共通テーマ「曲がる」でSが書いた詩を投稿します。
茶杓
竹を
細く縦割りにした竹を
中ほどに節がある竹を
20センチ位にちょん切る
その一方の先を蝋燭でゆっくり矯める
矯めなくては話にならない
曲線があるから抹茶を掬える
幅も長さも少しの違いはお好み
関取にピッタリの大きさ
小学生一年生の手に丁度いいのも可愛いい
自由に矯めて
誰でもが丁度いい寸法に作る
一本の茶杓も千変万化
規定はある
自由もその至近距離にある
茶杓
竹を
細く縦割りにした竹を
中ほどに節がある竹を
20センチ位にちょん切る
その一方の先を蝋燭でゆっくり矯める
矯めなくては話にならない
曲線があるから抹茶を掬える
幅も長さも少しの違いはお好み
関取にピッタリの大きさ
小学生一年生の手に丁度いいのも可愛いい
自由に矯めて
誰でもが丁度いい寸法に作る
一本の茶杓も千変万化
規定はある
自由もその至近距離にある