ素人で、苦労を重ねている毎日は相変わらずです。

職員週報を書くのにも
「どんなものを出せば、先生たちにとって分かりやすい週報になるのかな」
通知表作成に関しても
「もっと効率的な作業の進め方はないのかな」
出張者の補教計画を立てるにも
「先生たちに負担をかけないよう工夫できないかな」
職員会議資料の回収に際しても
「提出が遅い先生への効果的な対応の仕方ってないのかな」
そして
身近な存在になった校長教頭との関係について
「うまく渡り合う術はないのかな」
などなど、日々悩みに直面しています。

担任時代には、担任としての悩みがあっても、自分の回りには身近なところに他の担任がたくさんいましたので、見て学んだり、相談したりできる環境にありました。
しかし、学校に教務主任は一人だけです。うちは。
だから、こんな教務主任としての悩みは、一人で悩まなくてはなりません。
あ、もちろん相談できる仲間はたくさんいますが、同じ立場で考えられる人、という意味です。

そうなったときに、学校の外に目を向ける方法が有効なことに気付きました。
先日「教務主任研修会」たるものがあり、同地区内の教務主任たちが集まる会がありました。
そこで、研修の合間のほんの短い時間でしたが、隣に座った別の学校の教務主任の先生と話をしたとき
「忙しいですね」
「ですねぇ」
「そろそろ今年の通知表をつくる時期じゃないですか」
「はい、ちょうどうちもつくり始めました。」
なんて話になり、そこからお互いの通知表作りの作業について情報交換をすることができました。
その先生の学校でしている工夫で、うちではしていないものもあって、目から鱗でした。

なるほど、教務主任は、学校内だけでなくて、学校の外に味方をつくればいいんだ、と知りました。
ほしい情報は、そんな味方が提供してくれることも多いはずです。
外に目を向けず、自分だけで悩んで教務の仕事を進めようとすると、その弊害は学校全体に及ぶことになります。
そうなることを防ぐためにも、積極的に外に情報を求め、学ぶ姿勢をもつ必要性があるということです。

学級担任が、学級にこもって「学級王国」をつくってしまわないようにするのと同じですね。
教務主任は学校にこもることがないようにするべきでしょう。