小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

子どもの自己評価をあいまいにしない攻略法

2009-07-30 08:42:25 | 学級生活の攻略法

「~ができたという人,手を挙げなさい。」

という先生の指示をよく耳にする。私も以前はよく言っていた。

すると子どもの反応は,

周りをキョロキョロ・・・

手を挙げた・・・けどやっぱりおろす・・・

手が耳の横当たりで中途半端・・・

そこで先生は「手は挙げるならピシッと挙げる!こう!」と注意する。

こんな風に,子どもが自分を自己評価する場面では,「手を挙げさせる」という方法はむかないようだ。

なぜなら,子どもの自己評価自体があいまいだし,手を挙げるという行為もあいまいにできる。

こんなときの攻略法は,これだ!

「できた人は,立ちなさい!」もしくは「できた人は,座りなさい」!

である。

全員を座らせておいて,立たせる。

全員を立たせておいて,座らせる。

この行為は,絶対にあいまいにできないのだ。

だから,子どもも自己評価を明確にせざるを得なくなる。そこがねらいだ。

加えて,こうすれば,できた子とできなかった子がはっきりと区別される。できた子は立った状態(もしくは座った状態)で,堂々とできるし,できなかった子はその場に居づらくなり,反省する。

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