今日のNHK俳句は、夏井いつき先生が季語の力を検証。
兼題「七五三」の入選句 家で転ぶ家出て転ぶ七五三(石井一草さん作)の下五に別の季語を代入してみせることで、季語の力がよく分かるようにして解説してくれました
「受験の日」を付けると後日の芳しくない結果まで想像させちゃう(T_T)
「春の雲」「秋の暮」などの大きな季語を入れると鑑賞の幅が広がり、読み手の力量や人生経験があれば実に深く味わえる訳です。
他の七五三俳句についての解説では「誰が」「何を」「なぜ」を言わずに想像させるように詠むんだよと。
句会の顔ぶれを想像してちゃんと解釈してくれるか心配になることがあるのですが、季語の力と読み手の鑑賞力を信頼して句を作ることが肝要ですね。
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